通変の組み合わせシリーズ。
今回は、漏星&財星です。


イメージ:外向的、主体的、流れを作る、「事業・商売」

図からもわかるように、漏星も財星も、自星から外向きに矢印が出ていますので、
外向的、主体的に外に働きかける力が強い
となります。


事業や商売をするには、このように、自星→漏星→財星の流れがとても大切です。

自星→漏星で、開発と工夫によって事業を「生み出し」「自己表現でPRする」。

漏星→財星で、生み出し表現した事業が
「周りを惹きつける」
「周りを見て事業を少し修正して対応、売れるようにする」


なので、大企業経営者で成功している人に、自星・漏星・財星が強いタイプが多いのです。

また、「事業」を、「自分のキャラ(演じるものも含めて)」とすれば、役者、芸能人としても成功するという解釈もできますし、実際、成功例が多いです。
自星が強い場合はセルフプロデュースタイプで、自星が弱いか印星が強い場合は、事務所や大物プロデューサーに育ててもらうタイプでしょう。


この働き方の例のように、

漏星→財星と流すことで、自分の表現や生み出したものが人を引きつける=お金になる

という、「売り方」の仕組みを説明できます。
そして、自星→漏星と流れますので、自星が強いほど、漏星→財星と流す力も強くなります。

売れるため(財が強くなるため)にはまずは自分、まずは自己開示(自星→漏星)

ということです。

待っていれば見つけてくれる…そんな時もあるかもしれませんが、まずは外に自分から働きかけ、外に自己表現しようね、って、漏星と財星が教えてくれていますね。


この漏星と財星の組み合わせは、自星→漏星→財星と、自星から相生として楽に流れていくことができ、自星→財星の剋を漏星が和らげてくれるので、活用するのが最も楽な組み合わせです。

うまくいかないとしたら、財星が自星より強くてなかなか財星に働きかけできない、つまり周りを見すぎて自分を見失っているときぐらいです。

周りの「よい」「素晴らしい」の基準に振り回されて、それに応えようとすると拗らせてしまいます。

周りの「よい」ではなく、自分にとっての「よい」を見つけて初めて、自星→漏星→財星と流すことができるのです。