ウォーキングを会社帰りに習慣にしてから


たまにオードリーのオールナイトニッポンを
聴きながら歩いている


笑いが止まらないから
周りから見たら少し変な人かもしれないんだけど


ウォーキングって基本私にとってはソロタイム


その時間は私だけの為の時間だから
好きなことで頭をいっぱいにしたい



でなんとなく選んだ
西加奈子さんがゲストの時のラジオを聞いて




あーこの方は凄く魅力的で
人に好かれる人だなあと思った



気さくで優しくて 良い意味で軽くて
自分の好き嫌いや主張をはっきりと
言っているはずなのに
そこに変な感じが全くない


話している後ろ側に愛しか見えないような


だからって相手を気遣い過ぎていることもなく
全体的なバランスが良く均整がとれている


きっとこの人は自分が何をしていくのか
知っているような



なにより
どんな人も面白がってくれそうな方だなあと感じた




だからその人の書いた作品が読みたくなって



漁港の肉子ちゃんを選んだ



凄い集中した時間だった
あっという間に読んでしまって
ボロ泣きだった



まだその世界から離れたくないと
思ってしまうくらいに心が満たされた



そして自分の家族を思ったら
さらに泣けてきてしまって



帰りの車で号泣



私はちゃんと愛されて育ってきたなと改めて思えたし
私もちゃんと愛していきたいなと思った



私は肉子ちゃんみたいにはなれないし
なりたくないけどなりたいみたいな



矛盾しているけど
とても素晴らしい作品だから
また読みたいなと