いやぁ…昨日のNLPプラクティショナーコース、強烈でした…!!!

え?何したのかって!?

「他人の立場になってみる」ワークです

冒頭でワークの簡単な紹介を聞いた私の反応↓


さんざん
「人によって見聞きし感じたものが違う」
「反応パターンは人によって違う」
って言ってきたNLPさんが

他人の立場になるやり方を教えます!!

なんて言うもんだから、びっくりしました。


そんなワークは何かといいますと




原理はシンプルで

自身がいる空間
自身と向かい合う相手がいる空間
外から眺める空間

の3つをセットし、

それぞれの空間を順に移動して
自身と相手の会話を体感しつつ
その会話を外側から眺めるというもの。


え?椅子に座るだけで相手の立場になれるの!?

と思ったそこのあなた、
甘いですよ。

本気で、目の前に相手がいるとイメージする
その効果たるや…
筆舌に尽くしがたし


ということで、このワークをやったときの私の味わったものすべてをリアルに記録しておきます。


・ワークのデモの始まり

ワークをするときは

「感謝を直接面と向かって伝えたいけど、伝えにくい(あるいは、伝えることができない)人に
感謝を伝えてください」

と言われまして


あれ?
デモで1回、ワーク実践で1回
合わせて2回やれば

父親と母親に感謝を
伝えられるんじゃね!??


えー、ちょっと補足しますと

私の「親への感謝」って
綺麗な感動的な話では全くありません。

なにせ、ほんの数ヶ月前まで
私がこう思ってた相手です



そして、父親とは死別していますが
母親とは離別しています


ぶっちゃけていうと

あんたら毒親のせいで
人生どれだけズレたと思ってるんじゃ、ボケ!!!


って思ってたんですが

今年に入って、
算命学で自身と両親の関係を見て感じて

アレ?
「親のせいで私の人生ズレた」んじゃなくて
私、最初から「ズレた生き方」したくて
それを最大に刺激されるために
この両親を選んでるな!?

ということに気づいたんです

そんな想いが体に眠ってたからこそ
カタルシスするなら
今でしょ!!!

って、閃いたわけです…

※カタルシス=体細胞に溜まった記憶や感情などを吐き出して浄化すること


このとき、

人目とかには全く意識が向かずに
「2回やろう!!いいチャンス!!」と
それだけの想いで手が上がりました


・ワーク1回目:デモで、元父親への感謝を

というわけで実践です!

まずは、亡くなった父親への感謝を…

と思ったのですが

最初に自分の位置にすわり

目の前の椅子に父親がいると思うと


いろんな思いが
出るわ、出るわ…

そして
「伝えたいことを今伝えます」

と言われ

私「エッ!?口に出すんですか…!?」

↑このありさまである…

(てっきり、言うことをイメージだけすればいいと思ってた奴)


なにせ、
生きてきて一度も
父親にプラスの言葉をかけた記憶がない
私ですから…

「いろんな想いがあると思いますが
感謝の言葉だけ口に出してください」

って、人生初のバンジージャンプよ…!!!
そりゃあ、
椅子に座ってるだけで
心臓ばくばくですよ

こうやって深呼吸しないと言葉出ないや…!

なんとか言葉を絞り出した後の私↓


ものすごいチャレンジだったので
めっちゃアドレナリンが…!!

感謝の言葉と同時に
あんな暴言とかも降りてきたのですが
口に出さず気だけ送りました…


そして、父親のポジションに入ると

言葉、
出ない…

そう、父親は、酒がないと本音を何も言えない人なのでして
そんな父親を
リアルに再現した…!!!


なんというか
本音言えない上に
長い話嫌いな人って
非言語で会話するんだな
時にはそれでもいいんだな

と、第三者の立場に立って感じました
言いたいことを言い切ったスッキリ感はなくても
空気の流れがよくなって
言葉に出せなかったゴミが出てった感じだったので。

なにせ、
父親は、私含め家族に対して
感謝の言葉を言ってるのを
私、一度も聞いたことないんです

でも、父親ポジションに座って感じたのは
体の中に、
感謝の気持ちや言いたいこと
ためすぎやな、コレ
でした。

ためすぎて
言葉にならないけど
念は出る

そんな感じでした。


そして、

私、自分や父親の位置にいたときは
座るたびに心臓バクバクになってたのに

第三者ポジションにいくと
心がすっと落ち着く
明らかに心臓の音が変わった…!!

