Riverdogs/Sony

¥1,111
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1990年リリース。

ヴィヴィアン・キャンベルがホワイトスネイクを抜けたと聞いた時、がっかりした反面楽しみでもありました。

ゲイリー直系のヴィヴィアンが、同じくゲイリー直系のジョン・サイクスが作った曲を弾くのは本当に面白かったし、また両者の違いも興味深かったものです。

反面、デヴィッド・カバーデイルの中でエイドリアン・ヴァンデンバーグに比重が置かれるグループの中、次作でのヴィヴィアンの活躍が期待で出来なかっただけに、脱退により弾きまくるヴィヴィアンを楽しみにしていたファンも多かったと記憶しています。


そんな中、本盤は意外な程ひっそりとリリースされました。


リヴァー・ドッグスのデビュー・アルバムを初めて聴いた時、曲の雰囲気に合わせたコンパクトなヴィヴィアンのギターに戸惑いを感じました。

『あまり弾いてないじゃん!』
って思ったわけです。

ですが曲の出来の良さは明らかで、決して技巧的ではありませんが情感で押すロブの歌もあいまって、聴き込む程に愛着が増すのです。


収録曲は
(1)Whisper
(2)Toy Soldier

(3)Big House
(4)Holy War
(5)Baby Blue
(6)I Believe
(7)Water From the Moon
(8)Rain, Rain
(9)Spooky
(10)America

ヴィヴィアンが何を思いギターヒーローの座から降りたのかはわかりませんが、20年以上経った今でも、胸に沁みる曲が満載です。