昨日までの記事で、

天秤座のサビアンシンボルの「対人知性」の何たるかを学びつつ、

私のネイタル月(天秤座10度)のことに思いを巡らせました。

 

天秤座10度「危険な流れを抜け安全な場所にたどり着いたカヌー」

これは、サビアンシンボルの記事で書いたように、

 

6~9度までの、

理想を掲げて外へ宣言する

察する(「キャリブレーション」という、人の表情やしぐさを観察する力が大事。そこから、気分や反応、そのときのエネルギー状態を察するのかな、と。)

内や外に気を張り巡らせて守る

空間をも守る

第3のポジションの「客観的視点」を活用し、バランスいい判断をする

これらの要素を全て使いこなすことで、

 

人間関係などの困難、危機にも、

冷静に、客観的に(=3つの視点という多面視点で見て)向かうことができ、

対人知性でもってうまく乗り切りって「難問クリア」ができるのです。

 

カヌーは「一人乗り」です。

現実社会という、人間関係の荒波、

そして、そこで生じるであろう、自らや周りの人の感情の荒波をもうまく泳ぎ、

冷静に、単独行動で、対処する。

 

・・・という世界。

 

なるほど、以前、辞職交渉面談で、幹部の皆さまから

自分のことだけでなく、

周りへの配慮もできているのがすごい。

 

辞職交渉面談で、

辞める時期を、組織事情も考えて決めた人はとても珍しい。

 

私のような、いわゆる、自分を貫く個人事業主タイプは、

自分のことばかりになってしまい、周りを見ない人が多い。

だからこそ、

そういうタイプなのに、周りも見ることができるのがすごい。

 

こういうコメントをいただいたのですが

まさに、天秤座10度の月に対する評価、だったというわけですね。

 

辞職交渉だなんて、まさに、いい「荒波」。

辞職の決断に至るまでも、これまた「荒波」。

月が最大出力で頑張ったからこそ、腰まで痛くなって、ぶっ倒れた。

ということだったと。

 

・天秤座の月とNLP

上に書いたように、私の月の「天秤座10度」では、

天秤座6~9度で得た力をすべて使うことになりますが、

その力は、かつての私は、内向的すぎて苦手でした。

 

では、どこで、月の力をつけて、上に書いたような辞職決断と交渉ができるに至ったのか・・・。

それは、2020年~2022年までの、NLPの学びのおかげでした。

理想を掲げて外へ宣言する は、引き寄せで学んで実践していましたが。

 

察する(「キャリブレーション」という、人の表情やしぐさを観察する力が大事。そこから、気分や反応、そのときのエネルギー状態を察するのかな、と。)

→これぞまさに、NLP講座に参加し、日々、実践ワークを色々な人と一緒にやる中で、鍛えていった力です。

最初のプラクティショナーコースに参加したときは、

非言語?表情やしぐさの観察?なんだそりゃ?的な状態だったのですが、

とりあえず、観察してみよう、

そして、「察する」「言外の意図、気持ちを汲む」まではできなくても、

私には、今、あなたがこんなふうにみえましたが、そうですか?と質問すればいいのだ、と気づきました。

そりゃ、違う人ですから、言われてもないことを察して当てるのは難しいです。

だから、観察した情報から推理して、それを確かめる方式にすればいいな、と。

相手から「相手の正解」を引き出せば、それで十分。

「察して当てる」まで、できる必要はない。

その情報をもとに、次の行動を考えればいいだけです。

こう気づいて、自分の行動を変えたことが、

自身の、天秤座6度の力を鍛えるブレークスルーになったものでした。

 

そのときには、天秤座9度の世界である「第3のポジション」を活用すること、

つまり、NLPの「ポジションチェンジワーク」を活用することも、大きな力になりました。

 

相手は、自分とは違う人だけれども、

「もし自分が、相手と同じ状況、つまり相手ポジションに入ったら、

どういう状況の中に身を置くことになるのか」

ぐらいなら、ポジションチェンジワークを使って、推理できます。

実際の心境や言動は、相手に直接聞かないとわからないのですが、

「意識を向けて推理できる」ようになっただけでも、大きいです。

 

