昨日、社内セミナーで

「やめる」についての話をしました。


内容は、よくある一般論で


状況(ジャンル、コンテクスト。例:仕事)で

自分の価値観(大切にしていること、求めること)

方向性(どこへ向かいたいか、向かいたくないか)

を決め、


それに合うことだけをやり

合わないことはやめる(やらない)


という話なのですが

(これだけで記事一つになりそうね)


そのとき盛り上がった

「やめられないあるある」が


できそう、

今までやっててできてたから

ついやってしまう


でした。


私「喝だこれは!!



で、実は、この喝ですが


という言葉のとおり、


喝=十大主星の剋

の話そのものなんですね。


剋の世界って

そんなふうに

いろんなこと教えてくれるんだな、って。



何の剋かといいますと。


実は、


できそうだからやってしまう


は、


官星の精神です。


体力に恵まれた官星だから

「できそう」と思いやすいですし


体力自慢=体力を「できそうなこと」に使おう!


と思ってしまうのも無理はないでしょう。


また、仕事話でよく叩かれる


とにかく数、量やればいつかわかるだろう

(昭和の根性精神論かよ。。)


よくわからないけど

「行動して何かやった」ら

仕事した気になって満足する

(いわゆる「仕事してるフリ」「やってるフリ」で

側から見れば無駄なことをやり

叩かれる)


ここら辺も

体力馬鹿、

体力使えば満足の

官星らしい発想ですかね。



というわけで

官星の体力が

「なんでもいいから行動しよう」と

「やめる」「やらない」を阻む…


そこで、剋の出番です。


官星を剋する

漏星の教えが登場!!!


今回、効果的なのは

鳳閣星の「前向きな怠惰」

詳しくはこちら↓

できるからやってしまう、

動きたいby車騎星

鳳閣星「喝だこれは」


生きる上で大事なのは

前向きな怠惰だよ!!

いい意味の手抜きだよ!!


もっと、のんびり

楽しようよ


前向きな怠惰を大切にすると


何かを得る、または避けるために

できる限り最小のムーブで

最大の成果を!


という発想になります。


最小のムーブを、と思えば

必要ないことは

たとえできそうでも、

たとえ今まで慣例でやってたとしても

躊躇なくやめるでしょう。


私みたいな官星ない人は

官星ある人が

「このくらいならできそう、やるか」

となる作業量を

めんどくさいわ

どうやって楽しよう、

どこを減らそうか

と、最初から考えてしまうので


「やめる」をやるモチベーション

高すぎ!?


ですね😂


もちろん、

なんでもかんでもやめるわけじゃないです。

大事なことまでやめたら大変なことになりますよね。

やめても支障がない、

それどころかプラスのことだけやめる、

そのために、

価値観と方向性という選択基準があるのです


そんなこというと、


官星「体力余っちゃう…

不完全燃焼だ…」


って返ってきそうですが、


私なら、こう返します


余った体力で

他のやりたいこと

やればいいじゃない


ちなみに

「やりたいことがわからない」の多くは


「できそうだからやる」

「頼まれて、できそうだからやる」

特に「やらねばならない」ことなどの多くのことを

「できそうだからやる」でやってしまい


そこに全体力を使い

余裕がないので

「他のやりたいこと」が

出てこない、わからない

という状態になってると思うのですが

いかがでしょうか。


これは、算命学でいうと


官星→自星の剋で

「できそうだからやる」の行動で

自分を抑えてしまっている!?


なのかなあと思います。


そんなときの「やめる」処方箋は

印星の世界で、剋を和らげることです。


官星「できそうだからやるわ」

印星「その、できそう、って

なぜ、やる必要あるの?

なんのためのもの?

理由ないならやめようよ」


はい、

印星の知恵を使って

やる理由、目的を考えてみて

何もなかったらやめる


これですね。


こちらのやり方は

あらかじめ、自分の価値観を掘り下げる必要はなく、

行動の背景を考えるだけなので

手軽にできるのではないでしょうか。



やめるには

怠惰と知恵だ!


そんなことを表現できてしまう、

十大主星の世界、いとをかし。