たまたま、妻から「蜂ってどの蜂もハチミツを作っているの?」と聞かれたことから調べてわかったことを綴ります。
ただし、にわか知識ですので、間違っていたらゴメンなさい🙇
あっ!ちなみに、読み進めると、その内容は相当グロテスクな場面も出て来ますので、食物連鎖の食べる、食べられるのやり取りが苦手な方は気をつけて読み進めてくださいね!
まず、私の中で知名度が高いトップ3のミツバチ、アシナガバチ、スズメバチについて調べました。
ミツバチは蜜を溜めますが
アシナガバチやスズメバチは蜜を溜めません。
その理由は2つあります。
一つ目の理由は、アシナガバチもスズメバチも肉食系であるから。
二つ目の理由が重要なのですが、ミツバチは、女王蜂も働きバチもともに冬越しをするので、冬越しの食糧として蜜を溜めるそうなのですが、
なんと!
なんと!
アシナガバチやスズメバチは女王蜂と働きバチともに1世代限りで死んでしまうから、そもそも、冬越しのための食糧としての蜜を溜める必要がないそうなのです。
また、スズメバチやアシナガバチの主食にもその秘密があるようです。
彼らは肉食で、イモムシや他の昆虫を狩りますが、実は「成虫はお腹が細すぎて固形物が通らないから、固形物を食べられない」という秘密があるというのです。
確かに、アシナガバチのウエストって…キュッとしていて、ホソッ!って感じですよねー。
だから、アシナガバチやスズメバチは、狩った獲物は噛み砕いて団子にして、すべて巣の幼虫に与え、その代わりに、幼虫がお礼として口から吐き出す「栄養たっぷりの分泌液」を成虫はもらって主食にしているというのですから…驚き!ですよねー。
このように、幼虫と成虫でギブ・アンド・テイクのやり取りをしているため、アシナガバチやスズメバチには、蜜を溜める」という習慣がないそうなのです。
話は戻りますが、アシナガバチやスズメバチは女王蜂も冬越しをせずに1世代で死んでしまうと書きましたが、その辺りをもう少し詳しく綴ります。
アシナガバチやスズメバチの女王バチは夏から秋にかけて、新しい女王、つまりは次世代の女王バチを産み、育てて、その新しい世代の女王蜂だけが単独で朽ち木などの中に潜って冬越しをするそうです。
そして、春になったら、アシナガバチやスズメバチの新しい女王蜂は自分一人で巣を作り、そこに卵を産みつけて、新しい群れとなるファミリーを作るそうなのですが…
ここで疑問が…
女王蜂は一匹で冬越しをするんですよね?
他の蜂たちは皆んな死んでしまうんですよね?
えっ?どうやって卵を産むの?
交尾する相手もいないのに?…って思いますよねー。
そこで、アシナガバチの生態について順序よくご説明します。
まず、その年の女王蜂はたった一匹で冬越しをして、自分一人で巣を作り、卵を産みつけて、卵のお世話、巣の防衛、巣の拡張、餌の狩り、幼虫のお世話などをたった一人でやるそうなのです。
よっ!さすが👍女王様!って言いたいところですが、すごい大変なことですよねー。
でも、そうやって、働きバチを誕生させると、今度は役割分担がなされて、女王蜂は本来の役割である子作りに専念をして、子のお世話、巣の防衛や巣の拡張、エサの狩りなどは、全て働きバチがやってくれるそうなのですが…
なんと!
なんと!
この働きバチは全てメスだけだというのですから驚きですよねー。
そして、エサが豊富にゲットできる夏から秋にかけて、ようやく、次世代の女王蜂とオスの蜂になる卵を産み、次世代の女王蜂とオスバチを何匹も誕生させるそうなんです。
ここで疑問が出て来ます。
そもそも、一匹の女王蜂がどうやって、卵を産むのか?
そして、どうやってメスの蜂とオスの蜂の産み分けができるのか?