・・・そして、その程度のレベルでも、

上に書いたように、幹部からの評価がかなり高かった、ということは、

私という他人の推理でも、ある程度は的を得ており、

そこまで考えることができる人があまり(ほとんど?)いない、ということを意味します。

 

なるほど、これが、仕事で月を使うということか。

 

 

そして、私の月の本来の力が、

NLPで学んだ内容そのものだったから、

NLPを学んでいるときに、

「これって、前世とかで似たようなことやってて、それを思い出したような感覚だな」と感じたり、

他の人たちよりも、学びの理解度、その言語化度や、ワークでの実践レベルが高い、

と何人かに言われたりしたのは、

月との親和性が高い学びだったからこそ

「思い出す」とか、高いレベルになるとか、が、自然体でできてしまったのだ、と。

 

で、NLPと親和性が高くても、

「NLPトレーナーになるのは、何か違うような」と感じていたのですが、

これは、NLPトレーナーが、天秤座13度の「場の空気をコントロール」という世界のものでして、

私の月の「天秤座10度」のすぐ後(11度)ではない、別の世界だったから、かもしれません。

 

 

・月の才能だからこそ、周りに強要できないが

共同体では、愛ベースで、相手への配慮や思いやりをし合う関係が理想

 

月の資質が、

自分にとっての無意識プログラムであり、

それすなわち、息を吸うように、自分が自然体でできるからこそ、

周りも、それくらいできるだろう、と、誤解しがちになってしまった・・・

と、気づきました。

 

私はこれだけ、周りの立場を考えているのだから、

周りも、私の立場を考えるとか、配慮や思いやりをして、私を大切にしてほしい

 

と、思っていたのですが、

そこまで、他の人たちに「周りの立場を考える」を求めるのは厳しい、と。

 

うむむ・・・。

 

でも、全く、私への配慮や思いやりがない、というのは、

私を大切にする、という、私への愛が感じられないので、

そういう人間関係は却下です。

 

うーん・・・どうしたものか。

私が存在していることへの配慮や思いやりはあるけれど

私の状況がどうか、私がどうか、については考えが至らない、ということですね。

 

はっ・・・

そうだ・・・!

 

 

「私の立場をも考える」ことまでは求めないが、

私という存在と関わる、ということは意識する、

それだけで、配慮や思いやりとなる。

 

そして、「私の立場をも考える、察する(推理する)」ということが難しい、

そういう人の方が多いかもしれないから、

私の方から、

天秤座6度のように

「私はこうしてほしい」と、理想をどんどん伝えればいい

これですね。

 

「私の取説」を伝える、みたいな。

人は賢いですから、

こちらから、日々、取説データを伝えていれば、

パターン学習してくれます。

私との付き合いの経験値が上がれば、

もともと、私という存在への思いやりがあるのだから、

その経験をもとに、こちらから言わなくても、察して、色々やってくれるでしょう。

 

思いやり=相手に少しでもプラスの感情でいてほしい、という気持ち ですからね。

 

 

そういえば、私が、15年勤めた部署を異動で去るときに、

元部下たちが、勝手に企画して、私にお菓子をくれました。

私が大好きな「イチゴ」のお菓子シリーズで、

私が大好きな、「イーブイ」のメッセージカードつきでした。

聞いてみたら、元部下たちで、

「(私)の好きなものって何だっけ?それを詰め込んだものを贈ろう」

と意見を出し合ったらしく、

私が、日頃から、「好きなもの」の情報を丸出しにして、元部下たちと接していたのが、こんなところで活きてきたのです。

 

机にイーブイのグッズ置いてるし、

イチゴ好き、は、何かそういうお菓子をたまたまもらったときに、ぽろっと話したのでしょう。

「やった!イチゴ大好きなんです!」とか、いかにも言ってそう。

 

