アンドロイド携帯(このシャープのAQUOS特有の現象かも)でSMSを見るだけなのに,これがとてつもなく大変だということを思い知らされました.

携帯電話としての基本的な操作については,iphoneとは格段の差があるようで,いまさらですが驚きました.

アンドロイドの安さにはそれなりの理由があるということです.

 

今回,事業所から支給の初めてのアンドロイドのスマホが届きました.

早速,gmailの認証のためのSMSが送られてきました.

iphoneと同じように画面に見出しだけが表示されましたので,6桁の暗証番号をみようとして

なにげなく画面をタップしました.

ところが,通常ならメッセージが開くはずなのに,見出しが消えてしまい,メールのアイコンなどを操作してもどうしてもSMSは見えません.(他の機種ではちゃんと開けるようです)

一体どうしたら見えるのか・・・・(混乱)

 

20分以上格闘した結果,

アンドロイドでSMSを見るためには,電話としてみるというのではなく,「+メッセージ」というアプリが必要のようです.

このアプリは,ほぼ標準装備のようですが・・・・どこにあるの???

  ↓

液晶画面の一番下にある

 ◀  ●  ■

のうちの●で”ホーム画面”に戻りますので,

画面下から上への”下フリック ”で,インストされたアプリ一覧が見えますので,

この中の「+メッセージ」というアプリのようです.

 

ところが,このアプリが曲者(くせもの)なのです.

まず,アプリをタップしても,「Wifiがどうとか・・・」という警告が出るだけで,「OK」をクリックしてもなんの反応もなく,一体何をすればよいのかがわかりません.

実は・・・「Wi-Fiに接続している状態では、SMSを見る「+メッセージ」アプリが動かない」という警告なのですが,これが体質的に理解できないというか,どうしてこのようになってしまうのかが納得できません.

 

Wi-Fi接続が「+メッセージ」アプリの動作を邪魔をするという,パソコンを操作している者にとっては”ありえないような設定”がアンドロイドにはあるのですね.びっくりしました.

「設定」→ 「Wi-Fiを無効」にするということですが・・・・・

これに気がつくまでに20分以上かかりました.

 

次の障壁は・・・ (たいていのユーザーも同じ道をたどるはずです)

「+メッセージ」アプリが起動したままになっているはずですので,

Wi-Fiを無効にしても”生き残っている”わけで,依然としてSMSのメーッセージは見えてきません.
「+メッセージ」アプリの”強制終了”(端末によっては”強制停止”)をしなければなりません

(アンドロイドはメーカーによって用語も異なるのです.同様に,電話をかけるという基本中の基本の操作でも,連絡先一覧を開いても電話番号を入力するためのアイコンが分かりにくく,電話をかけるという操作自体にも戸惑います.iphoneでは最下段の連絡先の横に番号入力のパッドの大きなアイコンが連絡先アイコンと並列で置かれてありますが,アンドロイドのこの端末は連絡先一覧の下の方の右寄りに宙に浮いたパッドのアイコンが小さくあるだけです)

 

さて,もとに戻って,「設定」→「アプリ」一覧→「+メッセージ」→(Wifi切断していないと以下は見えない)→  「強制終了」をタップして,これで「+メッセージ」アプリが一旦終了します.

 

 

再度「+メッセージ」アプリをタップすると,メッセージアプリの設定が

↓このようにはじまり,やっとSMSの一覧が見えてきます.

 

その後も,毎回SMSを見るたびにはWifi切断をしないと「+メッセージ」は開けないようです.

アンドロイドは,SMSがまもなく消滅する旧世代のツールと考えているのかもしれませんが,明らかに時期尚早です.

 

最後に,エラーの警告の中にある”手動でWifiを切断する”のボタンを押しても,wifiを切断できません.単なる警告文なのです.”自分で設定からwifiを切断せよ”ということで,親切さに欠ける文章です.

 

まとめ: 少なくともこのシャープのAQUOSアンドロイドでは,SMSを使うにはWi-Fiが使える場所では無効にしなければならないという”致命的な欠陥”があります.そうではない他社のアンドロイドもあるようですが・・・.

 

これらの対処方法をわかりやすく解説できているホームページがなかなかありません.
(指摘すること自体がアンドロイドに迷惑をかけると心配しているのでしょうか?)
解説はここ↓が良いと思います.

 

 

ここ数年,DXが叫ばれていますが,DXによって効率が上がり,利便性が向上しなければ,結局は使われません.使いやすさ(利便性)には直感的な操作のしやすさも必要です.

このような視点からは,今回のアンドロイドのスマホにはちょっと驚かされました.

支給された機種はシャープのアクオスの最新の製品のようですが・・・.iphoneとは価格の差以上に機能の差が大きく,これでは少々価格が高くてもiphoneにします.

 

2023年2月の調査では,日本は「iOS」は67.11%(+1.5%)、「Android」は32.76%(-1.5%)だったとのこと。 一方、世界のOSシェアトップはAndroidで72.37%(+0.71%)、iOSは26.98%(-0.63%)といいます.年代別では、10代男女/20代男女および30代女性ではiPhoneの比率が高いそうな.シェア調査によっては割合が同等あるいは逆転するような結果もありますが,私の周囲ではiphone:アンドロイド=8:2です.端末に使いやすさを求める若い世代は,多少価格が高くてもiphoneを選ぶのも当然ですね(外国との違いです).

 

追伸:このAQUOSアンドロイドでSMSを使うには,なにかもっと良い別の対処方法があるようでしたらどなたか教えて下さい.