先日、妹とのLINEにて。

 

実は、妹の子供たち(姪っ子と甥っ子)は、

妹いわく、

高機能自閉症っぽい、と。

片方にはADHDっぽさもある、と。

で、

小学校で姪っ子が大変だったり、

小学校入学が近い甥っ子のことを考えて、人間関係どうしようかと気を遣ったりするのだ、と。

 

その話を、先日会ったときにもしてたのですが、

その続きっぽい話がLINEで出て、

私のアスペルガーは自閉症の一種だから

私に近いのかな?と。

そこで、私が、自分の話を送ったら、

なんと、

 

それだけ自分と向き合って、

自分がわかってて、対処もしてて、すごい

打ってる手が、

自分が、発達障がいの子について

勉強して知ったこと、

そのまんまだ

 

実際に経験した人の話は

とても参考になるので

これからも色々聞かせてください

 

・・・と帰ってきました。

 

え!???これマジ???

 

日々自分と向き合って

自分のどんな気持ち、考えも聞いて

どうやったら楽に、

ネガティブが減り、いい気分になるか

そんな自己対話を続けたら、

外から学ばずとも、

「アスペルガー対処の一般論」に

自ずと、到達していた・・・!

 

これが

自己対話の威力か・・・

 

ということで、

これは、ブログで伝えたほうがいいんじゃ、と、

私のLINEをシェアします

 

お題は
「アスペルガーの困りごと、小学校生活とこれから」

 
※白で消している部分は、
「幸運にも、自分のアスペルガーの”こだわり”と相性がいい仕事に、新卒で縁があった」ということが書いてあります。(仕事名が書いてあるので、隠してます)
 
 

正直、「学校生活」という集団生活は、

アスペルガーの私もそうでしたが、

それよりもアクがさらに強い、高機能自閉症とかだと、もっとしんどいと思います。

こうですから↓

 

 

私が伝えた、

小学校とかの学校生活での、

・周りに合わせるのを強要しない

・友達作りを強要しない

・集団行動必須の学校行事を、本人が嫌なら休ませるのも手

 

は、

私が、本当はそうしたかった(親にそうしてほしかった)のだけど、

我慢してやらなかった結果、かなりきつかったことです。

 

我慢を重ねた結果、

アレルギー性鼻炎、熱誠蕁麻疹、肌荒れ、などと、

呼吸器や皮膚に、ストレスが全部出てしまいましたからね・・・。

 

この「本当はそうしたかった」に気づけたのは、

自己対話で、たまに、必要そうなときに、

インナーチャイルドの癒し、というか、

過去の傷を振り返って、「本当はどうしたかったか」の問いを投げていたからです。

 

過去の自分が、本当はどうしたかったか、

親にどうしてほしかったか、

その気づきは、

似たような気質の他の人たちにとって、時に大きな財産になるのだ、

そんなことが身に沁みましたね。

 

自己対話は、

自分のためだけではない・・・!?

 

LINEに書いたように、

親としては、

子供を、明らかにストレス源っぽい環境に送り込むのは、

(自閉症にとっての学校生活が、まさにそれ)

さぞかし、心苦しいだろうと思います。

転ぶとわかってるのに、いかせるようなものでしょうから。

特に、子供になるべく傷ついてほしくない、と願うときは。

 

 

でも、私自身、

自分のアスペルガー気質インナーチャイルドと向き合って、癒したからこそ、

上に書いたように、今ならこう思います。

 

自閉症ならば、

こだわりが強いのだから、

その「こだわり」のものと、

人生のいつか、特に、社会に出る前か、出たときに、

なるべく早く出会えることが大事。

 

出会えれば、

その道を行けば、豊かになるとわかっているので。

 

だからこそ、

義務教育の学校生活のような、

「明らかに合わない、ストレス」を経験することも、

すごく大事で、

人生において、とても意義があることです。

 

なぜなら、

合わないことをやって、

自分がどうなるか、を体験することで

「合うことをやる」豊かさがわかるから。

「合わないこと」を知ることで

「合うこと」を見つけやすくなるから。

 

