みなさん、おはようございます。
どんな人にも、悲しみや苦しみがあります。
この事実をもって、人間の本性は悲しみであるという人もいる。
悲しみから逃れる三つの方法があります。
ひとつは、ポジティブ思考であり、陽転思考とも言われる。
仕事が無く将来が不安な人が、東日本大震災の被災者のことを想い浮かべて、
「被災者のことを思えば自分の不安などとるに足らない!」
このように、自分より不幸な人と比較して、悲しみや苦しみから逃れる方法です。
あるいは、グラスに半分残ったビールを見て、「半分しかない」と嘆くのではなく、
「あと半分もある」と、解釈を変えるのです。
二つ目は、「ありがとう」や「念仏」をとなえるという方法です。
なにがあっても無条件に「ありがとう」と言ったり、
念仏や祝詞(のりと)を上げる方法があります。
どんなにつらいことがあっても、これも一心不乱に唱えることで、
現実の感情を消してしまう。
三つ目は、上級ですが、ただ「悲しみや苦しみと一緒にいる」という方法です。
悲しみや苦しみから逃れるために、解釈を変えたり、
「ありがとう」を言うのではなく、
意味をつけないで、ただ、その感情と「一緒にいる」というものです。
辛いことのように思えるが、
実はその感情と「一緒にいる」ことで消すことができます。
これは、逃れるのではなく、「共にいる」ということが、焦点です。
「一緒にいる」「共にいる」というのは最終、最高のテクノロジーです。
これは、宇宙と一体になることにつながります。
あなたは、苦しみや悲しみをどのように超えていますか?