2022年2月3日よりメルカリ・ヤフオクなどでは

郵便ポストに投函して発送する「ゆうパケットポスト」が始まっています.

 

これまでと画期的に違うのは,厚さ3cmの壁が撤廃され,3辺が60cm以内(最長辺34cm以内)で,

郵便ポストに投函できるものはすべてOKとなったことです.

ネコポスの2倍の重さの2kgまでなら,わずか5円しか違わない215円で,数倍の容積の郵送物を,24時間いつでもポストに投函して送ることができるのです.

郵便局もようやく頑張りはじめています.

(コロナ禍で対面しなくても差し出しできるようにとの外圧?もあるのかもしれませんが,フィリピンのマニラから「ルフィ」が集めた闇バイトで関東や関西などでの白昼の3人組強盗殺人では,宅配便業者のような服装で玄関ドアを開けた途端に室内に入り込まれていますので,外国のように「置き配」か,自宅の郵便受けに入れてもらうのが安全な時代になってきたともいえます)

 

 

この3cmの制限の撤廃を最大限に利用するにはどうしたら良いでしょうか.

 

結論から言いますと,

1. ビニール袋に厚さ6cmまでにして送る品を入れ,2辺の大きさを最大でA4サイズほどにします

2. B4茶封筒(100均で5枚で110円=1枚22円)に品物を入れます

3. B4封筒は 287mmx382mmですので,これだけで600mmを軽く超えてしまいますが,(これからが重要!)

 2辺を折り曲げてまさに厚さ6cmの箱のような形に整形して,テープで止めます.

4. 出来上がった品は,6cmx24cmx30cmでちょうど60cmになります.

   ↓これは,ポリエステルのトレニングウエア(上下2枚)を梱包したものです.

 

わかりやすい解説動画はここ↓です

 

 

コツは,B4封筒を使う点ですが,その中にビニール袋(パリッとした音のする感じのOPP袋でも良い)を使うのもポイントで,柔らかくて滑りやすい袋の内部でウエアなどがポストに投函するときに変形移動しやすくするためです.

 

さて,厚さ6cmは普通の2つの投函口のある郵便ポストの右側の大型郵便に入れられる限界の厚みです.

(一般的には厚さ4cmまでと言われていますが・・)

品によっては部分的に厚み6cmを超えるところがありますので,上のようにビニール袋の中で

変形移動できるようにしておくと,投函口からギューギューッと押し込み,時には水平方向に1/3回転→逆に1/3回転を繰り返しながら押し入れることができます.

 

なお,2022年9月現在の厚さ7cmまでの郵便ブルが投函できる新型の大型投函口郵便ポストの設置場所は全国14か所で,原則は郵便局の前に設置されていきますが,ここには”ゆうパケットポスト”を入れることが日本郵便のホームページで禁じられていますので注意しましょう.最悪は送り主に送り返されてきます.

ヤフオクでは新型郵便ポストには”ゆうパケットポスト”の郵送品を投函しないように注意案内が掲示されています.

 

<まとめ:郵送費用の総額>

ゆうパケットポストの品に貼る二次元バーコードは100均で20枚で110円(1枚5.5円)です.

 

全部合わせて,215円(郵送料)+22円(B4封筒)+5.5円(バーコード)+ビニール袋 ≒243円となります.

B4封筒は二次元バーコードを貼るだけですので,郵送に使用されたものを再利用しても良さそうです.

そうすると,総額221円で,6cmx24cmx30cmほどのかなりの大きさ(ウエアなら上下2枚でも)で,2kgまでの品を郵便ポストから送ることができます.

これは画期的です.