友人から、持ち運び用のノートを探しており、
一緒にPC買いに行ってほしいと依頼があったため、付き合う。
主な用途は、外出先での会議の最中のメモ(議事録書き)

ビックカメラに行って、向かったのはまずはATOM PCコーナー
いくつかPCを見て、9インチ程度の画面サイズでは小さすぎとのこと

お勧めは、VAIO X
CPUはATOM、ドライブは別売りだが、画面は11.1インチ(1366×768ドット)にSSD128ギガもOK
なにより厚さ13.9mmで、バッテリー込みで655g
お値段張るけど、要件は完全に満たしているし、なにより軽い!かっこいい!
ATOMだけど、Zシリーズだし

・・・だけど結局お金で、Wシリーズに
液晶も10.1型ワイド(1366×768ドット)となり、CPUもランクダウン
厚みも倍以上になり27.5mm(最厚部32.4mm)
何より重量が1.19kgになったことが、残念。
自分が買うわけでもないのだが


ということで、ATOMについて調べてみる
ラインナップについては、きれいな分けが難しい。
用途で分けるかテクノロジーで分けるか。

Atomは、元来組込み用途やMID(Mobile Internet Device)といった非PC分野、
インテルにとっては未知の市場をターゲットにして開発されたCPUだ
新しい世代のCPUとなっても性能は上がらず、小型化や消費電力引き下げが
ひたすら追求されてきた

最近では、他のデスクトップ、ノートブックPCと同じく
発熱源であるグラフィックスエンジンが、CPUと同じ最新の製造プロセスである
微細プロセスルールとHigh-kメタルゲートを利用されることを通じて
ノースブリッジが提供してきた機能を、すべてCPUに取り込み
パッケージ面積の縮小と消費電力の削減を図っている

性能は世代でそれほど変わらないみたいだし、
性能に不満があるならATOMはあきらめろってことかな。
あとは、連続動作時間とデザインくらいで選ぶものなんかな


===VPCX11ALJ・VPCX11AKJ \143,800
http://www1.jp.sonystyle.com/Product/Computer/Vaio/X/VPCX11ALJ_VPCX11AKJ/
VAIO本体 VPCX11AKJ (Home Premium) ¥89,800
Atom Z550 (2.00GHz)/メモリー 2GB(オンボード)/X11 \10,000
長期保証<3年ワイド>/VPCX11A
Sバッテリー/X11
SSD 約128GB (128GB×1)/X11 \10,000
WiMAX搭載/X11 \0
ワイヤレスWANなし/X11 \0
マカフィー・PCセキュリティセンター(60日限定版)/X11 \0
Office Personal 2007 with PowerPoint/X11 \30,000
[IDL(X11AKJ/ゴールド)]/X11
[日本語配列キーボード/ゴールドパームレスト]/X11
My VAIO Pass プレミアム(本体付帯サービス)
Xシリーズ布キャリングケース「VGP-CKX2」 ¥4,980


===VPCW21AAJ・VPCW21AKJ \96,780
http://www1.jp.sonystyle.com/Product/Computer/Simulation/W/VPCW21AAJ_VPCW21AKJ/
VPCW21AKJ (Home Premium)
ホワイト(Atom N450:1.66GHz/WWANなし)/W21
メモリー 2GB (DDR2 667/2GB×1) /W21
長期保証<3年ベーシック>/VPCW21A
Office Personal 2007 with PowerPoint 2007/W21 \30,000
マカフィー・PCセキュリティセンター(60日限定版)/W21
Sバッテリー/W21
HDD 約250GB (2.5型/5400回転/分)/W21
日本語配列キーボード/W21
ノートンオンラインバックアップ(60日期間限定版)/W21
[IDL(W21AKJ/ホワイト)]/W21
[NAM(ホワイト/WWANなし)]/W21
My VAIO Pass プレミアム(本体付帯サービス)
Wシリーズ用アクセサリーキット(ピンク)「VGP-AKW1/P」 ¥4,980

===
http://maximums.gatt.nobody.jp/cpu.html
製品 FSB・QPI・HT / キャッシュ(KB) クロック(MHz)コア/スレッド数 1MHz当の効率 Northwood換算値
Atom Z550 Silverthorne 533 / 512 2000 1C / 2T 0.800 1600
Atom N450 Pineview   667 / 512 1666 1C / 2T 0.833 1400
Atom D510 Pineview   667 / 512 x 21666 2C / 4T 1.167 1900
Core i7 620QM (2.66GHz) Arrandale  2500 / 4096 2733 2C / 4T 3.053 8300


