2020年3月23日、大切な大切な愛犬が胃拡張で亡くなりました。

生後2ヶ月でうちに来てから15年と数ヶ月、

4月に16歳を迎える予定でしたが誕生日は叶いませんでした。


2019年の終わり頃から胃拡張を繰り返すようになって、

年を越して頻度は増すばかりで。

何度も何度も、苦しみました。

病院に通い、療養食に変え、薬、食事と水の与え方を変え、時間と摂取量、散歩、トイレ、

なんとかきっかけを探ろうと、メルの生活をノートに記しました。

それでも2月後半からは2日に一回、1週間に5回起こることも。

いつも胃捻転の怖さがついてまわって、それでもなんとか手前で治まってくれてたけど、

3月初めに危機を迎え、そのときは救急でなんとか助かりました。

それからは病院で針をもらい、拡張による血管の圧迫で血流が止まる前に

自宅で胃に針を刺して対応していましたが、

それも辛かったんです。だけど刺さないと助からない。

なんで、メルがこんなに苦しまないといけない?

辛い思いをして、苦しい思いをして、寂しい思いをして、

そんな過去があったから誰よりも幸せにならなあかんのに、

なんでこんな目に合わないといけない?

急激にお腹が膨らんで、泣き叫ぶように空嘔吐を繰り返して、失禁、脱糞、

いつ起こるかわからない胃拡張の症状、

今思えば、いつも対応できたのが奇跡でした。

だけどあの日は午前中、仕事中で。

病院に運ばれたのを知って、そのまま駆けつけたけど

間に合わなかった。

助けられなかった。

メルはきっと、いつものように、苦しんで、泣き叫んで、最期を迎えました。

とうとう恐れていたことが現実になってしまいました。


悔やむことばかりです。

いつまでも、後悔はなくなりません。


ごめんしか言えない。

いろんな事を乗り越えてくれて

こんな私と生きてくれて

どんなときも耐え抜いてここまで一緒にいてくれて

メルと出会えて過ごせた時間は宝物です


旅立ちの日は雲ひとつない空でした。

いつか、がんばってきたメルの姿をブログに書きたいと思います。







2020.5.16. merciの生きた証として、過去の限定記事を公開しました^^