かつて、大谷翔平さんについて、算命学視点から、こんなことを書きました↓

大谷さんは、仕事の東と、家庭の西とが対冲しています。

東の戌、西の辰。

家庭がなかったときは、圧倒的に仕事の勝ちでしたので、

野球という世界で、進化する結果だらけだったのですが。

家庭を持ち、西が強くなると・・・どうなるでしょうかね。

 

フォアザチームとも合わせて、個人成績は、地味なものに収まるかもしれません。

また、東は、前進力でもあります。

前進力が抑えられる(例えば、不調やケガ)可能性もあります。

 

スムーズにはいかない困難が予想されますが、

それを、大谷さんが、持前の人間力でどう乗り越えていくかが、見ものです。

 

・・・という話を書いていましたが、

まさか、こんな形で、「スムーズにはいかない困難」が現れるとはね・・・。

本当に「持前の人間力でどう乗り越えていくかが、見もの」になってしまいました(驚

 

グラウンドにいるときは、野球に専念するのでしょうが。

そして、チームメイトが味方っぽいのが、幸いしているようですね。

これも、日頃の人間力からの信頼関係の現れでしょうかね。

こういうときに、日頃積み重なたものが、味方になってくれている感ありますね。

(この記事は、4月中旬に書いていますが、

記事が上がるころにはどうなっていることか。

きっと、乗り越えて、一皮むけていることでしょう。

→メディアに対応するようになったり、色々な面で何皮も!?向けたようで。さすがです。)

 

そう、元通訳の水原氏の賭博問題、

「水原氏が、大谷さんの口座からお金を盗んでいた疑惑」ですね。

 

大谷さんの自身の中央の星は、司禄星。

さらに、太陽が蟹座の日の生まれですから、

「信頼のおける身内」は、特別扱いして大切にしがちであり、

全幅の信頼を寄せがちです。

元通訳の水原氏と二人三脚状態で、メジャーリーグの世界でやってきて、

水原氏は、身内のように大切な存在であって、

大谷さんは、彼に、絶大な信頼と安心感を寄せていたと思われます。

大谷さんからすれば、最も信頼していた身内に大きく裏切られ、

しかも、あちら側の弁護士のやり方によっては、自らの野球人生すら危うい。

(「大谷さんがお金を渡して助けた」とか「大谷氏も賭博に関与した」とか主張して、被告人水原氏の刑を軽くしようと動く可能性があります。

弁護士とは、被告人の刑を軽くするためなら何でもやる人種です。)

 

・・・そんな、今までの生き方のクセだったであろう「身内(と思った人)に全幅の信頼を寄せる」に、とんでもない亀裂が入ったようですね。

 

これぞ、

サターンリターンの年+

東の戌と対冲の「辰年」(しかも今は辰月)で、宿命の命式と合わせて対冲強化、さらに東の前進力ダウン

 

とても大きな困難、

おそらく、大谷さんの人生初レベルの困難だと思われます。

 

もし、大谷さんが、親子関係が良好で、しっかりと愛着関係、信頼関係を築き、

性善説、

自分と縁ある人は皆いい人ばかり、信頼できる、

そういった生き方を今までしてきたのならば、

「身内(と思った人)に全幅の信頼を寄せる」の度合いは、かなり強くなってしまいます。

そこに、大きな揺さぶりをかけた出来事だったのではないでしょうか。

 

正直、

まさかの、野球と関係ない場外乱闘っぽく、

しかも、身内同然だった人の悪事(お金の窃盗)という、

世の中の厳しさ、人の弱さと性悪説、

それを投げかけるメッセージ、

そんな形の困難が来るなんんて、

生きるということは、かくも残酷であり、

現実生活とはかくも厳しいものなのか・・・

と、私は、思わずにはいられませんでした。

 

大谷さんのことは、

家族に恵まれ、愛情に恵まれ、順風満帆でも、

しっかりと、人として成長できてきたのだから、

今回のような「現実生活の人間トラブル」のような変な困難はいらないのかも、

と思っていたのですがね。

大いなる宇宙が、彼にはそういう試練が必要と判断した、ということか。

 

 

さて、ここからが本題です。

大谷さんのことはさておき、この情報に接したときの、私自身に意識を向けていくとしましょう。(この意識、凄く大事!!)