===Intel Atom
http://ja.wikipedia.org/wiki/Intel_Atom
 Atom(アトム)は、米国時間2008年3月2日に発表されたインテル社が開発製造するマイクロプロセッサ。過去にインテル社のモバイル・組込向けプロセッサはIA-32製品ではなく、DEC (Digital Equipment Corporation) 社から買収したStrongARM部門の製品と、それを発展させた製品をXScaleブランドで販売していた。XScaleは携帯情報端末や組み込みシステムのプロセッサとして採用され多くのPocket PCに採用された。
 刷新されたCPUコアでは電力消費低減のため、インテル社の最新CPUでは当たり前となったアウトオブオーダー実行構造を捨て、インオーダー実行を中心としていたi486やPentium時代の、比較的古いマイクロアーキテクチャに立ち返り、再設計された。2次キャッシュの容量やFSBの速度はモバイルPentium 4-Mと同程度。実質的な処理速度でも、同クロックのWillamette・NorthwoodのPentium 4やNorthwood-256kのモバイルCeleron、Prescott-V(Prescott-256K)のCeleron Dなどと同程度であるが、同クロックのZ530(FSB533MHz 1.6GHz TDP2.2W(HT))とモバイルPentium 4-M(Northwood FSB400MHz 1.6GHz TDP46.8W)とで比較した場合、TDPは後者の約4.7%となり、エネルギー効率は格段に向上した。


 MID 向け: プロセッサーナンバー Z500番台
ノートパソコン市場向けのインテル社の製品ブランドの1つCentrinoと結び付けられた「Centrino Atom」(セントリーノ・アトム)という製品群は、低消費電力が求められるデジタル・モバイル機器などでの採用を想定していた。インテル社のウェブサイトでは、ノートパソコンとPDAとの中間に位置するネットブックや組み込み機器向けとしている。CPUコアはコードネーム「Bonnell」(ボンネル)と呼ばれている。Bonnellを採用した製品は複数公表されており、それぞれ対象とする市場が異なる[8]。
Silverthorne - MID(モバイル・インターネット・デバイス、Mobile Internet Device、2008年4月に米インテル社が示した新たなノートパソコンのカテゴリー)


 ネットブック向け: プロセッサーナンバー N280/N270、N470/N450(Pine Trail) 
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0912/21/news064.html
インテルは、12月21日(米国時間)にグラフィックスコアとメモリコントローラをCPUに統合した新しいAtomシリーズと、対応するチップセットを発表した。グラフィックスコアを統合したインテルのx86系CPUとしては、初めてのモデルとなる。今回発表されたAtomは、Netbook向けの「Atom N450」と、デスクトップPC向けの「Atom D410」「Atom D510」の3モデルで、それぞれに対応する「Intel NM10 Express」チップセットも同時に発表された。 新しいAtomは、45ナノメートルプロセスルールとHigh-kメタルゲートを導入して、消費電力とパッケージサイズの小型化を実現、従来のAtom NシリーズとIntel 945Gシリーズチップセットで構成するプラットフォームと比べて、平均消費電力を約20%削減した。また、CPUにグラフィックスコアとメモリコントローラを統合したことで、従来3チップ構成だったプラットフォームが2チップで構成可能になる。このことが、システム全体におけるTDPの抑制と、プラットフォームの実装面積の削減につながるとインテルは説明する。資料によると、Netbookではプラットフォーム全体の実装面積が60%縮小し、デクストップPCでも、実装面積が70%縮小し、TDPが50%削減されたとしている。


 簡易用途デスクトップ PC 向け: プロセッサーナンバー 330/230、D510/D410(Pine Trail)
2008年9月より出荷された330は、CPUパッケージに230を2個搭載させたデュアルコアモデルである[5]。330はまずデスクトップパソコン(ネットトップ)において発売を開始、2009年6月にはネットブックへの搭載機種が発売された[6]。330搭載のネットトップについては消費電力が少なく、相応の性能があるため、主に超小型ベアボーンやショップブランドパソコンとして発売されており、ファンレス製品もある。2009年12月には、開発コードPine Trail-Dと呼ばれていた新型プロセッサD410、D510が発表された。これらの最大の特徴は、元来ノースブリッジの機能だったGPUとメモリコントローラーをCPUに統合した点にある。これにより従来のAtomプラットフォームと比較し、平均消費電力は約20%低下したとされている[7]。また、従来3D性能のもの足りなさが指摘されていたグラフィックは、GMA 950からGMA 3150へと替わった。メモリスロットとメモリ総容量の少なさも解消されたことからWindows 7に正式に対応している。2009年12月に発売された製品では、DVIとHDMIはサポートされていない。

