ホロスコープには、「リリス」というものがあります。

リリスとは、

その人の奥底にある、本当は満たしたい欲であるが、

現実社会を生きる中で、何となくタブー視しており、自分で抑圧している欲。

その抑圧を乗り越え、リリスの世界をやりにいくことで、その人の魅力となる。

 

・・・という認識だったのですが。

 

先日、こちらの記事に出会いました。

 

リリスには2つ(3つ)感受点があるそうです。(衝撃)

 

一つじゃないんかい!

しかも、今まで私が「リリスの度数」と思っていたのは、

「Mean」というもの。

他に「True」もあるし、

それとは別の、ダークムーン(DM)リリスというものもある、と。

 

以下、↑の記事から引用します。

2種のリリス(True / Mean / DM)に共通する象意
【1】秘めたる欲望や想い / 抑圧された怒り
【2】それらの欲望、想い、怒りの解放
【3】光に対しての闇 / 闇を光へ昇華する
【4】父性(男性)的なものへの反抗心
【5】娼婦性とフェミニズム / 常識的な男女関係の拒否
【6】反社会(超社会)的、反権力的精神
【7】不平等や差別への反骨精神

 

ダークムーンリリス(DMリリス)の象意
【1】虚実の「虚」をあらわすもの
【2】無(虚)から有(実)を生み出す創造性
【3】目に見えないものへの意識(精神世界への適性)
【4】現実的なものへの強い反抗心
【5】最も深層にある隠されたプリミティブな月

 

 

もっと詳しい解説は、↑の記事をご覧ください。

 

 

私の場合、

Meanのリリス:山羊座23度「戦闘での勇敢さを称える2つの賞」

 

が、これまで、「リリス」と思っていたものです。

この世界は、21度で全力に勝ちに行き、22度で、時には潔く敗北を認める精神の気高さをも得て、

それらを両方使いこなし、現実面と精神面両方で、満足いくレベルまで上ることや、

他、物事の二面性、多様な価値観を大事にすることを意味します。

 

・・・って、まさに、物事の陰陽を見に行くことを大事にしている私そのものですし、

現実面で「上がる」といっても、私が満足するレベルは、「自分の仕事を自分の裁量でできるだけの役職まで上がる」ことでして、その点は、もうとっくに満足です。

MAX値が、「グループ長」レベルですかね。

「専任」とかいうのは、ついてもつかなくても別にいいです。

管理職、は、管理職のトップ級(課長くらい)までいかないと、「管理職業務を自分の裁量でできる」が満たされなくなるので、却下です。

 

精神面は、このブログで書いてるように、日々上を目指していますが、そちらには終わりがある気がしないので、まだまだ目指すのみです。

 

そもそも、どうして、冒頭に書いたリリスの記事に出会ったかというと、

今の自分の仕事活動が、まさにこの、山羊座23度臭が大変にしておりまして、、、

全力で勝ちに行くが、時には敗北も認める、っていうのが、仕事活動のここら辺でよく現れている感があります。

 

・お客様に出す書類で、全力で自分の判断を論理的に説明し、「勝ち」にいくが、

一方で、「ここの論理は弱いです、どうぞ反論してください、そうすればあなたの勝ちですから」という、「負け」ポイントもしっかり言語化するようになった。

(逆に、プライドが弱く、負けるのを嫌がる人には、「負け」ポイントをごまかす文章を作る傾向がありそう)

 

・マゾ案件相手に、今までの仕事経験フル稼働で全力で勝ちに行く、もとい、その本質を掴みに行くが、

わからなかったり、迷ったりしたら、素直に力・経験不足を認め、誰かに相談する。

 

・最近は、「才能発揮」という”勝ち”をやること以上に、

自ら後ろに下がるとか、人に譲る、頼るとかの”負け”を使いこなした方が、自然体で陰に隠れて静かに自分の裁量でやれそう(ここ、山羊座23度)で、楽な気がする、

だから、今まで以上に、積極的に退いて譲ろう、という意識になっている。

 

こんな状態ですから、

あれ、リリスの世界が、タブーどころか当たり前になってるな・・・?

リリスの世界、そんな程度で、大丈夫か・・・!?

