土曜日の午後6時前で店内のテーブルは満席、カウンター傍のスツール席に案内された。座ってメニューを見ていると揺れを感じたので「ん!地震か?」と思ったら床がへたっているようで、人の体重でへこんでしまうポイントがあるようだ。スタッフも気付いているようでそのスポットを避けて通っているようだが、お客さんがトイレに行くたびに我々の席は当然のごとく揺れる。店内もスタッフがバタバタしている様子が伝わってきて物理的にも心理的にも落ち着かない。BGMにラップがかかっているのも落ち着かなさを増長している、何故イタリアンカフェでラップをかける???
オーダーをしようと顔をあげて見回しても大量にいるスタッフ(最低7名はいた)の誰も気付いてくれない。バッジをつけた店長さんらしき御仁もいらっしゃったが、カウンターでキャンドルの用意をしているスタッフの世話に手一杯なのかお客さんの方に全く目が向いていない。手を挙げるとその御仁と目が合ったので「すみません」と声をかけるとそこから伝言ゲームが始まり(!)ややあってスタッフがオーダーをとりに来た。
まるでよくある電球ジョークみたいだ。オーダーをとるのに「お客さんを認識する人」、「伝票を探す人」、「伝票を渡す人」、「オーダーをとる人」、以上4名必要。
5分ほど待って家人がオーダーしたルンゴが到着、更に10分ほどたって私がオーダーしたリストレット・マッキアートが到着・・・何故に???
ちなみにエスプレッソは神楽坂と同じく美味しゅうございました。
会計をしようと席を立ってカウンターのキャッシャーの処にいても目の前にいるスタッフは何かの作業にテンパッている様子で我々に目もくれない。 声をかけようとしたところ、件の店長さんらしき御仁がカウンターの中に入ってきたので流石に見かねて対応してくれるのかと思えば別の用事だったらしく背を向けてどこかに行こうとする、たまらず声をかけるとようやくスタッフが気付いて対応してくれた。
エスプレッソは神楽坂と同様に美味しいのにオペレーションがこんな状態では本当に宝の持ち腐れ。早急にオペレーションの確立と床の補修を切にお願いしたい。
このカオスな状態が長く続くとは当然思えないので次回再訪問後に改めてレビューしたいと思う。
カフェ・トリエスティーノ CAFFE TRIESTINO 目白店 (カフェ / 目白駅、椎名町駅、下落合駅)
昼総合点★☆☆☆☆ 1.0