サビアンシンボルですが、今回は、太陽魚座の時期ですし、

私自身、プログレスの月が魚座の終盤ということで、タイムリーな魚座の世界を紐解きます。

精神要素だらけの世界で、「考えるより感じる」ものだと感じたのと、

私自身、今まさにこの世界を体験しながら学んでいるところがあるのとで、

今までの、水瓶座、牡牛座、蠍座とは趣向を変えて、

「私の体験に基づく暑苦しく長い解説ではなく、

私が、魚座世界から受け取ったメッセージを箇条書きする」

というスタンスで、書いてみます。

 

・純然たる精神世界とは~魚座15度までの世界~

精神世界=愛の世界。

愛をコアに。それはつまり、良心をコアに。

私たち人の本質は愛・良心、という、性善説が、魚座の世界。

何かに献身するという「忠誠心」と、人の魂の本質である「良心」が、精神力となる。

魚座の力を引き出し、外へ打ち出す信念たる原動力(強さ)が忠誠心であり、

外へ打ち出される力が良心である。

己の良心に忠誠心を誓う強さ、それが魚座の強さであり、メンタルの強さだ、ということかもしれない。

 

忠誠心が強さになる、と聞いて連想してしまった↓

 

(一般的な魚座のキーワードって、ふわふわしてる、とか、癒し系、とかでしょうが、

魚座サビアンの世界を紐解くと、根っこには、強い信念を感じました。

外柔内剛ですね。

見た目の雰囲気、オーラが柔らかい人ほど、芯が強い、というやつですね。)

 

 

魚座は、生まれる前の人の魂の世界を物語るもので、それは「良心」たる善である。

魚座は性善説。

次の牡羊座で、生まれて肉体に入っていく過程で、本能を体得し、これが性悪となる。

だから、先に、良心たる善を身につけて、新たなステージへ向かう。

 

新たなステージへ向かうには、まずは、愛、良心、善を鍛えてから。

 

★魚座は、「天報星のような、人がこれから新たに生まれ行く世界」です。

それはつまり、今の私のような、「新しい自分への変革期、生まれ変わり期」である人は、魚座の世界から学ぶものが大いにある、ということです。

生まれ変わるのは何のためかって、魂の本質により近づくためですから、

魚座の世界=魂の本質に従う生き方 ということなのかな、と。

 

 

・1〜5度:ワンネス(様々な要素の結合)

清濁併せ呑み、全てを受け入れるところからスタート。

変化のためには、自身をいったん無にし、外のあらゆるものを認めるところから、です。

もちろん、危険そうなものもあるので、そういうものの存在は認めつつ、そこからは身を守る。

守りつつ、集めたものを積み重ねて大きなものにする。

 

・6〜10度:良心を鍛える

精神的な生き方、というのは、一言で言うと「自分の良心を鍛える生き方」

生まれた良心を召喚し、鍛え、己の軸としていこう。

生まれて現実世界に揉まれて、欲を優先したくなったとしても、

良心に従った選択ができるように・・・。

良心に従った選択を、知性でもって選び(ここ、ドデカテモリーの双子座)、

その選択を積み重ねることが、自信、自己肯定感の醸成になる。

だからこそ、良心に従った選択を、躊躇いなく、即断即決していこう。

そうすることで、精神が安定し、心が輝きを増す。

輝いた心は、大いなる創造の力とのパイプが強くなり、

夢見世界からメッセージを受け取るようなことができるようになり、

創造力が上がる。

 

 

・11〜15度:良心を鍛える実践~愛ベースの人となれ~

精神的要素といえば宗教団体とか。何かの光の思想、光の存在を信じ、忠誠を誓い、そこに奉仕して学んでいく。

もちろん、内なる自分を信じる、でもいい。

つまり、人は皆、本来は光の存在なのだ。

 

何かに忠誠を誓い、その対象に献身すると、その対価として、生活が保障される。(かつての、会社の終身雇用制みたいな・・・)

神に忠誠を誓い献身すると、神の加護が得られ、

自分の内なる存在に忠誠を誓い献身すると、自分にとっての豊かな生活という加護が得られる、ということではないか。

「加護」とは、「安心感」

自分はこれでいい、自分は守ってもらえている、自分は大丈夫だ、

という「安心感」。

安心感があるからこそ、新たな生き方に向かっていける。

また、心の余裕が生まれ、周りにも心を配り、愛ベースで接することができるようになる。

 

良心、とは、一言で言うと「愛ベース」。

そして、愛はひけらかすものではなく、内に秘めるもので、内面から自然と漏れ出る美しいもの。

自分を愛で満たすと、外へも愛が漏れていく。つまり、自ずと人に愛を分け与える流れになる。

 

 

・現実世界との融合、愛ベースで育む~魚座16度以降の世界~

人として、肉体をもって、現実世界、人々の中の世界で生きていく、

それが「人間」である。

16度以降は、対向するサインである乙女座の、現実的思考(現実世界を五感で認識して分析、思考すること)を取り入れて、

人として生きる方向へ向かっていく。

 

魚座11~15度の「魚座のピーク」は、まさに、宗教や自身に仕える修道的・隠遁的世界に近しいものであったが、

やはり、人たるもの、気高き精神でありたければ、「人里離れた地で」なく、「人がいる現実生活の中で」外を観察しつつ、自らと向き合って生きていくのが一番だろう。

それはまるで、胎児が、肉体を徐々に形成し、胎内環境を認識していくかのように・・・。

 

サビアンシンボルの16度以降は、そのサインの「陽」(ピーク)に、対向サインが「陰」として入り込み、陰陽統合、極の24度、極の結晶化の25度へ向かうものだが、魚座の場合は、陽=精神要素、陰=肉体要素である。(算命学と同じだ!)

