四柱推命や算命学で
「個人の才能」「天才」が多い、
というと
漏星や印星があがりがちかと思います
でも、先日、ふと気付きました
財星や官星でも
「天才」ぶりを発揮できる
世界がある！！
まずは、そのネタを思いついた話から
させてください。
先日、ふと思い立って
高校野球の聖地巡礼(私が勝手に命名)に行ってきました。
それは、
彦根城の中にあるという
彦根東高校です。
※もちろん校内には入ってません。ご安心を。
県内屈指の進学校である高校を
甲子園(春)に2年連続出場、
いずれも初戦突破もしているという快挙、
それは学校に新たな歴史を刻んだ
大変大きな出来事であるというのが
入り口に石碑があるということから伺えました
そのチームの主力は、間違いなく
増居投手でした。
「野球は中学まで」と思いつつ
彦根東高校に進学
野球部に入り、2年時からエースとして大活躍、
2度のセンバツ出場と力投(9回ノーヒットピッチングは有名)も
「野球は高校まで」「甲子園出場と勝利は出来過ぎ」と、当時は京大工学部志望、
だったのですが、
慶應大学にAO入試で合格
※慶應には野球推薦はないです
この人の成績的に一般入試でも受かりそう。。
おまけに
1年時から神宮大会ベンチ入り
現在(3年生)時エースの一角
さらには六大学野球と大学選手権を
春秋連覇
まごうことなき天才肌…
(彦根東時代のチームメイト曰く「感性で自分の調子を見極めて調整」してるんだとか)
そんな増居さんの命式はこちら
精神ラインの金の印星が
才能の大いなる源なのは明らかですが、
現実ラインの土の官星2つもまた
才能の源でしょう。
増居投手は、ストレートに自信があり
自分の投球術で相手を抑え込むのを得意としています。
「自分の投球術」もとい
「自分のテリトリーでの戦い」は
土の官星らしさそのものです。
私、趣味柄、いろんな高校球児の命式を見てるのですが、
この増居投手に限らず、
素材の良さを感じる、
自身の体の使い方がうまい、
スポーツセンスのかたまり、天才
には
官星が2-3つあることが多いんです。
もちろん、
天才あるあるの漏星か印星が強い人もいるのですが、
「体が丈夫な(ケガしにくい)天才」
「反射神経的な感性が鋭い」
には、
金＋複数の官星
という傾向が多いように感じられました。
スポーツはその最たる例ですが、
官星は
「体を動かす世界」で
天才となりうる
といえましょう。
そして、
財星の天才はというと
増居さんの慶應の先輩にして
春秋連覇の最大の原動力であろう
主将・キャッチャーの
福井章吾さんです
福井さんは、まさに「キャプテンの鑑、キャプテンシーの天才」。
人格も素晴らしいキャプテンとして
大阪桐蔭高校時代から有名。
高校、大学と、自身が率いたチームは全国制覇。
そんな福井さんの命式はこちら
キャプテン、チームリーダーといえば
官星…と思われるかもしれませんが
福井さんのキャプテンシーは
財星の力を存分に発揮したものと思われました
・周りの選手をよく観察し
ここぞのベストタイミングで声をかけて
ベストパフォーマンスを引き出す
伝わりそうなタイミングを見計らい
メッセージを伝える
これは
財星の「人の感情、状態に敏感」という
センサーのなせる技です
あとは、
リンク先の記事にもあるように
自身の生き方がはっきりしており
その生き方を実行する中で
魅力的な人となり
周りがついていきたくなる
キャプテン、リーダーになる
というのも
財星を存分に発揮した成果です。
「フォアザチーム」という言葉だけなら
官星の世界なのですが
「フォアザチームの世界が
自分らしさを発揮できる居場所であり
そこで存分に実行力をアピール」
という意識は
財星そのものなのです
「自分に合う環境を
掴み取った、
環境を引き寄せた」
みたいな意識です。
(余談ですが
記事にある学び云々は
福井さんの命式の守護神の癸の玉堂星の世界そのものです。
命式に守護神がない場合、その世界の行動を取り入れた生き方をすると大成し、人間的にも磨かれ成長する、の最たる例でもあります)
と、こんなふうに
財星は
「人の状態に敏感に」を
活かせる世界
「自分らしさを把握し
それを発揮する(ための環境を引き寄せて行動する)」世界で
天才となりうる
のです。
余談ですが
福井さんと同じ生年月日の声優さんがいます。
諸星すみれさんです。
諸星さんもまた
天才と言われています
演技の天才ということだそうな。
2歳ごろには
アニメの音声を消しキャラの口の動きに合わせてセリフをいう
(いわゆるアテレコ)
ということを自らやっていたそうで
※普通の子はそもそも言葉そんなに知らない年頃だというのに
演技、声当てが
自分の居場所だ、
という感覚だったことでしょう
そして3歳から劇団ひまわりに所属。
子役、声優として幼い頃から大活躍、
アナ雪 など有名どころの作品にも多数出演。
わずか9歳のときに
・キャラの心情を感じ
それを表現する様が天才
・普通、子役は演技のパターンにハマりがちだが
諸星さんにはそれがなく、自在である
みたいなすごい評価もいただいたそうな。
財星の「人の状態に敏感に」を
演技の世界で存分に活かした
というわけですね
と、こんなふうに
持ってる星を
存分に活かせば
誰でも天才級の活躍ができる！！
のですよね。
※もちろん、
「裏方の天才」でもいいし
天才って、なんでもアリなんですよね。