以前、「龍高星×天報星」の世界の体現者として、大谷翔平さんの話をしました。
彼の活躍は時々ニュースで見ています(試合は見てませんw)
推し、というよりは
精神世界、自身の心の充足第一の生き方をする、心の友のような気持ちで、
「最近どうしてるかな?」的な軽い気持ちで見ています。
(もちろん勝手に心の友設定してるだけで、側からみれば、何様だよって感じですね笑
それくらい、精神重視の生き方のモデルが少ないんですよ、、)
どれだけお金や名誉が増えようが、
本人のキャラクターが変わらないのは、
精神重視の生き方の特徴かと↓
大谷翔平さんの命式↓
以前、
大運の十二大従星が年齢にピタリと合っていて、GOD級という話を書きましたが。
算命学の勉強を進めた今改めて見ますと。
東西の現実ラインに現実の十大主星が並び、
南北の精神ラインに精神の十大主星が並ぶ
という、これまた、十大主星がそれを燃やす環境にバッチリ合っていて、自然さはGOD級です。
また、極は龍高星(これは前書いたとおり)、
才能の星(剋が最も多い星)は鳳閣星。
中心が司禄星で車騎星が二つ、
これだけ現実の十大主星があっても、
お金や名誉に目がくらまず
(たぶん野球やってるとき以外は)自然体でマイペース、冷静な鳳閣星っぽいキャラを守ることができているのは
きっと、精神の鳳閣星と龍高星を
しっかり燃やしているからでしょう。
車騎星(言わずもがな、スポーツの才能)と司禄星の蓄積精神は、
野球でコツコツ努力を積み重ね、
二刀流の結果をも積み重ねる
(勝ち星とかホームラン、ヒットの本数とか)
と、野球やってるだけで存分に満たされている、というのも
お金や名誉に目がくらまない理由であるのかもしれません。
そんな大谷翔平さん、
昨年末にドジャースに移籍しましたね。
調べた範囲から推測できるのは
チームの勝利、ワールドシリーズ優勝を理想とし、それが実現できる環境かを大切にして、行き先を選んだということです。
エンゼルス時代は二刀流の探究を大切にし、
チームが弱かろうと
経営でゴタゴタしようと、
エンゼルスに残っていたのでしょうが
(そもそも、エンゼルスを選んだのも、二刀流をサポートしてくれるから)
実際に、二刀流で結果を出していくうちに
野球人として、実現できていないものに気づいて、「優勝するチーム環境」を欲するようになったのでしょう。
車騎星の欲かな、と思います。
二刀流を探究していた時期は
車騎星の欲は
野球の歴史を塗り替える戦い(これは龍高星の欲でもある)、
自分との戦い
という形だったのでしょうが、
そこに次第に
チームとしてより多く勝つ戦い
という欲も加わっていったのかなと。
これまでは、二刀流の個人成績が騒がれていましたが、
これからは、自分の個人成績よりもチームの勝利のためにという選択で騒がれるのかも!?
この、チームの勝利を第一の価値基準(大切なこと)としたのは、
石門星の大運時期だからというのが大きいでしょう。
石門星、集団の守り。
野球のチームプレーにはうってつけの世界です。
21歳からの大運なのですが
日ハム時代は、最下位から日本一まで経験し、「優勝」欲が一度満たされたこともあり、メジャー移籍時は、まずは優勝ではなく、メジャーの世界での二刀流探究を大事にしたのでしょう。
そして、しばらくメジャーでやって、優勝、勝ちから遠ざかることで、欲が復活したのかも?
大事なこと、価値基準を明確にしたら
あとは、それをあらゆること(お金とか)よりも最優先する、ただそれだけ。
これを簡単にやってしまうのが
大谷翔平さんの人間力ですね。
この力は、命式の資質ではありません。
命式に由来する欲や行動はたくさんあり得るのですが
その中から何を選択するのか、
どんな優先順位にするかを選ぶのは
命式を扱う自分の心の力です。
この人間力あってこそ
命式を使いこなし
自身の魅力を生みます。
・チームの勝利が最優先だから
自分の給料をもらうのを後回しにし
先に他の選手の補強をしてと提案
(チーム側に提案するところが
石門星のヨコの関係っぽい…)
・背番号を譲ってくれた選手の奥さんに
サプライズで車をクリスマスプレゼント
(背番号を受け継ぐ陰まで意識が向く人間力!
身内のチームメイトに愛を提供するのと、節税のための寄付の意図?は、いかにも中央の司禄星)
お金への欲のなさから
勝利を優先し、
まずは身内(チームメイト)を大切に、
そして、チームの経営事情を慮る、
と、司禄星(プラス大運石門星)を使う
お金より他のものを優先するだけで
異次元の魅力に見えるようですね↓
周りがどれだけ騒ごうが、
本人は、鳳閣星のごとくのんびりマイペースで※
司禄星らしく質素に(収入の割にはという意味で。)生活を続ける
※車騎星2つ持ちだと、休むときはしっかり休んでのんびりするので
そこもまた鳳閣星っぽく見えることもある
それは、命式云々というよりは
自分の価値基準に基づいて
選択、行動し続け
発想が自由自在である(これは龍高星、天報星か)
この軸がぶれない人間力がなせるワザですね。
生きるということは
命式+人間力の集大成である
を見事に体現していて
素晴らしい、それに尽きます。
心の友認定だなんておこがましすぎて
これからも、人間力の先輩、師匠として
遠くから、時々見ようと思います。
(実は、大谷翔平さんの命式は、
日干支が私の月干支と大半会(壬辰と壬子)、
年干支が私の日干支と大半会(甲戌と甲午)
という、ダブル大半会でして、そりゃ、彼の生き様を見ていると、私が得るものが大いにあるよなあ、という感じです。
これだけ縁?がある人って珍しい)
余談ですが
大谷翔平さんのサターンリターンは
なんと2024年3月末ごろの模様です。
人生の転換期にチーム移籍!
30歳前のサターンリターンは
一般的には、親や目上から植え付けられた価値観からの脱却がテーマになりやすいのですが、
大谷翔平さんのように
若い頃から既に自分の価値観で生きている人は、
価値観、価値基準の優先順位を変えるだけなのかもしれません。