施術直後に個室に入れられた時の遅番の担当看護師さんは男性だった。あまり口数が多い方ではなく髪は染めた若い男性だった。
病室に入った時は施術用のガウン1枚で胸元が寒いので
「パジャマに替えて欲しい」
と言ったら
「ダメだな〜」
と言われた
「看護師さんのように若い方ならこういう格好でも平気だろうけど、年寄りには辛いんだよ」
と言ったら、しばし考えてから
「パジャマでも良いか」
と着替えさせてくれた
多分、パジャマだと心電図が付けにくいのだのう
個室に入れられる患者はトイレなど動く時は必ずナースコールを押して看護師さんを呼ばないといけないルールのようだった。
施術後の身体になんの不自由もなかったので立って歯磨きしてたら、無言のままお尻をポンと叩かれた。
入院4日目に再び夜勤でこの看護師さんが担当になった。朝に電気が点きカーテンが開けられてしばらくすると無言のままトレーを持って病室に入ってきた。
「何をするんですか?」
「検血」
「あ〜、ここでやってくれるんだ」
こんな風に寡黙なのです
でも、どこかに
表情で優しさは滲み出てはいる
看護師さんにも色々な方がいるので観察しているのも楽しい。
人間って、おもしろいな〜!
AIには、真似できないと思うよ