「 好き嫌い好き 」

あなたを応援する詩

平成30年5月9日

詩 : 末松  努

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やりたいことができない

いままでやってこれた試しがない

実績がない

だから

ぼくはぼくを全力で否定してきた

これからだってそうだ

間違いないと未来を全力で否定してきた

 

ぼくはぼくを恐れていた

いまのぼくから違うぼくへ変わることを恐れていた

 

どうやっても元に戻るのは

ほんとうはいやなぼくが大好きだから

 

いやなのに

その方がいいと信じているから

 

これからできる

たった一つの実績が

やがて

二つとなり

三つとなって

ぼくが変わることを信じられないから

 

逃げていたのは

目の前のできごとでも

誰かのせいでもなかった

ぼくが

新しいぼくになることを拒んだからだった

 

だからぼくは

もっとぼくを好きになろうと思った

どんなぼくでも好きになろうと思った

 

いやなぼくではなく

好きなぼくになり

ぼくがぼくを信じ

変わり

全力で肯定するために