以前書いた記事↓

に、大きな間違いがありましたので、

お詫びして訂正しつつ、

私自身の生き方を、正しいものを使って見直してみます。

すみません・・・(土下座)

 

算命学会誌の記事を、あまり考えずに引用するから、こうなるのだ(戒め)

↑次の号で、誤りがありました、のお知らせが来たというね。

 

どこが間違っていたかというと、季節ごとの旺相休囚死の五行です。

 

春 旺:木、相:火、休:水、囚:土、死:金

夏 旺:火、相:土、休:木、囚:金、死:水

秋 旺:金、相:水、休:土、囚:木、死:火

冬 旺:水、相:木、休:金、囚:火、死:土

土 旺:土、相:金、休:土、囚:水、死:木

 

これが正しいです、元記事は、相と休の五行が全部逆になっていました。

 

「お気づきかもしれませんが、

旺:自星、相:印星、休:漏星、囚:財星、死:官星 にあたる五行になっていますよね。」

なーんて書いておいて、これは合っているのですが、

そこに五行が合っていませんでした、というオチ。

いや、書いてて自分で気づこうよ・・・爆

 

 

星のイメージ的にも、

相の「成長」は、まさに、季節に助けられる五行、という、印の関係そのものです。

また、休の「老人」つまり、

・体力を智恵でカバーする生き方

・知恵を人、特に旺や相の世代に分け与えて、ここら辺の人たちを助ける生き方(おじいちゃんおばあちゃんの知恵袋を、親・子世代に伝えるようなものですね)

というのは、「智恵(知恵)」とはすなわち、自身から漏れるもの、漏れ伝えるもの※、と捉えると、まさに漏らす関係です。

 

※十大主星と生き方、で、最後に「玉堂星」という、自身の今までの人生経験から湧き出る叡智の世界があることから、

智恵(知恵)というのは、これまで作った自身(自星)の世界から漏れ出るものだ

ということなのですね。

智恵(知恵)を漏らして人に伝えたり、漏れたものを自身でも活用する(体力をカバーするのは、その一例にすぎません)、というのが漏の関係。

そして、この、漏れた智恵(智恵)を受け取って、自らの助けとして成長していくのが印なのです。

 

↑こうやって捉えると、

印星が多い・強い人って

智恵(知恵)がある賢い人、というのではなく、

もっと賢くなりたい、つまり、これから智恵(知恵)をたくさん受け取りたい、という人であって、現時点で「賢い」「頭がいい」と見えるかというと、必ずしもそうではないということが察せられますね。

賢くなりたい、という欲がある時点で、まだ十分賢くないのです。

 

また、私のように、印星と漏星を両方持っている人は、

自分の人生経験や勉強などから智恵(知恵)を蓄え、

ある程度それらを積んだら、そのとき蓄えているものを外に漏らす・発信する

もちろん、発信しながらさらに学び、発信するものをアップデートし続ける、

という生き方をしなさい、と言われているようなものです。

(浅野さんの四柱推命の本では、印・漏の五行が突出して強い命式を「講師・インストラクタースタイル」と称しています)

 

 

では、話を、旺相休囚死に戻しましょう。

私は冬生まれの木でして、

前書いた記事では、まさかの、ここの「木」の部分が間違っていたので、

今回、正しい情報に基づいて、自分の生き方を見直してみます。

 

私は、「休」ではなく「相」でした。

なんだよ、せっかく引退できると思ったのに~~~(体力が弱点の人の心の叫び)

 

相というのは、成長期、伸び盛りです。

まさに、30代のころに成長ジャンキーを自称していた私そのものですね。

次世代のエース的生き方です。

次世代のエース、ということは、

周りの人たちが、自分の伸びに期待するという目で見てくるものですし、

日々成長し続けるのが使命というものです。

 

プロ野球のドラフトで、「即戦力」枠の、大卒や社会人の選手が、旺。

相の選手は、将来を見た高校生指名、というところです。

 

すぐに結果を出すことが期待される(圧がかかるともいう)旺とは違って、

相の場合は、長い目で見て伸びれば・いい結果になればいいので、

短期的な結果よりも、長期的にみて、これがベストだ、という選択をすることが大事になりますね。

 

私は今、ちょうど、「まだ慣れない分野の仕事」(もう慣れたのでは?というツッコミもきそうだが)をやっていて、無意識に、「相」の生き方になっていました。

正直、今の仕事もそうですが、現場仕事に「慣れ」というものは存在しないのかも、と思います。なぜなら、理系の専門分野の技術を扱う仕事でして、日々技術は新しくなる、そう、慣れないものが常に生み出され、それらの相手をし続けるのが仕事だからです。

 

気づけば、無意識のうちに、

書類を読んで、初見では「よくわからん」(つまり、慣れていない)と感じる内容の技術について、いかに効率よく情報を集めて学び、その情報を使って判断することに繋げるか、

という仕事スタイルになっていました。

最速で「判断」につながる情報を取りに行くのではなく、

まずは、わからない技術について学んで、自分が成長して(というと、やや大げさですが)、技術に明るくなるという土台を固めてから、「判断」につながる情報を取りに行くのです。

まさに、仕事を一つやる中で、相らしく、成長していくのです。

このやり方では、

一見、仕事の本筋とは関係なさそうな情報も見ることがあるので、最短ルートではありませんが、長い目で見て、

・知識の学び(知識が増えるほど、今後、幸運にもそれが活かせる仕事が来る、ということが起きやすくなる)

・仕事の見通しが立ちやすくなり、トータルでかかる時間は短縮できそう

という恩恵があります。

 

