1本で高い満足感を得られるバナナは、朝食にもおやつにも活躍する頼もしい食品だ。
  栄養価の高いフルーツで キッチンに常備するとよい
  おいしく腹持ちも良いバナナには、ダイエットや成人病の予防、疲労回復効果など、
  数々のメリットが隠されている。 が 過剰に食べすぎると一定のリスクもある

   ◆ダイエットをサポート
   バナナはダイエットの味方になる食品として、大いに期待できそうだ。
   バナナは食物繊維を豊富に含み 体重の減少を助けると指摘されている。
   バナナ1本は平均100キロカロリー前後と低カロリーだ
   おやつにスナックを摂るよりは、バナナを食べた方が体重のキープに結びつくだろう。

   ◆豊かな栄養
   バナナは 1本あたりの主な栄養素は、

   たんぱく質1グラム、

   食物繊維3グラムとなっている。
   ビタミンCは1日の推奨量の12%ほどを補えるほか、
   ビタミンB2は7%、カリウムは10%、 
   マグネシウムは8%など、
   1本で多くの栄養素を補給することが可能だ。
   炭水化物も29グラム含まれるが、熟れる前のバナナに限っては、
   ほとんどがレジスタントスターチと呼ばれる難消化性でんぷん
であるが
   食物繊維として大腸に届き、不用物の排出を助けてくれる。

   ◆血圧を抑える
   成人病としては糖尿病も気になるところだが、このリスクも低減してくれる
   予防の意味でバナナなど食物繊維豊富な果物を食べるとよい。
   血糖値の抑制に効果がある
   バナナの食物繊維が2型糖尿病のリスクを下げる効果があり、
   すでに罹患している人の血糖値を下げる傾向も確認された。
   さらに、糖尿病を発症する状態として、臓器がインスリンに反応しにくくなる「インス        リン抵抗性」があるが、
   バナナに含まれるレジスタントスターチは インスリンへの感受性を向上してくれると   の研究も出ている。

   ◆糖尿病を予防
   成人病としては糖尿病が気になるが、バナナはこのリスクも低減してくれる
   予防の意味でバナナなど食物繊維豊富な果物を推奨している。
   血糖値の抑制に効果がある
   食物繊維が糖尿病のリスクを下げるとの結果が出ている
   患している人の血糖値を下げる傾向も確認された。
   臓器がインスリンに反応しにくくなる「インスリン抵抗性」があるが、
   バナナに含まれるレジスタントスターチはインスリンへの感受性を向上してくれる

   ◆腸内環境を改善
   バナナには水溶性食物繊維のペクチンが多く含まれている。
   これによりコレステロール値を抑制する働きがあるほか、
   腸内環境を整え腸の働きを 正常に保ってくれることが研究によりわかっている。
   さらに、お腹を下して栄養分が不足しがちなときも バナナは役立ちそうだ。
   下痢によってカリウムなど電解質が失われがちだ こうした時栄養の補給に適してる。

   ◆疲労回復に
   カリウムやマグネシウムなど電解質が豊富なバナナはアスリートに最適の食品である。
   負荷の高い運動をこなした後は発汗によって電解質が失われがちだ
   バナナを食べることでカリウムとマグネシウムをすばやく補給することができる。
   電解質の補給により、運動後の筋肉の痛みとけいれんの予防効果がある。
   ショ糖や果糖などのエネルギー源と食物繊維が含まれているため、
   エネルギーへの変換がすばやく、しかも持続的に行われるためだ。

   ◆がん予防にも
   がんの一種である白血病は、異常なリンパ球が増殖する病気だ。
   バナナに含まれるレクチンには、白血病化したリンパ球の 増殖を防ぐ効果がある 
   フリーラジカルと呼ばれる不安定分子が体内で増えると、細胞にダメージを与え、
   がんに結びつく可能性があるとされている。
   これに対して、レクチンは抗酸化物質であるためフリーラジカルを除去する働きがある
   バナナはビタミンCも多く、これもレクチンと同様、抗酸化作用に優れる栄養素だ。
 
