今日も、双子座サビアンシンボルの世界を見ていきましょう。

思考力実践のクライマックスの、21~25度です。

 

<21度~25度:知力を武器に戦う社会人戦士>
21度:仕事時間は、論理的思考フル稼働で、マルチタスクをこなす。


22度:仕事外時間も、ダラダラせず、何をするか考えて、目的意識を持って、頭フル稼働で活動する。


23度:「3」の思考法を身に着け、いつでも脳フル回転で活動する。


24度:思考をクリアにするために、冷静さ(クールさ)を持ち、さらに脳を使う。

25度:情報を整理し、頭を効率よく使うことで、自分にとって大切なものだけを選ぶ「合理性」という双子座の結晶を手に入れる。

 

私「自分のことですかね、これ・・・

特に、NLP勉強して実践して、私の脳ってすごい!って調子乗ってた頃の。」

 

20度までで鍛え上げた「思考力」を使って、

いよいよ、社会人として、戦うときがやってきました。

それはさながら「知力の戦士」。

戦士は「肉体の体力」をスタミナ源として使って戦うのですが、

双子座力を高めた戦士なら、

脳の体力=仕事でスタミナ源であるかのように、

肉体の体力が消耗しなければ(座りっぱなしだとそうなりやすい)、

「いくらでも考え続けられます!

考え続けて、動き続けます!」と、

脳の回転数を上げ、最速で、しかも、効率よく頭を使って、

仕事を含めた活動を、バリバリこなします。

 

1~5度では、好奇心で情報を集め、それらを論理的に組み立てる力、

6度では、仮説思考のような、目的意識、メリハリ、優先順位をつける力、

7度では、相手の気持ち(感情)をも論理的に捉えて理解しようとする「思いやり」、

9度では、多角的思考、

11~15度では、「伝える力」を鍛え、言語はもちろん非言語メッセージも使えるようになり、

16~20度では、より深く知識を深めつつ、

また、「WHY思考」で考え続けることで、物事の本質を見る力もつき、

相手の求めに応じてわかりやすく伝える「”間に合う”知識人」となりました。

そして、その過程で、

何事も、自分で考え、判断する力

特に、情報が来たら、まずは、疑ってみるなど、自分ごととして考える力

という、「いかにも、情報過多の風の時代の必須スキル」も、かなり強力な武器に仕上がっているはずです。

 

これらを、21度から、総動員するということです。

 

・21度と22度

それぞれの仕事の目的について考え、本質を自分なりに解釈できるし、

相手がある仕事では、相手の立場を思いやった締め切り設定もできるから、

しっかりと、優先順位をつけて、段取りを自分で考えて、

マルチタスクをバリバリこなすことができます。(21度)

 

また、仕事時間ではない、いわゆる「休憩時間」「休日」でも、

どんなときも、時間を「思考停止で何も考えずにダラダラしてつぶす」なーんてことは一切なく、

かけがえのない時間をつかう、ということに対しても、

「目的意識」をしっかり持つからこそ、

どんなときもフル稼働!フル活動!なのです(22度)

 

私の個人的な印象ですが、

コロナで緊急事態宣言や外出自粛の話が出て、

今まで「何も考えずに」やっていたであろう、休日のルーティンのようなものが、止まった人が多かったことと思います。

そんなときに、

自身の双子座力である「知力」「考え続ける」を活かして、

目的意識を持って、新たな生活を送った人と、そうでない人とで、

大きな差ができたのではないか、と思います。

 

このことに何となく気づいてから、

私の休日や、昼休みは、まさに、双子座22度になりましたね。

そして、そうなってから、日々の生活の密度が濃くなり、

毎日が盛沢山で、満足感が上がって、今に至ります。

 

少しきつめのことを言ってしまうと、

21度の世界のような、

「仕事時間」に、「仕事」をするのは、社会人として当たり前のことです。

ここを少し効率化したからといって、たかがしれています。

・・・というのは、いささか言い過ぎで、

仕事時間の過ごしかたでも、ある程度差はでるのでしょうが。

 

