1911年(明治44年)のこの日、日本橋が木橋から現在の石橋に架け替えられ、その開通式が行われた。

開通式は午後1時から行われ、天候は小雨にも関わらず、大勢の見物客が押し寄せた。その数は100万人とも言われ、あまり群集が殺到したため、ケガ人が出るほどの騒動だった。

日本橋について

日本橋は、江戸時代に東海道・中山道・日光街道・奥州街道・甲州街道の五街道の起点となった橋である。初代の木造の日本橋は1603年(慶長8年)に架けられた。

日本橋は地名にもなっているが、江戸の中心にあり、街道の起点であることから、その名前が付けられたといわれている。また、江戸の中で最も賑わう場所として、浮世絵による風景画に多く描かれた。

江戸は火事が多く、木造の日本橋は幾度も焼け落ち、現在の石造の日本橋は20代目に当たるとされる。その日本橋は石造りのアーチを2つ並べた形で、道路橋梁としての技術的な完成度の高さと、欄干部に施された和漢洋折衷の装飾が評価されて、1999年(平成11年)に国の重要文化財に指定された。

日本橋

橋の中央には「日本国道路元標」の文字が埋め込まれており、裏側には当時の内閣総理大臣・佐藤栄作(さとう えいさく、1901~1975年)の名前が刻まれている。

 

   

 

 

    

 

愛知県名古屋市昭和区に本社を置き、数多くの飲食料理店を全国で展開する株式会社木曽路が制定。

日付は卒業・入学・就職などのお祝いごとが4月に多いことと、「しゃ(4)ぶ(2)しゃぶ」と読む語呂合わせから。同社の「しゃぶしゃぶ・日本料理 木曽路」では、厳選された上質な牛肉を秘伝のごまだれで食べる「しゃぶしゃぶ」をお値打ちな価格で提供している。お祝いごとや家族の集まりにぴったりのこの「しゃぶしゃぶ」の美味しさをより多くの人に知ってもらうことが目的。記念日は2019年(平成31年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

しゃぶしゃぶ

同社では他に、2月9日を木曽路「肉の日」・木曽路「ふぐの日」、4月8日を木曽路「すきやきの日」、9月1日を「しゃぶしゃぶ・日本料理 木曽路の日」としている。

同店は、大宴会場での忘新年会や歓送迎会、小宴会場・個室での親しい人との会合、同窓会・自治会の集まりなど、各種の宴会でも利用できる。また、しゃぶしゃぶや、会席料理など、要望や季節に合わせて多彩な宴会料理を用意している。その他、結婚や出産、還暦のお祝いなど多様な用途で利用できるコースメニューやお座敷も用意している。

宴会料理

 

 

     

 

1951年(昭和26年)のこの日、政治家・岩倉具視(1825~1883年)の肖像の500円札が日本銀行より発行された。

当時の1,000円札と100円札の間を埋めるべく500円札(B号券)が発行された。表面は岩倉具視、裏面は富士山。寸法は縦76mm、横156mm。確認しにくいが、野菊と「500」の透かしが入っている。この500円札は1971年(昭和46年)1月4日に支払いが停止された。

500円札(B号券)
500円札(B号券)表面
500円札(B号券)裏面

1969年(昭和44年)11月1日に500円札(C号券)の発行が開始された。B号券と同じで、表面は岩倉具視、裏面は富士山。寸法は縦72mm、横159mm。原画像はB号券と同じものを使っているため、全体的なデザインはよく似ているが、印刷はより精緻になった。透かしは桜花と波線で、その部分には印刷がされていないため容易に確認できる。

500円札(C号券)
500円札(C号券)表面
500円札(C号券)裏面

1982年(昭和57年)に500円硬貨が発行された後も、1985年(昭和60年)までこの500円札の製造は続けられ、1994年(平成6年)4月1日に支払いが停止された。以後は500円硬貨がその替わりを担っている。