先に、学ぶことに時間と気力を投資して、最後に回収して効率よく仕事を終える、という流れですね。

 

この、学ぶことへの投資を惜しまないというのが、相らしい生き方ではないかな、と思います。

時間、気力に限らず、お金の投資も入ってきます。

(と考えると、FIREの生活費シミュレーションは、見直した方がいいですね、、

学びに投資できるように、余剰資産を用意しておこう・・・)

 

もちろん、次世代のエースなのですから

学んで終わり、では当然なくて、

学んだことを糧として、ゆくゆくは行動に移す・実践するのだ

という、行動・実践までがセットです。

 

次世代のエースが、行動しない不発の器で終わってはいけないのです。

未完の大器として、日々成長し、そのアウトプットをし続けてこそ。

 

 

また、学び続けるということは、

周りから受ける影響が大きいということでもあります。

学ぶということは、吸収するということ。吸収するということは、影響を受けやすいということです。

相は、天貴星や天恍星という、学生時代のようなものです。

学生時代に、親や友達、先生、その他、学校や家庭の環境から影響を受けやすいというのは、多くの人が想像できることでしょう。特に、経済的に自立していないからです。

 

幼少期、学生時代の「育つ環境」が大切なのと同じで、

相の生き方は、

日ごろ、どんな人たちの中で生きるか、

どんな人たちと接するか

がとても大事です。

どんな人たちと縁があるかによって、生き方が暗くも明るくもなりえます。

 

また、幼少期要素もありますので、子供の頃にしっかり遊んでおくことが大事です。

遊びが足りないと、大人になってから、「大人の火遊び」をすることがあるので注意なのだとか。

私は、子供の頃に遊んでいない方かもしれませんが

知的活動の遊び以外にはあまり興味がないので、本を読んでるだけでも十分だったかもしれません。いわゆる、大人の火遊びに近いことは全くやっていませんし、やる気も起きません。

 

 

私は、去年から、

仕事で大事なのは

仕事内容が自分にどれだけ合っているか、というよりは

誰とその仕事をやるか、

どんな人たちがいる中でその仕事をやるか、ではなかろうか・・・

と思い始めましたが(それまでは完全に内容重視でした)、

ここにきてようやく、命式どおりの、相らしい生き方になってきた、ということですね。

 

算命学の教えでは、

相の人は、成長し続ける人ですから、

特に幼少期、学生時代が一番人生で明るいことが理想

と言われています。

 

私の場合、残念ながらその理想とは程遠かったのですが、

環境を自分で選んだり、作ったり、がやりにくい学生時代までとは違って、

環境を自分で選んだり、自分に合わせて修正していったり、というのができる大人になってから(これは、自活できることが大きい)、いくらでも明るくできるので、それでいいかな、と思っています。

 

そもそも、環境を選ぶ、修正する、とか書きましたけど

まずは、環境をどうとらえるか(フレーミングするか)で、どうとなるところも多々ありますからね。

思い返せば、学生時代までは、周りの人と合わないなら無理に仲良くしない、孤立上等、でやっていたのですが、これも、捉え方を変えて、行動を変える一つのやり方でしょう。

 

 

環境をガン無視するのが楽にできる、真に「自立」しているのが、旺。

旺の人たちは、環境に合わせるほうが苦手で、自分の力を押し出して環境を変えよう・影響を与えようとします。

相は、これとは逆。

環境に合わせるのが楽にできる分、環境の影響を受けることは不可避です。

あれ、こうやって書いてみると、とても思い当たる節が・・・。(環境に合わせるのが十八番)

なので、「半分自立」という言葉がぴったり。

 

どんなに自立・自律したつもりになっていても、環境の影響は受けるもの、というのが、相のサガです。

それに降参して、環境、特に、関わる人との縁を選ぶことが大事ですね。

最も大事な縁は、誰(何)を、心の師とするか、です。

そりゃあ、学びの生き方ですから。逆に、師を全くもたないと、モンスターチルドレン・・・のような、横柄な人になってしまいます。

(ちなみに、私の心の師は、人でいうと黒田博樹さんと大谷翔平さん、人ではないものでいうと算命学や占星術です。)

自分にだけ頼ることは難しいです。

師のような存在にも頼っていくことが大事です。

例えば、何かで詰まったら「この人(師)ならどうするかな?」と考えてみるとか。

師をもつ、というのは、その師の枠に入る、ということでもあるので(教育とは洗脳だ、という言葉もあるくらいですし)、

そうみると、やはり、師がどんな存在か、というのが最も人生で重要ですね。

 

 

そして、学生っぽい「プライド」が高く、

「自分はすごい(すばらしい)」と思い続けたい(認められたい)という欲も高いのではないでしょうか。私はそうです。

だからこそ、私は、日々自分で自分を認めつつ(=欲を自分で満たしつつ)、

「自分はすごい」欲とのバランスをとるために、日々、まだまだ知らない・至らないところがあるかもしれないと意識して謙虚に学ぶ、自分はちっぽけな存在と認める、という意識も使って、調整(自律ともいう?)をしています。

 

 

 

相の生き方を一言でいうと、

生涯、成長期!

ということです。

 

私は、「人生RPG」というとらえ方をしており、

年齢=レベルである、と思っているのですが、

それはつまり、毎年レベルアップしていくという、まさに「生涯成長期」なのです。

 

他にも、「年をとると衰える?いや成長する!」というとらえ方もあります。

似たようなことを発信している人がいまして、たしか「年を取ればとるほど若々しくなる」でしたっけ、この人も、相の人です。

 

やはり、旺相休囚死=生き方、人生観 なのですね。