今回の一連の情報は、私自身、そこまで詳しく調べているわけではありませんが、

一つ、かなり引っかかり、私自身の価値観を見つめ直したことがあります。

それは、お金の取り扱いです。

 

私からみて、

ビジネスパートナーかもしれないとはいえ、

かなりの(おそらく世界トップクラスの)大金が入った口座を、

なぜ、通訳という立場の人が、盗めてしまう状況になってしまったのか??

というのが、大いに疑問でした。

 

調べてみたら、「振込代理権」というのがある模様。

 

 

海外の口座のシステムは、日本人にはわかりにくい、

特に、言葉の壁もあるので、なおのことわかりにくい。

それなら、通訳の人に代理権を与えて任せよう、

そういう体制になってしまっていた、ということなのですかね。

 

私は、正直、

お金、特に大きな額のお金の管理を、

自分以外の人(家族でさえも)に委ねることは、

きわめて危険である。

 

大谷さんが、蟹座・司禄星的信頼関係があったとはいえ、

それでも、お金の管理だけは、

背中を見せて預けてはいけなかったのではないか。

と思います。

 

ここ、大谷さんにとっての、今回の出来事から得た「乗り越える・向き合うテーマ」ではないかな?

まあ、それは本人のみぞ知りますが。

 

そして、私自身の価値観として、

家族であっても、

信頼できそうなライフパートナーであっても、

自分の資産(お金)は、一切触らせない。

お金の手続きは、全て、しっかり勉強し、

自分ごととしてDIYする。

というのがあるな、と、改めて実感しました。

 

大谷さんの持っている億単位、

いや、千万単位であっても、

そのような額のお金に見合う、

自己肯定感(自分が満たされているという感覚)、

そのような額のお金エネルギーと、平常心で仲良くできる、器の大きさ

これがないと、お金に目がくらんで、人生が狂います。

お金に甘えたり、周りにも、「あの人はお金がある」と、つけこまれたりして、狂います(水原氏の場合はまさに後者)。

 

そんな、「お金、特に大金を扱うこと」は、

人のキャラクターを

一瞬にして変え、

それまでのキャラに基づく信頼関係を

一瞬にして破壊するほどの威力だと思います。

 

 

だからこそ、

自分のあずかり知らないところで、

いつ、どう変わってもおかしくない、

「自分以外の人」にお金を預けたり、

お金の管理を任せたりするのは、

危険極まりない行為です。

 

自分の資産は、

自分自身のエネルギーが引き寄せたものですから、

責任をもって、自己管理できる程度に、

お金の扱いを勉強し、力をつけるべきです。

 

お金を含めた「自分のエネルギーを自分で管理する」ことも、

自分の人生の責任、舵取りを、自分でやる、ということだと思いますね、私は。

 

 

でも、おそらく大谷さんもそうであったように、

自分は自分で、好きで得意な本業に専念したいから、

それ以外は外注したい、という考えの人も、多いでしょう。

 

では、どんな人になら、お金のことを外注してもいいか。

どんな人なら、自身の、億単位以上のお金を任せても、

信頼度の高い扱いをしてくれるのか。

 

それは・・・

自身が満たされており、

経済的にも十分満たされており、

そのうえで、

他に億以上のエネルギーを動かしても動じないくらい、

生命力、自己信頼力、理性、良心を兼ね備えた人でしょう。

 

また、

自身が満たされており、

自身を満たすためのものや、必要なお金を知っていて、

「身の丈生活」を徹底できるから、

大金を扱っても、そこに目がくらまない人でしょう。

 

身の丈生活を徹底し、他人のお金に手を付けず、信頼を提供できるのが、理性と良心からくる自制心です。

 

それはきっと、魂が自立し、淡々と、陰で生きることを厭わない人(自分が見てもらえなくても大丈夫、という程度に、承認欲求が満たされている人)でもあると、思います。

 

もちろん、お金を任せる側の人と、

しっかり、オープンに何でも話せる信頼関係を築けるほどの、人間力も大事ですが、

これは、魂が自立していれば、自ずとできることでしょう。

 

正直、そこまでのレベルの人で、お金を扱う仕事をしている人は、めったにいないのでは・・・と思ってしまいます。

お金を扱う、といえば、今回の件のような代理権を持ちうる通訳もそうですが、

他には、税理士、公認会計士あたりでしょうか。

 

