ヨーロッパ選手権で、太田由希奈さんの解説聞いてたら、演技がみたくなった。
もう一人の日本の至宝になるはずだった。過去の演技を見るたび残念感がつのる。
あの怪我が無ければ・・今頃は・・。

中でもこん時のが一番好きかなあ。
スケートカナダ2003SPダウン



63点台なんて今でもなかなか出ないぞ!!
しかもこの時、16歳の演技なんて・・本当に凄い素材だったと改めて思うよねえ。
バレエの素養と、俗に言う「間の取り方、魅せ方」音楽を感じる力。全て一体化してる。
こんな選手が日本人だなんて・・。嬉しいねえ。

浅田選手と、鈴木選手を合体させて更に昇華させた感じと言えばいいのかなあ?
そんで、太田さん衣装もどれもセンスが良くて素敵なんだよねえ。今見てもオシャレに見えるのだから
当時は更に斬新でオシャレだったんだろうね。

自分の中では、カタリーナ・ビットより太田さんのが上なんだけどね。
順調にいってたら世界的にもそうなれたかも知れないと思うよ。何度も言うが実に惜しい。

少し前に「鐘」は浅田選手しか出来ないだろうって言ったけど、もしかしたら太田さんならまた違う味で出来たかも知れないと今ふと思った。

実際少し前まで、浅田選手にも魅せるっていう意識が少し欲しいなあ。と思ったことはあった。
その方が点数貰いやすいしね。でも今は違う。浅田選手には、無色透明な魅力があり、
無色透明がMAO・ASADAの色なのだということを、世間に知らしめて欲しいと願っている。
浅田選手の演技を見ていると心が洗われる感覚になる。物凄くまっさらだ。

人が本当に感動するとき、心が洗われるとき。
真っ青な空を見た時、突き抜けるような大地を見た時、澄んだ空気の中で登る朝日を見た時。

とにかく何の飾りもない本物を見た時にこそ深い感動が得られるし、時として人生観まで
変わることもある。

それが出来る選手は後にも先にもMAO・浅田しかいない。だから今では何も変わる必要がなくこのまま今のスタイルを貫いて、フィギュア芸術の世界を自ら造りだして欲しいと願ってるよ。

と、なんでか話がそれてしまったような気がしないでも無いが・・・。
今日はこの辺で・・これ以上書くとまた、いつもの愚痴が始まるので・・。

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