循環法のお話、
ということで
もらいたくないけど
これがいいのかな…
今日は、
極が財星(禄存星/偏財、司禄星/正財)の人のお話です。
財星らしく、
自分の所有するものを大事にする
損得勘定で物事を見がち
という要素が根っこにありつつ、
これも陰陽で違う世界があります。
・禄存星/偏財
財星の「引力」のとおり、
引きつけ上手、いや
もらい上手です。
物をもらいやすい、
便利な物に出会いやすい、
というと聞こえはいいですが、
人から物をもらうときに
物と一緒に
因縁ももらいます。
そして、
あげた方が
ということで
あげることで
解脱します。
これを、因縁解脱といいます。
逆に、
もらった人(禄存星さん)は、
因縁を蓄積してしまう
そう、
禄存星は
何でもかんでも
引きつけてもらってしまう
もらい上手
自分が欲しい物をもらえるのは
嬉しいでしょうが、
他人の
愚痴などのマイナス勘定
みたいな
もらっても
嬉しくないものも
ありますよね…
でも、
星って
良いも悪いも
判断・選別せずに
動くところがありますよね…
引力の財星の場合は、
もらってうれしいものも
もらうと疲れるものも
無差別に
もらいにいってしまう。
それが禄存星のおきて。
もらいたくないけど
もらってしまった…
なーんてときは、
禄存星の
コップを空に、無にするのが
最強の引力である
という掟にのっとり、
もらったら
空にしよう、捨てよう
これがいいのかな…
・司禄星/正財
司禄星が極の人の特徴は、
まとめ上手
整理整頓がうまい
です。
コンパクトに
後始末して
終わらせる
という感じ。
十二大従星の天庫が組み合わさると
まさにクローザーでしょう。
人には、
・何かを始めるのが得意
・何かを継続して続けるのが得意
・何かをまとめて終わらせるのが得意
というタイプがありますが、
司禄星は「まとめて終わらせる」タイプ。
ただし、
質素を好む司禄星ですから、
小さくまとめる
こじんまり
になります。
なので、
地味なものが出来上がります。
まとめる＝小さく、コンパクトに
なのです。
マイナスのもの(借金とか)を
小さく纏めるのも得意。
これはありがたい。