まず、女王蜂は春に、たった一匹で産卵できる仕組みは次の通りです。
次世代の女王蜂は、冬越しの前にオス蜂と交尾を済ませておいて、自分の体内の袋にオスの精子を保管しておけるそうなのです。
だから、たった一匹で冬越しをした後でも、産卵が可能なんだそうです。
すごい👍ですよねー。
でも、オスとメスの産み分けは?という疑問に対する答えは以下の通りです。
女王蜂が自分の体内に保管してあるオスの精子を使って卵を産むと、つまり、受精卵からはメスだけが生まれて、オスの精子を使わずに産卵をした未受精卵からはオスだけが生まれる仕組みなんだとか。
そもそも、未受精卵なのに生まれるのか?という謎も残りますが。
まあ、とにかく、女王蜂はこのようにして、春には働きバチとなるメスだけを産み、育てて、まずは自分の群れを大きくし、自分の巣を拡張するのです。
そして、季節が夏から秋にかけてエサが豊富に狩れる時期になると、今度は、次世代の女王蜂候補とその交尾役候補のオスの両方の卵をたくさん産み、大切に育てるそうです。
ちなみに、春に生まれたメス蜂、つまり、働きバチと、その後に次世代の女王蜂候補として生まれるメス蜂とは、何も変わらないそうです。
その違いは、幼虫の頃に食べたエサの量、すなわち、子どもの頃にたくさん栄養をとった夏生まれのメス蜂は次世代の女王蜂候補となり、一足早く春に生まれたメス蜂は、栄養が足らずに働きバチとして生涯を終えるそうです。
ちなみに、蜂といえば、針(ハリ)ですが、夏生まれのオス、とはいっても、オスは春には生まれませんが、蜂のオスにはハリがないそうです。
その理由は、オスの役割が、獲物をとることでも、巣の防衛でもなく、ただ単に、次世代の女王蜂と交尾をして、次世代の女王蜂の体内に精子を提供することだけだからと。
秋になると、次世代の女王蜂たちと交尾役のオスたちが一斉に巣立って行き、そのまま空中でオスが次世代の女王蜂と交尾をするのですが、オスの多くが交尾をしたときの反動で、自分の生殖器の一部をメスの体内に残したまま、オスの内臓は破裂して、そのまま地面に落ちて死んでしまうそうです。
まれに、無事に交尾を終えて生還するオスもいるそうですが、働きバチたちによって、巣からは追い出されて、行くあてもないまま、力尽きてそのまま死んでしまうそうです。
最後に、未受精卵なのに卵が孵るのはなぜか?についてです。
これは「単為生殖」と呼ばれる繁殖戦略で、昆虫の世界ではよくあるそうなのですが、女王蜂の卵は精子による刺激がなくても、自力で細胞分裂をはじめて、そのまま子どもの形に成長するそうなんです。すごいですよねー👍
あっ!それから、アシナガバチとスズメバチの生態の仕組みはだいたい同じなんだそうですが、いくつか違いもあります。
スズメバチは、アシナガバチよりも群れの規模がずっと大きくなるので、女王蜂一匹ではじまった巣が手狭になると、巣丸ごと巨大な巣へと引越しをするそうです。
さらに、秋になり、次世代の女王蜂たちと交尾役のオスたちが巣立つ直前から、スズメバチの巣を取り巻くファミリーの蜂同士の関係は「カオス」となるそうです。
働きバチたちは、それまで大切にお世話をしてきた幼虫やサナギを「もうこれからの季節では育てる価値もない」と判断をすると、迷わず、自分たちのキバで殺傷して、肉団子にし、その体液を次世代の女王蜂たちに与えて、巣立ちを迎えさせるのだと。
その後、残された働きバチたちは互いに殺し合ったり、自分の母親である女王蜂を巣から追い出したり、最悪の場合には、噛み殺して、その体液を吸い取ったりして、スズメバチの巨大な群れは一世代限りで壊滅するそうです。
なんと…壮絶な生涯なんでしょう…。
というわけで、ハチなら皆んな蜜を溜めるのか?という素朴な疑問からはじまり、アシナガバチの生態の仕組みや、壮絶なスズメバチの終焉に至るまでの…にわか知識をまとめてみました!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊

