その時はいきなり訪れました
いや、きっと必然だったのかもしれないですね・・・
9/17、この日は土曜日と言うのに
仕事が結構ゆっくりした一日で
予約も3人ほどだった
ただ、2か月前ぐらいから歩行ができなくなり
痴呆症がかなり進行した愛犬のロックが
この、3日前ぐらいからかなり体調を崩してて
病院へ行くと、「老衰で3日ぐらいかもしれない・・」
と、言われてたので朝からそわそわしてた
店の電話が鳴るのは多少気になるぐらいだが
自身の携帯の音が鳴るたびに
心臓がバクバクしてた・・・
結局ロックが気になって、落ち着かなくて
夕方は予約もなかったので
この日、ちょうど休みだった息子に車で迎えに来てもらって
6時ぐらいに帰宅した
帰宅後ロックはかなりしんどそうだったけど
なんとか生きてるって印象だった
ここ2か月ほどずっとしんどそうだったのに
この日はなぜか、かなり久しぶりにおいらの顔をなめてくれた
正直めちゃめちゃうれしすぎて泣きそうだった
ただ、食事や水を一切受け付けなくなってるので
この日も病院へ点滴に行く予定だったので
用意をしてると、いつもはみんなでは行くことないのに
なぜかこの日は
家族全員で病院へ行くことになった
6時半ぐらいに到着すると
7時からの検診となってたので
近所の吉野家で交代で食事をとることに
その間、交代でロックの状態を見守ってた
7時15分ぐらいだったかなぁ
病院に到着すると少し待ち時間がありそうだったので
息子と奥さんがロックと一緒に二人で病院内で待ち、おいらと
娘ちゃんは二人で車で待ってた
それから10分ぐらいだったかな?
奥さんが車にやってきた
てっきり順番が来たんだと思ったら
「ロックが胃液を吐いた」
と言ってティッシュを取りに来た
おいらも少し気になって病院へと行くと
少し黄ばんだ胃液をくるんでた毛布の上に
吐いていた
口の周りを洗ってあげたくて
病院の前にある水道で軽く口周りを漱いであげた
そして、息子がまた毛布でくるんで抱っこしてあげると
どうやら、様子がおかしい・・・
おいらはここ最近、もし急にロックが亡くなったらどうしようと思い
軽く顔に息を吹きかけるようにしてた
するといつも必ず瞬きをしてくれるのです
ただ、この時は瞬きをしなかった・・
おいらはすぐに察知してしまった
ロックが逝ってしまった・・・
おいらはすぐに「ロック死んでしまったんちゃうか・・」と
伝えると、同じぐらいのタイミングで来た娘ちゃんが
「心臓動いてるやん!」と強く強く訴えるのだ
涙をぐっとこらえたのを鮮明に覚えてる
ただ・・その少し後に奥さんが確認すると
脈は無かったらしい・・
9/17.土曜日、7時半過ぎ、享年15歳
息子に優しく抱きかかえられて
温かい毛布の中で愛犬のロックが逝ってしまった
ただ、家族4人が揃ってる時に逝ったこと。
4人みんながロックに寄り添ってる時に逝ったこと。
残念なのは家じゃなかったことだけど
4人で最期を看取れたのはこれもまた必然だったように思う
その後のことは、うっすらしか覚えてない
とにかくもう、すぐに家に連れて帰ってあげたかった
車を走らせて、ものの50mぐらいで
泣くのをずっと我慢してたけど
こらえなくなって、大声で泣いた
正直、家族も引くぐらい泣いた、泣きまくった
大声で泣きじゃくった
もう運転なんてできる状態じゃなった
後ろに座ってた息子が泣きながら
運転を変わってくれた
息子もきっと大声で泣きたかっただろうに
本当に申し訳ない・・・
後ろに移動してロックを抱いていた奥さんがそっと、
おいらにロックを預けてくれた
それでまた号泣した
号泣しながらロックを家に着くまで
ずっと抱きしめてた
そこから2時間ぐらいは本当に記憶がない
遺体を綺麗に拭いてあげて
安置したのは覚えてる
この2日後、大好きだったお菓子、
たくさんの綺麗な花に飾られて
火葬してもらい家族に見守られる中
ロックは虹の橋に行っちゃいました
振り返ってみると、最後の直前でおいらの顔をなめてくれたこと、
家族4人で病院へ行ったこと、
普段絶対ないのに、息子が土曜日公休だったこと
おいらの仕事が夕方予約が無くて
早めに帰宅できたこと
きっと帰宅すると家族みんな食事なんてとれないから
先に食事を済まさせてくれたこと。
全て必然だったんだと、そしてロックが
自身の最後にみんなを集めてくれたんだなぁと
2000年の12月に産まれて
2001年の春、家族の一員になってくれたロック
家に来てものの3か月ぐらいでかなりの大病を患って
その時は本当に死ぬんじゃないか?と
かなり心配だった
その後も何度も死にそうになったこともしばしばで
まさか15歳まで生きれるとは思ってなかったけど
心臓がかなり強いらしいし、悪運も強いから
もしかしたらずっと死なないんじゃないか?
と思ったこともありました(笑)
家族みんなの癒しだったし、息子同然だったので
まだまだロックロスが続きそうだけど
少しずつ前に進めるように頑張って行きたいと思います
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世界で一番大好きなロックへ
「最後の二日間、そして逝ってからの二日間
10年以上ぶりに家族みんなで川の字になって
ロックと一緒に布団で寝たよね
ずっとずっと忘れることは無いよ
家に来た時はいつもそこらじゅうにおしっこや
うんちをしておいらに良く叱られてたよね(笑)
おいらが仕事で悩んでる時やさみしい時
いつも話を聞いてくれたよね
テーブルにお菓子を置くとすんげぇジャンプして
かじりつきに行ってたよね
おいらが毎朝ご飯をあげるので
起きてくるのをきちんとお座りして
ずっと待ってくれてたよね
起きてくるといつもクルクル周って
喜んでたよね
仕事に行く前にはいつも階段のところまで
見送ってくれてたよね
いつもすぐ近くにいたと思ったら
急にどっかに移動して熟睡してたりしてたよね
天然でたまにあっと驚くような
行動をして家族を和ませてくれてたよね
それがまた最高に愛くるしかったよ
色々と思い出すとついこないだのように
感じるなぁ
もっともっと楽しい思い出を欲しかったけど
欲張っちゃだめだよね(笑)
いつか、おいらがそっちに行ったときは
一緒に虹の橋を渡って
ずっと、ずーっと遊ぼうね
その時までちょっとさみしいかもだけど
待っててよ(*^-^)
今まで本当に本当にありがとう!
心から、心の底から大好きだよ!」
世界で一番大好きなロックへ お父さんより