===
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/20100106_340674.html
 新Atomプラットフォームを採用した本製品のCPUはAtom N450となる。シングルコア製品で、Hyper-Threadingにより2スレッドの同時実行が可能のはAtom N200番台と同じ。1.66GHzの動作クロックは従来のAtom N280と同じだ。
 アーキテクチャ上の特徴は、メモリコントローラとグラフィックス機能を1つのダイに統合したことである。これまではCPU+グラフィックス統合型チップセット+サウスブリッジの3チップ構成であったものが、GPU&メモリコントローラ統合型CPU+サウスブリッジの2チップ構成になり、省電力化やチップ実装面積の削減につながる。
 統合されたグラフィック機能はIntel GMA 3150と命名された。とはいえ、実態は旧Atomプラットフォームで使われていたIntel GMA 950とほぼ同じ。IO周りを提供するサウスブリッジの役割は、1チップ・チップセットのIntel NM10が担う

===新旧Netbookをテストして次世代Atomの可能性を考える
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1001/04/news002.html
 年の瀬も押し詰まった2009年の12月21日、インテルは次世代のNetbook/Nettopプラットフォームとなる新しいAtomを発表した。クリスマス直前のこの時期に、新しい製品を発表するのは異例だが、2010年早々のCESにおいてCore iプロセッサの新製品発表を控えており、集中するのを避けたかったのだろう。
 今回発表されたAtomプロセッサは冒頭でも記した通り、NetbookとNettop向けのプラットフォームで、>Netbook向けがPine Trail-M、Nettop向けがPine Trail-Dというコード名で呼ばれていたものだ。前者が採用するCPUがAtom N450(開発コード名Pineview-M)で、後者のCPUがAtom D410(同Pineview-D/シングルコア)とAtom D510(同Pineview-D/デュアルコア)である。それぞれ従来のAtom NシリーズおよびAtom 230/330(同Diamondville)を置き換える。スペックなどについては下の表にまとめておいた。ちなみに、Moorestownという開発コード名で呼ばれてきた、Atom Zシリーズの後継となるMID向けの製品(CPUがLincroft、チップセットがLangwell)は、本稿執筆時点ではまだ発表されていない。
 Pineviewこと新Atomの最大の特徴は、従来チップセットのノースブリッジが提供してきた機能を、すべてCPUに取り込んだことだ。このため、従来は2チップ必要だったチップセットが1チップ化され、Intel NM10 Express(開発コード名Tiger Point)だけで済むようになった。CPUと合わせて、従来は3チップ必要だったプラットフォームが、2チップで構成可能になったわけで、低コスト、低消費電力、パッケージ面積(実装面積)の縮小、さらには性能向上に貢献すると思われる。
 どうしてもスペックを抑えている印象が拭えない最大の理由は、上の表に示したデータにある。CPUの世代が新しくなったにもかかわらず、動作クロック、コア数、2次キャッシュ容量といったCPUの主要なスペックがほとんど上昇していない。これでは、大幅な性能向上は期待できないように思われる。
 従来のDiamondvilleベースのNetbookとの差は小さい。しかし、どうやら少しではあるものの、性能は上積みされているようだ。ちょっとひいき目に見積もって、CPUで5~10%の向上がうかがえる。ただしこの数字は、動作クロックが4%弱に相当する0.06GHz向上しているAtom N280との比較ではないことを踏まえると、正味の性能向上はほんの少しということになる。
 グラフィックスの性能向上はもう少し大きく、Intel 945GSE Express内蔵のIntel GMA 950に対し、Atom N450が内蔵するIntel GMA 3150は10~20%ほど性能が向上するようだ。ただ、メモリチャンネルが1チャンネルしかないため、メモリを追加してもベンチマーク的な性能向上は得られなかった。また、動画再生アクセラレーション機能だが、本稿執筆時点におけるドライバで、MPEG-2に関しては明らかなアクセラレーションの効果が得られたが、H.264の再生に関してはCPU占有率はほぼ100%に張りついたままで紙芝居状態だった。やはりデータシートに記載されている通り、動画再生支援は得られないものと思われる。