1991年リリース。

ビートルズのカバー集です。

U.K.のアーティストで面子は絞っています。

アーティスト並びにカバー曲は以下の通りです。

(1)Revolution / Billy Bragg

(2)True Life Hero / Pooh Sticks
(3)She Said, She Said / Driscolls
(4)Across the Universe / Family Cat
(5)I Must Be in Love / Senseless Things
(6)Norwegian Wood (This Bird Has Flown) / Moonflowers
(7)I Am the Walrus / John Otway
(8)All to Much Loves / Young Nightmare
(9)Don't Let Me Down / Paul Weller

(10)If I Needed Someone / Anyways
(11)It Won't Be Long / Heavenly

(12)A Hard Day's Night / Mega City Four

(13)Flying / Frank Sidebottom
(14)Drive My Car / Brilliant Corners

(15)I'm Only Sleeping / Family
(16)Rain / Beatle Hans & The Paisley Pervers

当時はPaul Weller の『Don't Let Me Down』が聴きたくて買ったんですけど、期待外れな出来でした。
Wellerって歌は上手いほうではないし、その点で考えてもこの選曲には無理があったかな、と。

代わりにBilly BraggとMega City Fourのパンクっぽいアレンジが新鮮でした。
当時、自分のバンドでもこのバージョンは演ってみたものです。

Heavenlyの愛くるしさはまさにタイムレスです。
いやぁ~良いですね。

『She Said, She Said』や 『Rain』あたりになってくると、やっぱりオリジナルのサイケ度にはひけをとってますかね~。

俺が一番好きなビートルズの曲は『Lady Madonna』で、次が『Drive My Car』なんですが、Brilliant Cornersの抑揚のない、ウキウキしないこのカバーにはガッカリでした。

ラップ風というか、トーキングブルース風の(7)、歌詞をつけたコミカル調の(13)、ラトルズのカバー『I Must Be In Love』が入ってたりするのがご愛敬です。


あまりビートルズに思い入れのない俺でも楽しめた盤でした。