久しぶりにホルスタインの双子が生まれました。
性判別精液を使ったのでメスの双子:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


のはずが2頭目はオス・・・・・・



ガックシ(_ _。)



出がらしです。




先週、手術後個室で1頭で飼っていた牛が往診中に死んでしまいました(泣)


ところがその1時間後、その個室の前に新しいエサが置かれていた!


その日のエサやり担当に聞いたら


「僕がエサやりに行った時にはまだ生きてましたよ。」



って・・・・・(ーー;)



その牛、ゾンビか?
気が付けば12月も半ば。
今年の冬は寒いです。

出からしです。


先月の半ばに乳房炎のセミナーに行ってきました。前回の日記以降、乳房炎も少なく調子に乗ってついつい「最近の乳房炎の研修会の内容には食傷気味」なんてコトをFBで口走ってしまったら現在、乳房炎爆発中です(ーー;


口は災いの元だな。



恐るべしラリー・フォックスの祟り(爆)



すでに10月半ば。
今年の夏は3年前の酷暑に匹敵する夏でしたが4月に赴任してきた本社の獣医が頑張って飼料設計をしてくれましてなんとか成分を維持できましたグッド!
その上、この地域の夏ではありえないような乳量も出荷出来ました。チョキ


しかし、アベノミクスの影響もあって単月決算大赤字ですドクロ


しかも蹄病が出まくてます汗


毎日のように蹄病治療やっている出がらしです



昨日は乳房炎治療にかかる抗生物質の使用がありませんでした。
新規発生の乳房炎牛は薬を使わずに治療して回復したし、治療群の乳房炎治療牛も回復したので抗生物質の使用を打ち切りました。
ここの牧場へ来て4年2ヶ月。ようやくこの日を迎えました\(^_^)/


ここへ来た当初、牧場は乳房炎のオンパレードで搾乳の度に乳房炎牛が大量発生してました。
治療群にも40頭くらい乳房炎牛がいるのが当たり前で治らない。


というよりも治そうとしない!!

やる気がないスタッフしかいませんでした。


だから体細胞はいつもペナルティーでした。


出がらしは確実に乳房炎を摘発する、乳房炎の乳は搾らない、この2点を徹底させてペナルティーの回避と乳房炎新規発生ゼロをさせることができました。
そうなると中国人研修生の意識が変わってきたのですが日本人スタッフは全くダメでした。
そのため治療群は相変わらず満杯でした。

3年前、日本人スタッフが全員辞めたところで中国人研修生を再度教育し直し、全員が同じように乳房炎治療ができるようにしたことで摘発が早くなり治癒も早まりました。
そして経営体制が代わり本社からスタッフも派遣されさらなるレベルアップが図られた結果、体細胞のペナルティーはなくなりました。
新体制下で採用されたスタッフもがんばって今月の新規乳房炎で抗生物質治療した牛は10頭以下で治療群の乳房炎牛も回復したため抗生物質使用がゼロの日を迎えました。


ここにたどり着くには決して自分ひとりの力ではありません。本社や現在のスタッフの協力、代を引き継いでやってきた中国人研修生、僕のやり方に異議を唱えず遂行させてくれた経営者。
全ての協力による結果です。


今度は乳房炎治療だけでなく往診ゼロ、その他治療ゼロの日も達成できるようさらなる向上を目指して頑張っていきたいと思います。
気がつけば暑い夏も過ぎてました(汗)
ブログも放置しすぎましたが( ̄_ ̄ i)

出がらしです。


今年の夏は3年前同様に酷暑でした。
ウチの地域は毎年夏になると乳脂肪が基準割れを起こします。
そんなこともあって4月から赴任してきた本社の獣医にエサの設計をお願いして早い時期から夏の対策を実施しました。

その結果、管内の他の牧場が脂肪率低下に苦しむ中、ウチは基準をしっかりとクリアし、なおかつ平均乳量30kgというウチの地域の夏ではありえんくらいの乳量を出荷してました。

しかし8月の終わりの涼しかった時期に一気に乳量が増えた結果、管内の牧場が一斉に乳脂肪の基準割れを起こしたため地域のブランド牛乳が製造できない事態になりました。
このブランド牛乳を製造してるのは大手A乳業。ウチはA乳業に30%、関東に本社がある中堅のB乳業70%を出荷してましたがちょっとしたことから組合とA乳業からボロクソに言われた上A乳業からは「アンタのトコの牛乳はいらない。」とまで言われたので隣県の乳業に30%を出荷してました。

しかし組合からブランド牛乳を作るにはウチの牛乳もないとできないと言われしぶしぶ了承しました。その間、B乳業への出荷はナシ。

半月ほどの間、集乳車の集乳コースも毎日変わるような状態でしたが、ようやく他の牧場の乳脂肪も元通りになり通常の集乳体勢に戻りました。


その結果、B乳業には30%の牛乳しか配分されず、70%は大手A乳業へ!!!

ウチの牛乳、いらないんじゃねーのぉー????むかっむかっ

集乳コースを決めるのは組合。どさくさにまぎれてあんたらなにしてんねん?

まるで火事場どろぼうやんっ(笑)


ちなみにその日から治療牛の抗生物質残留検査をお願いしているB乳業の検査結果が悪くなった( ̄▽ ̄;

ヘソ曲げはったんやろーなー・・・・・
三日間に及ぶ削蹄が無事終わりました。

削蹄師のみなさん、ありがとうございました。

サポートに入ったスタッフもおつかれまさまでした。


削蹄頭数485頭は過去最高だと思います。

今回、削蹄師のS藤さんが開発した電子カルテを初めてウチの削蹄で使用したんですが、非常によろしいです。

蹄病の分布が非常によく分かります。

詳しくはみてないんですが、非蹄病比率が96%でした。

つまり蹄に異常のない牛が466頭。蹄病の牛が19頭ということです。

O合さんの話ではここまでいい牧場はないらしく、よくても75%くらいだそうです。

「いい削蹄師、やとってるねー!」とO合さん自身が自画自賛してましたがホント、いい削蹄師に来てもらってます。

また次回もお願いします。


あ、オキタさ~ん、及川君、帰りますよー=^_^=