みなさん、こんにちは。

伝教大師・最澄は、「一隅を照らす 此れ即ち国宝なり」といいました。
これが書かれた「山家学生式」は、最澄が日本の天台宗を開くに際し、
人々が生きがいを持って、幸せになるように
「一隅を照らす国宝的人材」を育てたいと言う想いで
執筆したそうです。

一隅(いちぐう)とは、今、自分がいる「場」そのもののことです。

「一隅を照らす」とは、自分が、自分の置かれている「場」で、
自分のできることを、できうる限りやることです。

自分の存在する「場」を照らすという想いで、やれることをやれば、
あなたは光り、周りの人も照らされ、光ってくる。

「一隅を照らす」。
これは、あなたの周りを幸せにする、誰でもができ得る方法なのです。

 

今日は、一隅を照らしますか?