なんというか
ポジショニングの意識、
強烈!!!
このワークは、
思考動くと自分を抑えて死ぬので

完全に思考や顕在意識オフの
言葉ダウンロード&発信モード
で臨んだのですが、

「父親モデリングするぞ!」とか
全く決意なかったのに
父親の椅子に座るだけで
体が勝手に
(私から認識した)父親のデータをダウンロードしちゃってる
という感覚でしたね。


そして、第三者のポジションでは
完全に傍観(ディソシエイト)モードで

なんか…
デモなのに
この人たちが
こんなハードコアな事例実演やっちゃって
本当にすみませんでした

そして
我々の家族劇場の茶番に
お付き合い
ありがとうございました

・ワーク2回目:ガチでヤバかった、元母親との対話

こちらは
生まれてからずっとベタベタされ
依存されてきた母親との対峙です


ワークのポジショニングの体感は
おおむね父親のときと似てるのですが
母親の位置に入ったときの
「なりきり」が
鳥肌レベル…
もちろん、
母親と縁切ったのは数年前ですので
モデリング(人を細かく観察してその真似をすること)なんて知りませんし

見よう見まねをしようと
意識して観察したことすらありません

ところが…!!!

母親の位置に座った私、

自分の記憶(+算命学で勝手に鑑定したときのイメージ感覚)の母親データを
忠実に再現しおった…

話し方が変わるのはもちろんのこと
涙出てきた…
※「私からみた母親」なら、ほぼ確実に泣くと思われた

体に無意識に溜まっていた
母親データ
おそるべし…

と同時に、

母親データを表現することで
体から流し出せて
綺麗にスッキリできた感覚もありました。


この体験で感じたのですが

コッ●リさんみたいだ…
憑依師みたいだ…
と。

なんというか、

この手の憑依って
オカルトというけれど
実は
脳のポジショニングが
引き起こしてる
ロジカルな現象かもしれない

いやー、脳ってすんごい発明品ですねぇ…



・ポジションチェンジの臨場感は、最強のカタルシス!!!

毒親からの解放ワークでは

「親が目の前にいると
怖くて言いたいこと言えないでしょうから
手紙を書きましょう」

というものがあります

また、これに限らず、
自分の気持ちを書き出すだけで
体内から記憶や感情を吐き出す
「カタルシス」のワーク

は有名で、

私も、親への手紙は何度か書いていたのです。

でも、

手紙書くよりも

ポジションチェンジのワークで
親が目の前にいる状況を
体全体、全感覚で体験する

コレは
陰で手紙を書くよりも
臨場感が全然違う…!!!

言いたいことを言うのも、もちろん大切ですが

親と対峙したときの緊張感、恐怖感という
「親といるときの自分像」という
体に溜まってたものを出して
洗い流す

このカタルシス効果、半端なかったです…!!!

カタルシスとして
感情や想いを全て吐き出すのも
一つの方法ですが

ポジションチェンジのワークで

「親といるとき、親のことを考えているときの自分」「自分と親の世界」
これを、自分、親、傍観者という
多面的な立場から体験することで

体内から
言葉データも
言葉以外のデータも
無自覚に
吐き出している

こんな強いカタルシス、初めてです…!!!


思えば、「言語化して書き出す」ワークはたくさんやってきたのですが

それだけだと、

言葉として認識できるデータしか
カタルシスできないのです


ところが、ポジションチェンジでは
「親といるとき、親のことを考えているときの自分像」を
全感覚を使って表に出すし
そんな自分像を傍観することで

この自分像データ、
私の体から分離したね

という感がすごかったんです。

まさに

全感覚、全身を使った
カタルシス!!


たぶん、コレ、

ポジション変える前後に
深呼吸して気持ちをリセットすれば

フラットな状態で移動できるので

ガイド役がいなくても

自分一人で出来ると思います。



最後に、重要な補足ですが

「相手の人になりきる」といっても
「自分で認識した、相手の人像」になりきる、ということだと、私は感じました。

ここら辺の感覚、人によって違うのかな…!?