「思えば遠くへ来たものです..」-2011090717440000.jpg

1998年リリース。

その筋(どんな筋だか(笑))ではめっぽう評価が高いU.K.ソウルの秀作。

ファミリー・スタンドの面々がバックアップしているので、分かる人にはある程度音の想像は付いちゃうでしょう。

そう、
生音中心で、ぶっといベースがデーンっと中心にあって、スネアは右、コーラスは左に配置されたある意味クラシカルな音
がここにあります。



違う角度から言えば、まさにジャケ写通りの音とも言えます。

サラッとクラシカルで暑苦しくなく、オーガニックな雰囲気と柔らかさがあり、春先や秋口に聴いていると何とも気持ちが良いのです。


アリ本人のポテンシャルも高く、往年の『Hiサウンド』のようなコクのあるプロダクションも軽くいなす身の軽さ。そしていなたいファルセット!

さほど話題にもならず、埋もれてしまった1枚ですが、見かけたら手にとっていただきたい1枚です。


収録曲は、
1. Love Letters  
2. Tomorrow
 
3. In And Out Of My Life  
4. Whatever You Want  
5. Sure  
6. Wish You Better  
7. Crucial

8. Since Loving You Is Crucial (Reprise)  
9. It Only Takes A Minute  
10. Crazy Don't  
11. Bitter Honey  
12. So In Love
 
13. Feelin' You

14. Maybe Today  


個人的にはストリングス使いがU.K.らしい⑥『wish you better』がツボでした。
動画がなくて残念なんですが、、、。