そんな感じで自分なりにやるべきことを考えて仕事をしていると、仕事が楽しいんです。

そりゃもちろん遊びか仕事か選べと言われたら遊びをとりますがw

ただなんというか仕事のときと遊びのときでの精神的な状態があまり変わらなくなったんです。

日曜日の夜や、長期休暇の終盤の嫌な気持ちが気が付いたらなくなっていました。

やっぱり仕事が楽しいからなんだと思います。

そのことを家族や周りに話すと、仕事が楽しいなんてうらやましいといわれます。

たしかに僕も昔は通勤電車の中で憂鬱な気分で沈みまくっていました。

ところがあることをきっかけにその生活が徐々に変わり出しました。

最愛のロードバイク、defy1との出会いです。それをきっかけに以下の4つの段階がありました。

①最初は通勤トレーニングのおかげで、テンションが上がり頭が冴えたいい感じの状態で仕事に入れるところや、終業後のトレーニングが楽しみで仕事中もウキウキするといったようなことから仕事が楽しくなりました。

ようは嫌な仕事への入りと終わりが楽しいトレーニングになったことで、トレーニングを動機に仕事もがんばれた感じです。

②次第に自転車熱が高まってくると、自分で自転車のスキルを高めるために色々本を読んで知識を取り入れて、実践して、自分なりに工夫していくようになりました。

その過程で生まれて始めて勉強をすることの楽しさを知りました。テストで良い点をとるような勉強じゃなくて、取り入れた知識の真偽を自分で確かめて、選択しながら活用していくような勉強。

それまで勉強が楽しいなんて思ったことがなかったので、すごく新鮮でした。

自転車で培ったこの感覚は仕事上の専門的スキルを磨くのにも役立ちました。

様々な指導法を自分なりに学び、実践して自分なりに工夫していく。

その成果があらわれるのは本当に楽しかった。そりゃそれまでみたいに深く考えずにダラダラ仕事をこなすのは楽だったけど、楽をすると楽しくはない。

なんとなく適当に要領よくやっていった方が人生楽しいやと
思っていた自分にとってはかなりの意識改革になりました。

とはいうものの基本はめんどくさがりなので楽な方に流れますがw

③そしてちょうど同時期に現在chariotチーム守のチームメイトである横井さんから、利他の精神を学びました。

そして教師として子どもたちが少しですごしやすくなるようにしてやりたいと思いながら仕事をするようになりました。

利他の精神をもちながら仕事をすると、子どもを喜ばしてやりたいとか、子どもが楽しく授業をうけるために自分はなにをしてやれれんだろうというように心のベクトルが外に向くんですね!?

仕事はよおわらせてかえりてー、めんどいなー、なんで残業せなかんねんみたいにベクトルが内向きになっているときよりも明らかに楽しいし、同じことをしていても疲労度が違います。

ゲームとかに熱中してる時ってぜんぜん気持ち的には疲れませんよね?あの感覚に近いです。

その感覚になってしまえば仕事もそんなに苦痛じゃなくなりますよね。

だから利他の視点を持って攻めに転じれば仕事は大分楽しくなるのではと個人的には思います。

あまりにも拘束時間が長すぎて肉体的疲労がたまると心に余裕がなくなるのでそうも言ってられませんが。

④そしてdefy1に乗って一人で地図を持ってロングライドに行ったり、ヒルクライムやレースで自分なりに目標を決めて成果を出したり、様々な方と出会わせていただく中で、なんだか自分に自信がもてるようになりました。

理由はよく分かりませんがおそらくそれまでの人生で自分で道を切り開く経験がなかったから、自分に自信がなかったんだと思います。

与えられたことを要領よくこなしてただけだったから、自分でやっているようで終始受け身だった。

一人ロングライドでは様々なトラブルに自分で対処しなくてはいけないので、意志決定力が磨かれます。

ヒルクライムやレースに目標を立てて挑戦するなかで、自分なりに考えて一生懸命トレーニングをし、成果が出る喜びや、逆に改善点を見いだしながら修正していくプロセスも自信につながったのかもしれません。

その自信が生活全般で役立っており、もちろん仕事面でも、自分の決定に自信をもっています。まずかったら適宜修正を加えますが。


他にも細かい学びは沢山ありましたが主にこの4つが仕事が楽しくなった要因だと思います。

仕事の楽しさに気づけたので、楽しんで仕事をして、周りも楽しく仕事ができるようにしたいです。

教師が楽しんでいると、子どももすごく楽しそうなんですよ。

だから自分が率先して楽しい雰囲気を作り、子どもも、周りの先生方もそんな雰囲気で楽しく仕事ができるような環境にしていきたいなと思っています。

仕事に関して長くなったけど、子どもたちがすごしやすくするためにスキルを磨くことと、職場を楽しい雰囲気にすることが夢です。