とにかく今はお金が必要、手続き翌日からバイトで稼ぐ。幸いにも医療職に就いていて、資格が必要な仕事だと日当で2万円程度出る、かなりありがたい。このバイトを紹介してくれている知り合いには頭が上がらない。
さて、法律事務所から提出を指示されている書類は以下の通り。
まず毎月提出するものが以下の通り。
①家計全体の状況…いわゆる家計簿、1円単位で正確に記入しなければならない
②通帳原本…2年間に取引のあった通帳すべて
③水道・電気・ガス・電話代の領収証
④給与明細
次に毎回提出するものが以下の通り。
⑤賞与明細(直近1年分)
⑥源泉徴収票(直近2年分)
それ以外に提出するものが以下の通り。
⑦資産状況…手持ちの現金や預貯金、給与、保険など資産に関係するものを記載する。
⑧報告書…申立てに至った経緯を記載する。
⑨証明写真
⑩車検証・標識交付証明書
⑪自動車保険の保険証券
⑫火災保険の保険証券
⑬退職金計算書・雇用契約書・就業規則・退職金規定(あるものを提出)
⑭保険解約返戻金計算書…自分の場合火災保険とバイクの任意保険
⑮所得課税証明書(直近2年分)
⑯戸籍謄本
⑰中古車買取業者の自動車(バイク)査定書 2社分
⑱仮想通貨取引所の口座残高が確認できる書類
⑲仮想通貨取引所の現在のすべての保有資産が確認できる書類
⑳仮想通貨取引所の全期間の取引履歴
ととにかく多い。これら資料を1月以内に提出しなければならない。
あくまでこれは自分の例で、それ以外にも
●帳簿(自営業の方)
●生命・医療保険の保険証券
●家財保険・地震保険の保険証券
●保険解約通知書(直近2年以内)
●不動産 売買契約書
●住宅ローン契約書
●処分済不動産の売買契約に関わるすべての書類
●相続放棄受理証明書
●遺産分割協議書
●免責決定文・再生計画案等(過去に破産・再生手続きをしていた場合)
●慰謝料や養育費の取り決めがわかる書類(過去に離婚や離縁をした場合)
●事故証明・示談書(過去に交通事故にあった場合)
●社内積み立て・財形などの残高の有無及び金額がわかるもの
●固定資産評価証明書
●受給証明書(年金・生活保護・児童手当・児童扶養手当・失業保険)
●滞納税額の証明書
等々
関係するものがあればさらに提出物が増える。
後回しにしてもいいことは一つもないのでできることからやっていく。バイトの休憩中に早速保険会社に解約返戻金計算書を送付してもらえるか確認したらすんなりと話は通った。弁護士さんに提出されるんですよね?と聞かれたのでコールセンターの人は債務整理だと気づいたのだろう。
昼ごはん代も家計簿アプリで記録する。カップ麺2個と割引の菓子パンで583円。カップ麺2個買えば100円引きだったので1個は日曜日の昼ご飯にまわす。菓子パンは素晴らしい、100円ちょっとで500kcalも摂取できる。甘いホイップクリームが体に染み渡る。
もはや財布も持ち運ばなくなった。1000円だけカバンに入れてそのお金で昼ご飯を買う。コンビニで現金払いは本当に久しぶりだった。さようならキャッシュレス決済。
明日は午後に役所で書類を申請しにいこう、そして送別会の会費をどうにかして捻出しなければ。
銀行残高:425円