人気番組「月曜から夜更かし」が、番組で扱うネタの語尾全てに「問題」とつける言い回しを定着させたような気がして久しいですが、この、語尾に「問題」をつければいい問題は、実はマスコミの中に昔っから根付く「口癖」のような「文化」のようなものになってる問題だと思っていて、結果、地方創生やら日本の未来やらを考えていく上で「少子化」「高齢化」「人口の都市集中」といった、あくまで事象であるはずのキーワードが、それ自体「問題」となっていて、大事なゴールを見失ってる問題が発生しているように思います。
衛生環境の向上や、テクノロジーの発達等を通じて寿命が伸びることは決して「問題」ではない、むしろありがたい「功績」だし、社会が成熟していくと「少子化」していくことは、別に日本だけの事象ではなく、シビライズされるほど出生率は減る(性教育の浸透なども寄与して)わけだから、単純に「少子化」も問題ではない、成熟した人間社会として至極真っ当な道筋を進んでいるように、僕は思ってますが、どうなんでしょうか。若者が都市に流出するのも、昔っから変わってなくてそれが当たり前で、ただ、少子高齢化が進んだので、出生率減って、流出が減らない、そういうことなんだと理解しています。
「問題」とするなら、解決できることを「問題」と定義したがいい。そうじゃない事象は、問題と置くだけ無駄、そんな気がしてます。
少子化、高齢化、変わらぬ都市への流出によって、当たり前ですが、その地域のGDPは下がります。社会保障負担が大きくなります。働き手が減る。買い手が減る。工場が回らなくなる、工場は人員を縮小する、生産量が下がる、税金が減る、また若者が都市に流れる(←ここで生まれた流出は、昔の都市への流出とは意味が違う、2次的な事象)、、こういう具合に、町の経済がにっちもさっちも行かなくなる悪いスパイラルが生まれて、経済が衰退する。この社会、お金が第一なわけですから、町が稼げなくなる、これは、れっきとした問題だと思います。町の稼ぎがなくなる、これは困った、と。問題⑴まちの経済衰退。
また、高齢者ばかりになる、子供も減る、そもそも人がいない、こうなると、町に元気がなくなる。元気がなくなると幸せじゃない。資本主義社会においては確かに「お金第一!」ですけど、やっぱり人間「笑顔も大事!」。でも、周りに笑顔をもたらす、ご近所がいない・・・。「賑わいの減少」これも、人間生活においてとっても大きな「問題」なんだと思います。問題(2)まちの賑わい減。
だから「地方創生」では、仕事を作る。交流を増やす。町の魅力を増やす(”働き方改革”や”まちづくり”による流出防止)に力を入れて、政府が支援しているんだろうなぁ、と。
●政府が支援している最新の自治体事業一覧:詳しくはこちら
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/sousei/pdf/h28-suisin2.pdf
でも、ほんとの「問題」は、今、この街の何が問題で、何がチャンスで、どこに道筋をつけて、こっちへ進むべきだと、市民に提示することができるチカラが、全自治体に備わっていることが前提になっていること、だと思ってやまない問題。
政府も自治体から「ちゃんとした企画書」が出ないと、補助金を渡せないようにフィルターを張っています。じゃぁ、全ての自治体が、しっかり企画できてるのか?企画ができても実施ができるか?実施ができても、市民に説明ができるか?枚挙にいとまが無くなりますが、自治体の地方創生偏差値の差が依然激しいような気がします。
必死に頑張る自治体は、自治体自体はとっても小さいのに、交付金をしっかり抑えていたり。あれ、県庁所在地なのに、応募さえしてない・・・等、色々あって、事業リストは、さながら各自治体の成績表のようにも映ります。
今、自治体に求められるべきは、シンプルで、骨太で、迷いのない、ロングスパンの、街の未来。42.195キロのロングランを走りきるための、青写真。うちの会社も(キャンペーンとかもさることながら)そういう提案をしていくべきだと思うんだよなぁ(遠い目)と、考えている今日この頃です。










































