1989年リリース。


1972年生まれの俺にとって、1979年は7歳。

そう、完全にクラッシュに関しては後追いもいいところなんだ。

帳尻合わせで『ランドセル背負いながらロンドンコーリングを口ずさんでました』なんてガキでも分かる嘘をつくつもりもなく。



1989年、17才の俺にとって、クラッシュ関連で初めてリアルタイムで買ったのが本盤だった。



期待して買ったんだよなぁ。

2300円は高校生にとって大金だったしさ。

感想は凡作。

ジョーはすっかり燃え尽きた後で、ここにいるのは燃えかすみたいなおっさんロッカーだけだ。

がっかりして、頭にきて、すぐに中古屋に売り飛ばしたんだ。




あれから28年。

俺は本盤をヤフオクで偶然見つけた。

少し競って、4100円で落とした。

そして、届いてからずーっと聴いてる。




おっさんになった今だから分かるんだ。

ジョーも怖かったんだな、って。


そんな中、覚悟を決めて出したのがこれだったんだな、ってさ。





ジョー、当時は分からなくてごめんよ。