しかし、「仕事時間以外」をどう過ごすかは、

個人差がとても大きいです。

ストレス解消や気分転換だけで精一杯の人、

疲れて寝てばかりで、何もできていないに近い人、

そもそも、仕事時間が長すぎて、「仕事時間以外」が短い人、

スマホやテレビに操られて(あえて、こう書きましょうかね)、時間が過ぎてしまっただけの人、

家族の相手や家事だけで終わってしまいがちな人・・・

 

こういう人もいるでしょう。

 

しかし、その一方で、

休日はもちろん、移動中や休憩中に、読めるだけ本を読む人、

私のように、運動生活をしっかりやってる人、

仕事時間以外は、徹底して「好きな活動」に打ち込んでいる人、

家族の時間も、好きなことをやる時間も、しっかりと分けて両方確保している人、

夜間や休日に、大学、スクール、通信講座で勉強している人、

趣味や地域の集まりに参加して、別の友人づきあいを楽しんでいる人、

もう一つの仕事をしている人・・・

など、

積極的に何かをやっている人もいます。

 

仕事時間とは違って、

何をするかが決まっていない「自由」な時間だからこそ、

自分で考えたり、目的意識を持って計画を立てたりして、

時間を意識して使う人と、そうでない人との差が、大きくなりますし、

この差が、

あなたという人を創る、といっても過言ではありません。

 

大人たるもの、

21度も、22度も、どちらも、自分にとってベストな時間にしたいものですね!

そのためには、やはり「時間の使い方を考える(感じる、でもいいかも)」ことです。

 

話を、サビアンシンボルに戻しましょうか。

サビアンシンボルの世界でいうと、21度と22度は、陽と陰です。

多くは、21度が能動的で、22度が受動的、という陽と陰なのですが、

双子座の場合は、21度も、22度も、どっちも能動的にバリバリ動いていますね。

それだけ、「頭を使い続ける、考え続ける」のを、能動的にやるのが必須の世界だ、という話ですね。

双子座の陽と陰は、

陽の21度=仕事の「オンタイム」

陰の22度=仕事以外の「オフタイム」

であるようです。

 

 

・23度の「3」の思考法とは

仮説思考、WHY思考に続きまして、

ここでも、知ってる人しか知らなそうな、全ての人に馴染みがあるわけでもなさげな言葉がでてきました。

 

「3」の思考法というのは、その名のとおり、

・世の中のものを、3つに分けて考えてみる。

・話をまとめるときや、意見を出すときに、「3つ」の項目を設け、

「3つ」要素を上げてみる。

例)

・プレゼンの冒頭で、「今日の話はこれです」と結論から紹介するときに、

3つ項目を立てる。

・理由を3つあげる。

・相手との交渉で、選択肢をいくつか提示したいときに、「3つ」案の選択肢を用意する。

あるあるが、

「1:こちらの理想であり、相手にとっては受け入れにくそうな案

2:相手の理想かもしれないが、極端で、現実的ではなさそうな案

3:こちらの理想を、相手に少し合わせて調整した案」

を並べ、先に、1と2の両極端なのを提示して、相手に「えっ!」と違和感を抱かせてから、3を提示し「これくらいがよさげ」と安心感を与えて、3を選ばせる、というお話。

 

 

・1対1の人間関係を俯瞰するときに使う、NLPの「ポジションチェンジ」でも、「3」つのポジションが出てきます。

 

ポジションチェンジの詳しいやり方↓

 

他、「3人寄れば文殊の知恵」といわんばかりの、

「ディズニー・ストラテジー」という、コーチングスキルもあります。

 

 

 

 

よくわかりませんが、「3」というのは、議論でも何でも「進化・発展」させたいときに、人が心地いいと感じる数のようです。

陰陽論も「3つの要素」から出来ていますよね。

陽、陰、極(=陽と陰とに分かれた、もともと一つだったもの)です。

例)陽=禄存星、陰=司禄星、極=財星

※算命学系の人しかわからんネタですみません。笑

image

 

そういえば、双子座そのものが「3」番目のサインですね!