と、思ってしまい、調べた結果、↑の記事に出会ったというわけです。

 

 

まあ、FIRE精神、もとい、自然体でやっていたら、自ずと、リリス(Mean)の山羊座23度になってた、ということであり、

これはこれで、

仕事の世界が「男性っぽい働き方」が主流であり、

女性の活躍や出世重視、といいつつ、その中身は「女性が、男性っぽく、欲や力を込めてバリバリ働く、今までの昇進システムに女性も乗っかるだけ」という働き方に、ほぼなっていることへの、私からの反骨・アンチテーゼ

であるという点では、リリスの象意そのものかもしれません。

 

私というキャラは、オタク・知的活動・戦略論理思考好き(さらには、筋トレ好き)という、その活動内容だけみたら「男くさい」キャラですが、

そんな「男くささ」を、自然体で、リラックスして、ありのままに楽しく発揮して、仕事をする(楽しいので、仕事をしているという自覚すらない)、というのは、我ながら、「かなり女性っぽい働き方」である気がします。

あと、時には、譲ったり、できないことは素直に周りに頼る(平気で、10以上年下の若手にすら頼る!笑)、とか、部下の成長は部下自身に委ねるとか、そこらへんも女性性を使っている感があります。

 

私自身がそんな働き方を、(あくまで、ひっそりとやってるつもりですが)続けていること自体が、ひっそりと、「女性の活躍って、こういうやり方じゃないの??」と、反骨精神で、PRしていることになっているのかな、と。

 

とはいえ、何となく、「リリスの世界はこの程度ではないのでは」となりまして、

今回知った2つのリリスを見てみると、たしかに、もっと深いかもしれぬ・・・!と感じました。

 

記事には、3つとも大事だ、とありましたが、まさにそのとおり。

では、残りの2つのリリスを順にみていきましょう。

 

 

・Trueのリリス:山羊座3度「成長と理解に対して受容的な人間の魂」

山羊座1度で、「現実社会で自己実現するぞ!」、

山羊座2度で「現実社会から”結果を出しなさい”等の制限を押し付けれらる」

という経験を経て、

「現実社会に制限があることを受け入れ、

結果のような、現実社会での形あるものと調和して生きる」

という世界です。

 

他、現実社会の制限が「肉体という器を持つこと」という肉体的・物理的制限であることを受け入れて、制限なき自らの魂を、「肉体をもって現実社会を生きる」ということに調和させていき、「肉体をもってこの世を生きる体験を楽しもうとする」世界でもあります。

 

また、山羊座序盤の、陰極まった冬至から陽に転じるゾーンでもあるので、陽、つまり太陽の輝きの成長リズムを受け入れて、それと調和して成長していく、ということでもあります。

 

 

「肉体をもってこの世を生きる体験を楽しもうとする」というのは、まさに、私の(一方的な)引き寄せの師匠のMACOさんが強調して発信しているメッセージの一つです。

 

肉体という制限・・・そう、これはまさに、体調第一の精神・・・

魂だけならどんどん活動したいけれど、そこを体のペースに合わせて緩くする、と。

体を持って生まれてきたのだから、その緩さを楽しむ。

 

肉体があるからこそ楽しめる体験は、今の私にとっては、筋トレや食事です。

凄く当たり前ですが、筋肉や関節というものがあるから筋トレが楽しいし、

食事も、味を感じることができる肉体があるから味わえるのですよね。

 

とはいえ、MACO師匠がよく本とかに書いている「肉体をもって楽しむ体験」には「パートナーシップ」ネタもあり・・・そう、異性に触れるやつ全般ですね。

ここら辺、まだ、抑圧されてる感があるやつ・・・。

リリスの世界と合わせると、そのうちどこかで「結婚し子育てをするという常識的な男女関係ではない、自己流のライフパートナーシップとして」やることになる、のかもしれません、、

 

あと、「現実社会との調和」というテーマがリリスだ、というのには、納得です。

このリリス、実は、私のMCである乙女座4度とゆるくトラインになってまして、

最近思っている、

組織勤めに向かない私が、わざわざ、自分に波長が合わない人が多そうな人たちの集まりに身を置いて、そこで仕事をしているのって、

現実社会で生きる中で人生勉強をし、精神の高みにいこうとしている修行の一環であるのでは!?

