1992年リリース。
このアルバムは当時『問題作』とされました。
VAN HALEN影響下の王道的HRの傑作であった前作を継承する作風を皆が期待していましたが、ここにあるのは組曲を取り入れ、ブリティッシュなメロディーを効かせたものでした。
相変わらずファンクの要素は多いのですが、前作や前々作に比べれば暗く、湿ったアルバムだと思います。
その舵取りはプロデュースまで買って出たヌーノ・ベッテンコートに依るもので、本作の評価及びセールスの低さにより、その後バンドは崩壊へと向かいます。
でも、個人的には20年前から本盤はお気に入りです(*^-^)
バンドはクイーンⅡ的なコンセプトを持っていたようですが、コーラスやビートルズを思わせるメロディーにそれは垣間見れます。
あと、ソロの素晴らしさは相変わらずのヌーノですが、本盤でのリズムギターにはゾクゾクさせられます。
この人は相当にファンク系のアルバムを聞き漁り、コピーしたのだと思います。
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