パワポでスライドショーに音声をつけて動画化すると,
いつでもオンデマンドでレクチャーを見てもらえます.
ただし,自動音声もかなりのレベルに達してきています
(過去のブログ)が,発音の間違いも多く,その部分だけ
かな文字にしたり,イントネーションをどうしても変えられ
なかったりと,やはり肉声のほうが面白みがあって聞く気持ちが
するとの評判(?)もあり,録音音声をつけることにしています.
<動画作成の手順>
1. パワポでスライド作成
2. 読み原稿を作成
3. 読み原稿を音声録画(webカメラのマイクは近すぎてやや音割れ
するので,やはりヘッドセットマイクがベスト)
4. 録音した音声を流しながら,パワポのスライドショーを適宜クリック
しながら,キャプチャソフト(OBSなどは無料)で画面と音声の同時録画.
(スライドショーでクリックするタイミングなどを設定するのは
たいへんですので,自分で操作してそれを録画するのが簡単です)
(スピーカーアイコン→サウンド→録音タブ→ステレオミキサーの設定)
5. これで一旦,レクチャー動画が完成ですが,ノイズや「えーっと」などの
余計な音声も除去したほうが良いので,3の操作の後に
3-1 として,フリーソフトのサウンドエンジンで
ノイズ除去+不要部分の音声削除を実行します
ノイズ除去は ↓ここのホームページの設定がとても参考になります
6. ノイズ除去した音声ファイルと,動画の映像部分のみを,動画編集ソフトの
タイムラインで合体させます(フリーのSHOTCUT等を利用しますが,
個人的にはTMPGEnc Video Mastering Works が操作性などでベストです)
7. できあがったノイズ除去の動画ファイルは,OBSの画面キャプチャーでも
かなりのサイズになりますので,
mp4なら フリーの「Free Video Compressor」で50%圧縮します.
この圧縮動画を6のタイムラインでの合体で使用し,かつエンコードの際の
画面サイズをDVDレベルの800x500程度のサイズにすると,
ほぼ半分のサイズになります(10分動画で110MB→58MB)
十分に綺麗です.