ということと、合っています。

 

老子曰く、道をわきまえている者は、人里離れたところにいるのではなく、

普通に、多くの人がいる中にいて、同化しているかのように混ざり合い、平凡に生きているのだと。

以前、「人がいる中であえて孤独に隠遁し、自身を周りから切り離す修行」のようなことを書きましたが、そういうことです。

私自身のハラのうち(引退して自然体でええやん)は明かさず、現実社会で求められるノルマはとりあえず達成しておいて、現実要素と調和、というか、和合して淡々と生きるのです。

 

 

で、この「精神の高みにいく」という話ですが・・・

ここにきて、私のダークムーンのリリスの度数が「お 前 か よ」という度数でして、こちらをご覧ください・・・

 

 

・ダークムーンのリリス:魚座26度「影響を分割する新月」

月のリズム(に限らず、運気全般のリズムと解釈)に合わせて生きる。

この人生の魂の目的を思い出しそれを叶えるために、たとえ孤独になっても突き進んでいく。

人生の目的が具体的に見出せなくても、与えられた人生の時間を大事に丁寧に生きる。

魂レベルでの自立。

一人で静かに時間を見つめる時間を大事にする。

自らの魂の目的という、人それぞれの目的に向かっていくのは皆同じという精神で、相手を尊重する(淡白とみられることも)

 

誰かと一緒に月を眺めていて

一見、同じ月を眺めているかのようだが

実は、それぞれの魂の目的に応じて、違う月を見ており、

行く先はバラバラである。

 

参考:

 

 

 

 

・・・。

 

先月、やたら、「パートナーシップ」のお題が入ってきて、

今までの、「パートナーシップ」「男性との関係」に関するネガティブ感情や思考の徹底的なデトックスを促されつつ(なんで今はまだそんな縁がないのに、デトックスする必要があるんですかね!??)

あなたの深層意識が欲している「ライフパートナーシップ」というものとは何か答えよ。

というお題が来てまして。

今まで、明確な答えが出てこなかったので、スルーしていたのですが、

えーと、これは、

リリス(True)の「肉体をもって体験」をしつつ、

その精神的な人間関係は、同じ月をみて、互いの魂の自立を支えあうが、一緒に同じ道で生きるわけではない、共同で何か(例:子育て)をやるわけではないという、リリス(ダークムーン)である、

というのが、答えなのかもしれんな・・・。

と思いました。

 

 

というのも、

私自身の「完全なる受け身」の生き方からして、向こうからやってくる縁を、体が拒否しない限り受け入れて、それに乗っかる、ということになりそうなのですが、

たとえ乗ったとしても、結局は、

いわゆる結婚+子育てのセットを求める相手なら、それには応えられないから終わりが来る、

魂の自立を自らの理想にし、それを追求する人でないと、長続きはしない

と、全身で深く納得している感があるのですよ。

 

 

あと、昨年末あたりに、

自分と他の人を分離するようになり、

それまでは、みんな自己実現する世の中がいいのでは、自己実現して輝く・魂がよく燃える人を一人でも増やしたほうがいいのでは、とか思っていたのですが、

それはなんと傲慢で場違いな考えかと思って、捨てたものです。

 

私は、魂の自立への道、魂の目的を歩むが、

今世の生き方をどう決めているかは、魂によって違う。

全く自己実現しないで周りに合わせるだけの人もいるし

自己実現しようと思っても不発に終わってしまう人もいる、

でも、それは、その人たちの魂がそれぞれ決めてきていることにすぎず、

私が、はたからみてあれこれいうことではないし、

もちろん、そこに私自身を投影するのも何か違う。

だからこそ、どれだけ縁が深い人がいようと、その人の今の状態や意志を尊重する。

そこに私が勝手に口出しするのはもってのほか。人の課題、魂の邪魔をしない。

人に口出ししたくなったときは、

自分に口出ししたいときだと軌道修正し、

その言葉を自分に投げ、自分の世界に戻って集中する。

 

・・・という境地に達しつつあり、

これはまさに魚座26度がある、ダークムーンのリリスの精神。

 

そうか、その精神を、一人で毎日コツコツ、自然体で実践して日々過ごしているから、

何やら日々の満たされ感がすごいですし、

もし、突然ライフパートナーシップをやることになったとしても、

その精神は変わらないから、自然体のままパートナーシップがやりやすいだろう、ということですかね。

 