占星術のサインのそれぞれの意味は、「何番目か」の数字の意味、数秘術的な意味が本質だそうです。

なので、双子座の力が最大化する23度で、双子座の象徴の「3」の思考の話が出てくる、というのは、まさに「ザ・双子座ワールド」なのです。

 

 

・24度「クールに、そして無邪気に」

24度は、各サインの要素をとことんやりつくす度数です。

双子座24度は「氷の上でスケートをする子供たち」。

 

これ、私は、「考えることを楽しむ」の二面性が現れていて、とてもおもしろいなと思いました。

 

算命学では、「知性」は、「クール、冷静、冷淡」というムードになっています。

これは、風のエレメントのクールさや、

思考好きの人や、ロジカルな人が、冷静であることとも、ぴったり合っています。

 

そんな、クール、冷静、という「冷え」のムードが、「氷の上でのスケート」でうまく表現されています。

 

太陽が双子座にあるのは、5~6月の、夏に向かって、暖かく、を通り越して暑くなっていこうか、という時期です。

そんな時期の季節のムードがあるからこそ、

知力を使うためには、頭を冷やしましょう、クールダウンしましょうというメッセージにもなっています。

 

ですが、私は特にそう思うのですが、

「考えることが大好き」という「大好き」(熱が入る)レベルまでいってしまうと、

冷静に、淡々と、思考する、

そんな状態で常にいられるかというと、そうでもないと思います。

大好きであるがゆえに、

つい、顔がほころんでしまう、ニヤニヤしてしまう、

そんなときもあるかと思います。

image

 

そんなときは、

スケートを楽しんでいる子供たちのように、

子供心で、考えることを無邪気に楽しんでいる、という状態ですね。

 

このサビアンでは、そんな「楽しさ」「無邪気さ」も表現されていると感じます。

すごいですよね・・・!

知力の極みが、「クール」だけでなく、

考え続けるのは、

考えることが大好きだからだ。

双子座にとって、考えることは、

子供が軽やかに遊ぶようなものだ。

そんな世界でも、あるのです。

(風のように、軽やかに・・・というお話。

ちなみに、「熱く議論する」のように、「熱く、情熱的に、考えることを楽しむ」のは、対向サインの射手座です。火のエレメントですから。

私は射手座に木星があり、木星の品位が最高なので、そっちの要素が強め)

 

 

・25度~双子座の結晶は「情報整理力」という、洗練された思考力である

25度で各サインの結晶が取り出されます。

双子座の知力の集大成である結晶って、いったい何なのか?

・・・と思ったら、なんと、「剪定」でした。

サビアンシンボルは「パームの枝を刈る男」。

結晶の取り出し、というのは、収穫、刈り取り、ということでして、

「知力の刈り取り」というならば、

たくさん考えると、それだけ、「考えたこと」の量が膨大になるから、

今まで培った、本質把握力でもって、大事なところだけ取り出そう、

そんな話に、自ずとなるものですね。

 

このブログの文章がいつも長くて重いのは、

考えるままに書いて、刈り取りをあまり(ほとんど?)やっていないからです爆

仕事として発信する記事を書くなら、

刈り取りをするんだろうなあ、と、ぼんやりと思ってはいます・・・苦笑

 

このブログの長文のごとく、

たくさん考えるほど、そこから出てくる情報量が増え、時に、混沌としてきてしまいます。

「考える」だけではなく、「考えをわかりやすく伝える」までが双子座なのですから(by 双子座20度)、

自分の考え、または、

自分で得た情報を、

できるだけ簡潔に、伝わりやすい形にまとめる。

ここまでやってこそ、「双子座の成果の結晶」なのです!

 

余談ですが、

双子座25度の時期は、ちょうど、5~6月の、木々が生い茂る時期ですので、

「剪定」だなんて、太陽のリズムつまり季節にも、ぴったりですね。

 

考えることが好きな人は、

言語化を楽しんで、

自分の脳内をすっきりさせ続けてこそ、

考えることを楽しめ、好きでい続けられるのです。

(私自身への戒めでもある言葉)