水取りや瀬々のぬるみも此の日より
東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)は、正式には十一面悔過法要といい、日常犯しているさまざまな過ちを、二月堂の本尊である十一面観世音菩薩の前で懺悔することを意味するのだと東大寺のホームぺージには書かれています。
もとは旧暦の2月1日から行われていたことから、二月に修する法会という意味で「修二会」と呼ばれるようになったらしく、二月堂の名もこのことに由来しているそうです。
このお水取りの期間中須弥壇の四隅を飾る造花は、奈良の三名椿の一つで、東大寺の開山堂に咲く糊こぼしという椿をモデルにしたもので、奈良の和菓子屋には糊こぼしという造花をモデルにした期間限定の上生菓子が売られると聞きます。
そこで今回は私流の糊こぼしを作ってみました。
赤に糊をこぼしたように白いムラがあるため、糊こぼしと呼ばれるのだそうですが、これを表現するのが最難関でした。
ドイツでの一般的な食紅は砂糖に色素を溶かしたドロドロの液体状なため、練り切りに多量に加えると生地が柔らかくなってしまい、扱いに苦労しました。
将来、機会があれば、絶対日本で和菓子講習会にでてみたいと思う今日この頃です。