 

肉体という閉鎖空間に、己の精神エネルギーを閉じ込め、濃縮させつつ、

生命力を上げて肉体を鍛えていく。

これが、内向きのエネルギーによる成長。

一方で、肉体の外の世界を別ものとして認識し、好奇心をもって接する、

これが、外向きのエネルギーによる成長。

精神に続き、肉体をも満足させ、心も体も大切にする領域に到達するのが、20度の世界。

これは「自分に対する究極の愛」の世界。

自分の心と体を満たすことで、

「愛を与える存在」へと成長する。

 

・21~25度:愛ある者として、現実生活で精神性を発揮せよ

自分は、大いなる存在、神に愛で守られているという安心感=緩み、拡大発展

神からの啓示ともいえる、古代の叡智や、良心に基づいた「自分との約束」=自律のための約束事、適度な引き締め(縮小)

これらをバランスよく使いこなすことで、

愛を与え、

時には、大いなる存在からメッセージを受け取り、

己の精神と、大いなる存在から受け取った精神性とを、現実生活に一致させよ。(=言行一致たれ)

 

物質的に豊かだからといって、幸せなのだろうか?

真の豊かさとは、

心からの満足感と幸福感であり、

それは、精神的充足からもたらされるものである。

これを現実社会に伝えるのが、魚座の世界である(魚座の活動ピークの23度)。

 

魚座の精神世界のクライマックスである24度では、「心を真に満たす、プライスレスな世界」を手に入れて、己の精神を満たす。

 

そして、25度で取り出す「魚座の世界の結晶」とは、

肉体に適合させた「己の魂」

肉体に適合しない部分は、愛でもって浄化し、整える。

もちろん、この魂は、愛ベースで、良心に従う存在です。

 

精神性を鍛え、魂に還り、己の魂を完成させるのは、

現実社会で、肉体をもった人として、生きるためである。

 

 

・26~30度:新たなる自分として、現実世界へ

現実世界で、魂を肉体と調和させて生きるために、次のことをする。

・自然のリズム、月などの運気のリズムに、体の調子を合わせて整える。

・ベストなタイミングを見極める(行動全般、特に、何かを始めることについて)

・自分に合う環境を整える(大いなる存在が、環境を自分に合わせてくれる)

・大いなる存在と繋がり、創造主意識を持ち、自身の意志を大切にする。(=思考の現実化、引き寄せのようなもの)

・創造力を最大に発揮するために、新たな自分として生きる前の最後の準備として、自己統合のための最終調整を行う。

・「新たな自分」の理想を決めて、宣言する。(=いわゆる「アファメーション」、「理想・目標・ゴールの設定」)

 

私「これぞ、まさに、引き寄せ・無意識活用術そのものだ!!!(驚」

 

 

・魚座の世界を紐解いた感想

ザ・引き寄せ、ザ・精神生活(精神修行)という感想です。

それに尽きます。

そりゃ、魚座=スピリチュアル とか言われるわけで。

水瓶座サビアンの終盤でみたように、「スピリチュアル」とは、「究極に統合され進化した自己の魂」ですので、魚座の世界とは、魂の本質に還り、それに従って新たな自分へと生まれ変わる世界だ、と。(大事なことなので繰り返し)

なので、記事のタイトルは、「スピリチュアル」のような誤解を招きやすい表現ではなく、私が感じた、魚座の本質っぽい、ストレートそうなものにしました。

 

そして、魚座の世界で強調されている、

人の本質は光であり愛である、

良心に従うことで自己肯定感が上がる、

というのは、引き寄せの法則の大前提のようなものです。

 

受け入れ・認めることも愛から、

そして、愛あるからこそ、愛をもって浄化する。

何より大事なのが、

まず自分を愛で満たすから、

愛が内側から溢れて、人に愛を与える存在になれるし、

大いなる存在と繋がり、創造主意識になれる。

と。

 

そして、最も大事なのが、

精神的要素とは

精神世界(夢の世界など)に籠って満足するためではなく

現実世界で、肉体を持った人として、満ち足りて生きるためのものである。

と。

 

肉体に入ってこその魂ですよ、という話ですね。

かつての私のように、現実生活が苦難の日々で、精神的な夢(妄想、人生をゲームのように楽しむフレーミング)の世界だけで幸せになり、それでいいか、で終わるのではなく、

しっかり自分と向き合い、

己の精神世界という無意識の世界を、しっかり現実化させて、

現実世界での生活も、心満ちるものにしなさい、

それが、精神修行の究極のゴールですよ、

そんなことを、魚座の世界から言われたと感じましたね。

 

魚座の世界どおり、私は、引き続き、

自分自身に忠誠を誓い、

日々丁寧に生きて、ベストを尽くします。

 

自身への忠誠心が、強い信念となり、

自分の良心に従うことで、外の価値観とかから自分を守ることになる。

というのを、最近、実感しました。

いつも心に花束を・・・というか、いつも心に魚座精神を、自分への愛を。

 

そして、

私が、精神世界で欲し、夢の世界でやっているような、理想の生活・活動を、

全て、現実生活でも実現してこそ、

今この時代に生きている意義がある、というものです。

すべて実現してやり切る、

そのために、新たな自分としての生活をスタート!です。