久々の「陰陽論」ネタ、いきます。

今日のお題は、「豊かさの陰陽とは」。

 

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豊かさの陰陽とは、何でしょうか。

 

陰が現実的・物質的な豊かさで、

陽が精神的な豊かさ、

 

というのも一理あります。

 

でも、「陰陽」の要素は、それだけではありません。

今日書くのは、こちら。

 

陽=「ある」「できる」豊かさ。

やりたいことをやりたいだけでき、欲しいものを、手に入れたいときに入れることができる。

 

これは、「豊かさとは?」と聞かれたときに、

多くの人が思いつく答えでしょう。

 

ですが、「豊かさ」は、それだけではありません。

この、陰の要素も、大切です。

 

陰=「余計なものがない」「余計なことをしなくていい」豊かさ。

いらない物、ときめかない物は、持たない。

付き合いきれない、大切にできない人間関係はない。

やりたくないことは、やらなくていい。

 

思うに、収入が多い人ほど、

家事を外注したり、

便利な家電にお金を遣ったりするなどして、

「やりたくないことを避ける」に徹底的にお金を遣っている、と感じます。

 

また、ミニマリストや、質素な暮らしのお金持ちも、陰の要素が強いです。

ときめかないものにはお金を遣わない、

いらぬ人付き合いはしない(交際費の最小化)、のはもちろん、

 

「ベスト」にしかお金を遣わない。

「セカンド」以下には見向きもしない。

ときめかない生活必需品は、徹底的に低コスト化する。

 

ここら辺も、すごく徹底していると感じます。

私自身、これを、去年からの「千日修行風味」の自然体生活で、徹底してから、

毎日の生活が、すごく快適になりました。

ジムの予定で、「セカンド」以下になった感のあるレッスンを整理したら、

ますます生活が楽になった感。

そして、「セカンド」のモノを断捨離したら、さらに快適に。

 

それは、私が、管理能力のキャパが低く、

多くのモノを持つと管理しきれなくなるストレスを抱きやすい、というのも関係しています。

 

余計なモノを持たない=管理がいらない

=やりたくないことは、やらなくていい。

ということにも、なるからですね。

 

 

資産を増やすには支出を減らす、それがシンプルな答えだ、と言われてはいますが、

豊かさの「陰」を徹底してこそ、

支出を気持ちよく減らすことができるのです。

 

逆に、豊かさの「陽」を疎かにし、支出減らしを優先してしまうと、

節約がストレスになる、という話にもなるのでしょう。

 

豊かさの「陽」の「ある」を、ベストだけで満足する精神レベルにし、

豊かさの「陰」の、「不要・ときめかない」を徹底的に減らす、

これが、ストレスなき、自然体の豊かさの実現だ、という話ですね。

 

ここでの、「陰」の、減らす、ということは、

いわゆる「エネルギー漏れ減らし」なのかな、と思います。

 

ベストだけをやり

それ以外をやらないから、

ベストだけに、エネルギーを注げる。

それ以外に、エネルギーを漏らさない。

というお話ですね。

 

最近は、特に、

今まで、ときめくから続けていたことも、

今の自分にとって、ベストでなくなったなら、

スパっと、やめる勇気を。

 

あるいは、

迷っているなら、

試しに、一度、やめてみて

自分の反応をみればいい。

 

ということを、大切にしています。

最近だと、今まで何年お世話になってたかわからない、パーマを、やめる試みをすることを決めました。

今までは、思考停止で、同じメニューで予約してましたが、

ふと、やめるお試しをしようと思い立ち、

予約変更の電話を、先週、しました。

どうなるか、楽しみです。

 

ベストでなくなる、

ときめきが減った、

思考停止で続けてるけど、幸せなど、感じるものが減った、

それを続けることに、少し違和感を感じる

そんなふうになったら、

試しに、やめるのがいいでしょう。

やめたら、

どんな新しい自分に出会えるか、

そんなワクワクが、待っている!

 

 

ところで、

もし、今の環境で「ベスト」はできないけれど、

そんな環境をすぐには変えられなさそう、

ということであれば

(それは、今の職場をまだ辞めていない私のことですね)

その環境でできる「ベスト」をやり、

「私は今のベストを尽くせています、

ありがとう」

と、感謝すればいいのです。

 

今の環境での「ベスト」を追求し、

それができることに感謝すれば、

「真のベスト」が、やってくるでしょう。