1997年リリース。
1度目のドッケンの崩壊はあの怒涛の名盤「BACK FOR THE ATTACK」の後だっただけにファンの失望は大きかったものです。
ですが、結果としてはこの崩壊により優れたバンドが3組誕生したわけで、今となればアリだったのかな?なーんて思います。
3組の中でもドン・ドッケンの組んだバンド、その名も「DON DOKKEN」(笑)が頭1つ抜きん出ていたと思います。
それは集めたプレイヤー、プロデューサーの質の高さからすれば当然でしょうし、また、ジョン・ノーラムの新たな才能を開花させたという点、ビリー・ホワイトという名手を掘り起こした点でこのユニットは歴史に名を残す価値があります。
曲の出来栄えは平均点ですが、ツインリードの音、フレーズの違いが生み出すコントラストが素晴らしく、まるでゲイリー・ムーアとジョージ・リンチが同じバンドにいるような明確な違いに息を飲みます。
収録曲は、
1. Crash 'N Burn
2. 1000 Miles Away
3. When Some Nights
4. Forever
5. Living A Lie
6. When Love Finds A Fool
7. Give It Up
8. Mirror Mirror
9. Stay
10. Down In Flames
11. The Hunger
やはり8曲目「MIRROR MIRROR」のジョンとビリーのソロが痺れます。
ねばりのジョンにフラッシーなビリーの各々の良さが出ています。
またこのクリップの構成が好きです。
世界からメンバーが集まって出来た、って感じが格好良いじゃないですか(≡^∇^≡)