昔からある価値観の世代差なのですが、ゆとりという言葉ができたあたりから顕著にはなっていますよね。

なぜかというと、戦後の昭和という時代は上下関係に厳しく、上がこういったら下は嫌でも文句を言わずにやらなくてはいけないという躾がなされていたからです。もちろんそんな社会に反発していた人は一定数いたでしょうけど。

 

そして時代が過去から学び、少しずつ価値観を変えていくと、その価値観の変わった社会で生きる若者はそれが当たり前なわけですから、「昔はこうだった」と比べる知識がないのです。でもこれは無知なのではないことはわかりますよね。

 

それでも、「私」の価値観と「あなた」の価値観が違っても、「なるほどね。そういう考え方もあるのね。」って相手の感じていることを理解しようとしてなるべくお互いが快適に共存していこうとできる人にとってはそう問題ではありません。

 

問題なのは、頑なに「私の価値観が正しい。あなたの価値観はおかしい。」と譲らない姿勢の人です。

これは上司にも部下にも言えることです。

 

この頑なな人たちについて、どう向き合えば良いか悩んでいる人に私が伝えるのは

 

「コントだと思え。」です。