・・・まさに、配慮や思いやりがめちゃくちゃ感じられて嬉しかったですし、

私から「好きなもの(理想)」を伝えていたから、ちゃんとそれが返ってきたのです。

「好きなものを贈ろう」、これほど最高の思いやりがあるだろうか・・・(感涙

 

 

・・・なるほど、

私の理想の愛ベースの共同体では、

こうやって、お互いに接すればいいのですね。

もちろん、私からも、何かを相手にしたかったら、まず、相手の希望を聞くと。

 

この、愛ベースの関わり方を、

まずは私からやってみる、

これが、私の月の活かしどころの一つでしょう。

 

 

・月を活かす仕事を考えてみる

以前もどっかで書いた気がしますが、

月は、その人の無意識プログラムで、自然体でできることなので、

太陽の生命欲を叶えるという

「太陽の世界が、理想、向かう方向性である、

そういう仕事をして」、

「実際の仕事の行動は、月を活用するものにする」

この組み合わせが、最強のライフワークの「仕事」というものだ、と私は思います。

 

私の太陽の生命欲は、山羊座15度という、山羊座世界の前半のクライマックスでして、

ドデカテモリーの双子座の「知性」も混ざります。

そんな太陽の世界とは、

私が、理想の共同体(魂の共同体)に属し、

その中で、知性を使って、社会貢献したくなったことをする」です。

 

これを、天秤座10度の月の行動でやる、と。

 

私の月の行動は、

天秤座10度「対人戦略、1on1戦略のプロ」であり、

「人間観察、3つのポジションの使い分け、

自分の理想を伝えるコミュニケーションの活用力」です。

 

私「コーチングや指導向きやな。

特に、”共同体”にいるメンバーのコーチングや指導。」

 

まさに、今までの、当時の天職部署での部下たちの1on1指導ですね。

(それがライフワークレベルで、部下側の満足度も高かったからこそ、

私が異動するときに「好きなものを詰め込んだ贈り物」を企画していただいたのでしょう、、涙)

 

これは、私が、NLPコーチングで練習セッションをしていたときに、

お相手から(言いたくて言われた)言葉なのですが、

現実の行動における、お金や時間への意識向けや、

自分の周りに対する視点ずらしの質問が、ありがたかった。

と。

周りに対する視点、は、まさに、天秤座9度の「3つのポジション」の視点ずらしですし、

お金や時間への意識向け、というのは、

「理想を夢見る人」「現実行動の企画者」「批判・チェック係」の「3つのポジション」の一つでして、これまた、天秤座9度の「3」です。

理想にばかり意識が向かいがちな状態のクライアントに、

多面的な視点で整理を促すように、現実面の質問を投げる、というお話。

(私の数少ない経験からの感覚ですが、

スピリチュアル系、メンタルを扱う系の仕事をする人には、

理想に意識が向いて、現実面への意識が弱い人が多い気がします。)

 

なるほど、私の月を使えば、

コーチングだろうが、ただの雑談だろうが、

話し手が、「3つのポジション」のどこに今いるかを推理しながら話を聞き、

「そろそろ視点を変えたほうがいいのでは」と察知したときに、

そういう質問を投げることで、多面思考を促すことができる

(これ、算命学でいう龍高星思考を促す質問でもありますね)

これが、私の月の強みの行動だ、というわけです。

 

 

で、太陽の欲的には、「共同体の中でやりたい」ので、

身内(全くの初対面ではなく、共同体仲間という程度の付き合いが別にあるという意味)か、

私に比較的合う職場環境で接点をもった人相手だ、と。

 

この太陽と月の組み合わせだからこそ、

私というキャラは「管理職、プレイングマネージャーに向いている」という印象を与えているのかもしれませんね。

一般的な管理職って、まさに、人を育てるとか、人の力を最大限に引き出すとかが仕事ですから。

 

・・・だからこそ、以前書いたように、

「仕事」(ライフワーク活動のうち、お金になるもの)をするなら、

私に合う、私の魂の共同体のような、愛ベースで、主語が自分の人たちがいる環境でやることが必須だし、

そういう環境と縁ができれば、

そこから「仕事」の活動がいくらでも生まれるかもしれないですね。

 

