1976年リリース。




ウリ・ロート在籍中のスコーピオンズのアルバムはいずれも傑作ですが、『どれか1枚』と考えると本盤が思い浮かびます。

今や発禁の強烈なジャケット(俺のは1989年盤です)もさることながら、内容の充実は素晴らしいものです。(※そのままだとamebaに消されたので黒塗り加工を施しました)

収録曲は、
1 Pictured Life
2 Catch Your Train
3 In Your Park
4 Backstage Queen
5 Virgin Killer
6 Hell Cat
7 Crying Days
8 Polar Nights
9 Yellow Raven

(1)の流麗なギターと(6)の荒々しさが同居していたのがウリ・ロートの天才たる所以だと思います。

ウリと言えば、ハーモニック・マイナー・スケールやディミニッシュ・スケールの多用やスウィープピッキングやスキッピング奏法を確立した事で有名ですが、個人的にはヴァイオリンフレーズをギター上で再現しようとした反面で、ジミ・ヘンドリックス的な即興性も兼ね備えていたという点に驚かされました。

ボーカリストとしては?なウリですが、俺は好きですけどね、酔っぱらいみたいで(^-^)※特に(6)


本盤でのクラウス・マイネは高音を多用していてシャウトも多いので相当喉に負担がかかったのではないかと思います。


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