ライフパートナーシップの話を脇においても、

ダークムーンのリリスというのは、最深部にある欲であり、

虚から有を生み出す創造性の源でもありますから、

その度数の世界で生き、その度数の世界の方向性を目指していくことは、

現実社会という枠をこえた、超人的な何かのサポートが入るうえに、(自分の秘めた力を発揮する、のが真意でしょうが、あえてこう表現します)

自分の深層意識までもが漏れることになるからこそ、

自身の深い魅力となって、何かが現れるのかもしれません・・・。

 

今やってる、FIRE精神の自然体で、千日修行ぽい生活をするというのは、

現実世界に和合して、そこで「奉仕」として仕事をする生活をしつつ、一人で静かに内省する時間や、運気の流れ、体調と調和していくことを一番大事にしていますし、掲げる理想が「魂の自立」である、という12ハウス的世界ですので、魚座26度と親和性が高い、いや、魚座26度の世界そのものではないか、とすら感じます。

 

年始に、やたら、魚座要素を大事に!魚座要素があなたの深層意識だよ!とかいうメッセージが来まして、てっきり、魚座のICとそこの恒星たちの所為かと思っていたら、なんと、魚座のダークムーンの所為でもあったのですね・・・。

 

 

・3つのリリスに意識を向けた感想

最近の隠遁生活と、その中での、仕事の世界での活動と合わせて振り返ると、

ここまで合うものかと驚きました。

それくらい、全惑星意識にさらに近づき、また、自分の最深部にも触れているのだ、ということなのか、と感じると、なんだかうれしく、一人静かに幸せをかみしめますね。

人生っておもしろい!!

 

そして、ホロスコープで見てみると、

最も現れやすい太陽は山羊座、月は天秤座であり、

外から見た目は「仕事ができて、良識と人間力がある(そしておそらく出世も期待されている)」

のかもしれませんが、

自身の才能発揮に特に効いたのは、水星・金星・火星の水瓶座トリオであり、

ホロスコープで最も元気なのは、戦略を楽しみ探求心のある射手座の木星。

そんなものだから、本人のハラは、太陽の山羊座とは真逆の、組織への帰属意識ゼロの自由人。

そして、力の源という、魂に近い深層意識を掘ってみると、実は、魚座っぽくもある(魚座の天体、一つもないんだけど!笑)

自然体での生き方にシフトすることで、ますます、深層意識の魚座っぽさが漏れ出てきている・・・かもしれない。

 

 

そういわれてみると、

私自身、魚座っぽい「夢の世界」に生きることが得意です。

(夢の世界だなんて、算命学の月支の天恍星にも通じるかもしれないね)

特に、自己否定したり、自分の中に新たなキャラをインストールしたくなったときは、二次元とかで見つけたキャラや、三次元の推しキャラっぽいキャラをインストールし、「今私はこのキャラだ」という夢の世界にいるかのように、活動しています。

だから、はたからみると、多重人格っぽいかもしれないし、話し方がコロコロ変わることがあるほどです。

20代までの「人生ハードモード」のときなんて、常に誰か別のキャラを貼り付けて、常に夢の世界で生きていたような気すらあります。

 

今もよく、何かのキャラを貼り付けており、

特に、ゆるく活動したいときに、ゆるいキャラを貼り付けています

(上の「そーなのかー」がいい例)

 

 

特に小学生時代までは、本を読むことが大好きで、

架空の物語を読んでその世界に浸るのが大好きであり、

この「夢の世界にこもる」力がなかったら、今ここまで生きていなかったかもしれません。

あと、夢の世界にこもる力があるからこそ、

男性パートナーが現実にいなくても、夢の世界でパートナーシップをDIYできている、ともいう爆。

 

まさに魚座の4ハウスっぽく、家に一人でいるときは魚座キャラになってそうですね。

 

 

命式やホロスコープといった

「パーソナルデータ」には、

いろんな星の世界が入り混じっており、

どれも自分の大切な要素、キャラクターである。

だから、多重人格で全然いいし、

どんなキャラも認めて、一人の自分のチームとして統合するのが、

何よりも幸せだし、自分の奥深さとおもしろさに気づく。

 

のだと感じます。

 

特に、ホロスコープで、今回のリリスのような、深層意識に近い部分を掘っていくと、なおさら、そう感じますね。

やっぱり、自分を見ているのが、一番おもしろいし、幸せだし、満足だ!