これは私の偏見かもしれませんが、

魂が自立する人って、

好きなことをやり、精神的活動が好きで(僧侶っぽい生活するとか、ね)、

お金を扱う、というような、世俗的な活動を好まない人が多そうですから、

逆に言えば、上に書いたような、お金を扱う仕事を選ぶ人には、

億単位の大金を、そのエネルギーに呑まれることなく扱える人は、なかなかいなさそうです。

うむむ・・・。

 

投資、資産運用という、お金と接することが大好きな人が、

税理士とか公認会計士とかをやったら、

「お金のエネルギー大好き、

そして、大好きだからこそ、

自分の資産を自己責任で大切に扱うように、

他人のお金も、それ以上に、大切に丁寧に扱おう」

そういう人になれるかもしれませんが、どうでしょうかね。

 

自身の総資産や運用ポートフォリオを自慢してしまうような人なら、

まだまだ、魂の自立には遠そうで・・・。

 

 

とにもかくにも、

自分のお金は、自分のエネルギーなのだから

自己責任をもって、管理をDIYすることが大事!

そんな私の価値観を、改めて認識した、というお話でした。

 

「結婚生活あるある」で、家計の財布を一つにする、というのがあります。

そりゃ、子育てという共同作業に大きな出費をかけるから、そうするのがベストなのでしょうが・・・。

私には、到底受け入れることができない世界ですね。

もし私が、誰かと同居したり、結婚したりすることがあっても、

子育てはせず、財布は完全に別々で、

光熱費や住居費に関しては、二人(あるいは複数人)で、各自の資産から出し合うけれど、それ以外は、互いのお金は完全に別財布で、手を付けない、

自分の資産は各自の自己責任で管理するものであり、

皆、互いに、それを尊重する。

という生き方になりますね。

 

もし、「財布を一緒にしてもいい、

自分の資産をあなたにあげてもいいから、財布を一緒にしよう」

みたいな人と縁ができたら、

そのときは、とりあえず、相手の提案を受け入れて、財布を一緒にする、のでしょうが、

そのときに培っているであろう、ファイナンシャルプランナーや簿記の知識を活かして、

そして、自身の理性と良心と、相手への思いやりをフル稼働して、

財布を一緒にするということは

「私たちのエネルギー」というかけがえのないものを管理することなのだから、

何かにお金を使うときは、すべて、愛ベースで、相手に事前に説明するし、

相手にも説明を求める、

これができなければ、財布を一緒にしない。

と、お金に関するコミュニケーションを、とても密でまめなものにして、やっていくのだろう、という気がしますね。

(お金を使うときは、いつも、その目的を説明して共有し合うので、

もちろん、盗みなんて起こるはずがありません。

もちろん、お金以外でも、何でも話せる、愛ベースのオープンな関係にするので、

盗もう、とか、こっそり何かをやろう、とかの関係や、

片方だけ満たされていないが、もう片方が気づいていないという、コミュニケーション不足になることは、ないでしょう。)

 

生きるとは、

お金さんと仲良く生きる、特に、自分以外の人のお金さんのエネルギーとも仲良く生きるのは、

かなり重たいことであり、

ここを、しっかりと、自身の人間力のすべてを懸けて、丁寧にやっていくところだと、私は思います。

 

そして、誰かと支え合うならば、

互いの理性と良心を駆使して、時に相手を制することもいとわない、というところです。

 

なので、最近の私のテーマに「人を全面的に信頼」というのはありますが、

今回のお題の「お金」に関しては、

「全面的に信頼」とはいえ、

お金という、互いのエネルギー管理力を、完全に信頼するのではなく、

「生きている以上、

そして、互いに未熟な面も、まだあるかもしれない以上、

完璧に管理できないときも、でてくるかもしれない」、と、

リスクヘッジをし、

「いざとなったら、時に相手を制することもできる」ことを信頼して、

完全に互いのお金をシェアする、という「委ねる100%」ではなく、

制する、律する、という、仕組みにしておくことが大事かな、と思います。


・・・という価値観なのは、

私自身が、「お金、家計がピンチになったときが万が一あったら」、自分が冷静に対処できるかの信頼がないから、でしょう。

経験ないからな、、、

や、経験しなくていいんですけどね。


人の生存本能のことを考えると、

感覚に委ねるだけでは危険で、

互いに制し、律し合う、とか


お金に関する客観的な数値基準(投資は一つの商品にいくらまで、株を売る基準、支出費の限度額 など)を決めて、それを守ることで律する、とか

律する仕組みを入れるのが盤石です。