妹は、自閉症が強い甥っ子が、いじめられるのが怖い、と言っていました。

(今の保育園で、からかってくる子がいて、心を痛めているのだとか)

でも、それも含めて、人生経験なのです。

仮に、いじめられてしまうような縁があったとしても、

子ども自身は、

その経験から、何かを学び、

その経験を乗り越えることができると、魂で知っているから、

そういう経験に出会うのかもしれない、のです。

(これは、私自身、そうでした。)

 

過度に心配しすぎず、

親として、親である自身が気疲れしない範囲で、

子供を、縁ある環境に送り出してほしいと思います。

 

 

そして、LINEに書いたように、私が、とても大事だと思っているのが、

子供が感じるであろうストレスを、

ゼロにしよう、と、努めないこと。

特に、親自身がそれで疲れるほど、努めてしまうこと。

です。

 

ストレスをゼロにしようとするのではなく、

子供の、日々発する言葉を聞いて、

こういうとき、ストレスを感じるんだな、とか、

この子は、ストレスを感じたとき、

どう動くのだろう?、とか、

ストレスを感じるとどうなるのか、とか、

子供の対処法、感じ方に興味関心を持って、

付き合い続けることです。

大人の対処が必要になったとき(例:いじめ)だけ、動けばいいのです。

 

学校生活というのは、

こだわりが強い自閉症の人たちにとっては、

集団生活というだけでストレスなのですが、

上から、宿題とかで、色々と強いられるという点でも、ストレスでしょう。

 

とはいえ、

こだわりが強い人、

得意なことと苦手なことの差が大きい人は、

自由にさせてしまうと、得意なことだけに甘えて、色々と逃げます。

生活がカオスになります。

自由とはカオス(混沌)を産むものですから。

 

なので、

学校生活というのは、

「強いる」を学ぶ、いい機会なのです。

苦労しながらも、

「強いる」「強いて自分を律する」習慣を、

一人でも多くの人に、身につけてほしいものです。

 

(これ、今度妹に会ったら、言うかな)

 

こだわりの道で生きるためには、

強いて、

自分を律して、

努力して、才能を磨き続けることも必要です。

そのやり方を学ぶのが「学校生活」「勉強」です。

日々の宿題と付き合うだけでも、

強いる力、自律力、大いに鍛えられます。

 

 

自分を強いるだけでも大変なので、

他の刺激はできるだけ抑えたいところですね。

なので、「刺激過敏」の気質は、抑えたい。

私自身、反射の統合で、

元々人一倍過敏だった、聴覚の過敏が収まることを体感しましたので、

ここは、反射の統合で体を発達させることで、

治せますよ、よくなりますよ、

その分、強いることへの対処や、得意なこと伸ばしに、

エネルギーを使えますよ。

と伝えたいところですね。

 

「こだわり」「適応力」がどうなるかは、今後の自己探求課題です。

 

 

・・・と、気づきを書いてみましたが、

答えは、

その人の中にある。

だから、

一般論を学ぶのもいいが、

本人から引き出すほうが、もっと大事。

自己対話、コミュニケーション、大事。

 

小学生のうちから自己対話、だなんて、相当レベル高いので、

親が話をよく聞くことが、大事になりますかね。

 

私のような、大人になった人は、

とにかく自己対話、

自己対話して得られた気づきを、

関わる人に伝え、接しやすくする

これが大事でしょう。

 

では、一般論を学ぶか、ですが、

一般論を学んでおくことで、

それと比べて、自分(子供)はどうか?

と質問を投げることで、

自分(子供)に気づきやすくなる、のは、メリットです。

 

でも、

一般論だけを見て、子供とかにそれを無理やりあてはめ、

「一般論でこうだから、こう接すればいいだろう」などと、

子供の反応を観察せずに、決めつけ・押し付けをするのは、危険です。

本人と向き合って、

本人に応じて対応、です。

それができれば、

一般論なんて、いらなくなりますね、、、

 

自己対話は、

最強の習慣です!

というお話でした。