    ◆虫刺されのかゆみを軽減してくれる
_     これはまだ、科学的には証明されていないことですが、
    バナナの皮に含まれている多糖には、鎮痛効果があると言われています。
      実際、地域によっては、蚊に刺された箇所に塗ることもある。

   ◆青アザに効く!?
    青アザができた皮膚のところに、バナナの皮をすり込む。
    あざの上に、皮の内側のヌルヌルを10〜30分こすりつける
    するとアザが消える…とまではいかなくても、ある程度の効果が期待できるそうだ。
    塗った後絆創膏で覆って一晩おくと消えるかも(キスマークもってかぁ)

    ◆歯を数分間、バナナの皮のペーストです分間 歯を磨く。
       これを1ヶ月続けると、真っ白い歯を手に入れることができるかもしれません。
      バナナの皮に付着するミネラルが、歯垢やステインを落とすのに
      効き目があるのです。一度、騙されたと思って試してみては?

    ◆一緒に焼くと お肉が柔らかくなる
       お肉を焼く時は、フライパンの中に一緒に入れるべきかもしれません。というのも、
       バナナの皮がもつ酵素がタンパク質に作用して、お肉をやわらかくしてくれるから。

 .   ◆ ニキビ
    バナナの皮は、ニキビとの戦いの救世主です。バナナの皮の内側をお肌の上に
    やさしくこすってください。そして 絆創膏で覆って一晩おきます
    翌朝 しっかり洗顔する。これを繰り返すと 数日後には効果が現れているはず

  ※バナナを食べるのデメリット
    ◆リスク1.便秘
    優秀な食品であるバナナだが 未熟なバナナは難消化性でんぷんを多く含むため、
    食べすぎると腸の働きがスムーズにいかなくなることがある。
    また 青いバナナが含むペクチンは腸内の水分を奪うため、
    便が固まりがちに
なり、いっそう便秘になりやすい。バナナは完熟を食べること

    ◆リスク2.眠気
    バナナには必須アミノ酸のひとつであるトリプトファンが含まれているが、
    これは寝つきをよくする効果でも知られる。
    バナナが含む炭水化物にはアミノ酸が脳に流入するのを阻止する作用があるため、
    脳内でセロトニンの産出が活発化し、これも眠気を導くことになる。
    さらにはマグネシウムも筋肉のリラックス効果を生むとされている、
    完熟バナナは食べすぎると睡くなる

    ◆リスク3.虫歯
    バナナには果糖が多く含まれている。砂糖とは異なる天然の糖分だが、
    食べた後 ペーストとなって歯間に残りやすい
    さらに、バナナに含まれる酸が歯のエナメル質にダメージを与え、
    虫歯のできやすい環境を作ってしまうことも考えられる。
    寝る前に食べるとよいが 歯を磨いて寝ること

    ◆リスク4.体重増 
    腹持ちが良くダイエットに適したバナナだが、食べすぎると体重が増えてしまうだろう。
    間食の熱量としては無視できない バナナを食べるなら ほかの間食は控えるなど、
    総合的なカロリー摂取量を意識して食生活に取り入れたい。

    ◆リスク5.高カリウム血症
    バナナはカリウムを多く含む食品だ。食べすぎにより、
    血液中のカリウム濃度が異常に上昇する高カリウム血症を招くことがある。
    高カリウム血症の症状としては、筋力の低下、一過性の麻痺、不整脈など
    ただし、高カリウム血症は短時間に40本以上のバナナを食べた場合に
    発症する計算となるため、常識的な量を食べている限りは 恐れることはない

 
    ◆リスク6.頭痛
    熟したバナナを多く食べると、頭痛を引き起こす可能性がある。
    アミノ酸が多く含まれており、アミノ酸には血管を拡張する作用があるためだ。
   過剰に摂取した場合の副作用となる フルーツなのでたくさん食べても身体に良い
   イメージを持ちがちだが、一度に過剰に食べすぎず無理ない範囲で食生活に取り入れる