どんな仕事でも、私の月のアクションである「対人関係スキル」は大事ですからね。

それは、太陽の世界からして「育成」に関する仕事である可能性が高い、と。

 

とはいえ、「育成」「対人関係スキル(人間観察スキルともいう)」というキーワードだけだと、ストライクゾーンが広すぎますな笑

 

・ライフコーチ(以前書いた、「FIRE専用コーチング」「公務員専用辞職コーチング」も含め)は、人を育てる仕事です。

もっと正確にいうと、気づきを得る機会を提供することで、人が勝手に変わって育つ仕事。

 

・3月に見つけた求人のうち、

元天職部署の下請け調査の仕事は、

調査の作業自体が楽しい知的活動でして、「そこでしか得られない栄養」がありつつ、

下請け元の人に技術情報を提供して「育てる」とか、

はたまた、そこの下請け会社の他の社員を「育てる」という要素もあります。

 

・今まで培った、算命学や占星術鑑定をセットにコーチングをやるにしても、

私がやると「育てる」要素が入るでしょうね。

 

・投資活動ですら、

育ちそうな、成長しそうな事業、会社を、

データや、その会社の経営情報から人のエネルギーを見極める”観察スキル”で観察して、選んで、

お金を投資することで”育てている”感覚になれるので、

「育てる」「貢献」という要素になり、満足しそうな、、

もちろん、私自身の「投資先選び力」を「育てる」というのが一番大きいです。

 

・反射の統合ワーク、は、

受け手の成長を促し、「育てる」ことにはなるのですが、

今の「足ぷろ」を受けている印象ですと、

決まった手順のサービスを提供するのが主体ならば、

人に思考変化を促すという、私の知性が喜ぶ育て方ではないかもなあ、という気がします。

私自身で、提供するサービスを自分で考えて作ると、

そこに「知性」が使われて、

受け手が「育つ」のを助ける(=育てる)という意識になれそうです。

もしやるならば、

統合ワークという決まったメニューの提供よりは(まあ、それもやってもいいけど)、

自分の縁ある世界(身内)で、自分で作ったサービスを提供するとか、

そのときのお客様の状態を聞いて、日ごとにオーダーメイド式で統合ワークのメニューを組む「パーソナルトレーナー」に近い形式か※、

反射の統合ワーカーや、身近な人に反射の統合ワークをできる人を「育てる」側とか、

そっちになりそうですね。

この界隈に関しては、仕事にするかどうなるかが、全くわかりません。

 

※ここで、天秤座の月の、体の状態や、話を聞いてからの推理力が働くので、一番月が使えそうなのは、これ。

私は、「育てる」「指導系」なら、決まったマニュアルどおりに指導・インストラクションをする、というよりは、断然、オーダーメイド派なのです。

そりゃ、対人知性力の月をもってるなら、そうなるか。

月「そのときの相手を観察して、それに合ったものを作るのが、楽しいいいい!!!!です!!!!」

 

 

・・・書いてみると、

私の太陽と月の組み合わせを活かせる、「仕事になるライフワーク」のタネが多そうでして、

これ以外のネタでも全然歓迎ですね。

 

もちろん、以前少し書いた

「ライフパートナーの家に居候させてもらって遊ぶ生活」でも、

私は勝手に成長して楽しんで、それが相手の刺激や元気になるから、相手に成長して、お互い「育つ」し、

共同体生活の中で、自分と相手が元気になるという意味で、立派に社会貢献しているし。

そもそも、私の月は、人とコミュニケーションするときに発動するので、

仕事をしなくても、太陽も月も喜びそうです。

 

タネが多いと薄々感じていたからこそ、

仕事選びで最も大切にするものを「仕事内容」から「環境との相性」に変えることができたのでしょう。

環境さえあえば、そこから、何か、ライフワーク級の仕事ネタが出てくるだろう、と。

 

なので、あと一年近く、視野を広く、ワクワク(ときめく)ことは全部やってみる、という形で、色々経験して、決めたいところです。