今年の文化の家での日本文化の授業も
ひとまず今月で一段落。
あと2回。
来月からはベトナム人の先生がベトナムの文化について教えます。
その後11月また担当して日本食の体験学習をしてお
しまい。
去年の反省を踏まえて子供たちの関心度から内容を改善し
授業も慣れて気持ち的に少し余裕をもってできたか
な。^^
でも今日は授業の終わりごろに二人の6 年生の男の子が喧嘩になるところでした。。。
大きな声を出してるわけではなくて目で睨み合いな
がらぶつぶつと。
結局二人が立ち上がったところで私や他の子たち皆で止めに入って収めたという感じ。
感情を最後にはコントロールできてえらかっった。。。
その内の一人は私の住むマウルの子で家庭の事情などもよく知ってます。
問題ありと思われているようですが
私はこの子の優しいところもよく知ってます。
いつもスクールバスでも家の2年生の息子の面倒もよく見てくれます。
この授業をするようになってから
特に日本に関心をもって沢山質問もして
笑うととても人懐っこい笑顔になる子。
もう一人はいわゆるがき大将タイプ。
文化の家でもちょっと手を焼いてるよう。。。
でもこの子もゆっくり二人で話せば
話も聞くしもわかる子なのです。
そんな事件があって帰り道色々考えていました。
先日多文化の教育でお隣の都市の教育庁に行って受けた講義の事を真っ先に思い出しました。
その講義をしてくださった元校長先生の
" 難しい子供こそ寄り添ってあげなさい
それでこそ教育というものだ"
"多文化の子供たちだけでなく今の子供たちは
自信が必要なのだ"
などなど。
教師時代の大きな失敗から反省し
全く違う教育方針で校長生活を送られ
常に校長室をオープンにし
全国学校自慢というネット投票の校長部門で
全国1位になった方の生き方は
学ぶべきものがとても多かったです。
そう。。。
子供たち一人一人を大人が色メガネで見て評価してはいけない。。。
この先生のように
"そこまでしなければいけない理由があったんだね。私は理解できるよ"
とまずは受け止めてあげたい。
残り少ない文化の家での授業。
この子たちの前に
一人の日本人として
一人の大人として
誠意を込めて対したい。
誠意。
この言葉が好き。
この言葉が私の心の姿勢。
正午定着。
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