引き脚の連動を意識し出してから、

35km巡航が普通にでき、

40kmぐらいも楽に出せるようになっている。


それもあって、

最近ガンガン踏みこんで漕いでいる。

風が強くても無問題!


そんなふうに調子に乗っていたら、

昨日右の股関節が悲鳴を上げていた。

ドイツ対スペインを見ようと

テレビの前にあぐらをかいていたときのこと。

ふと右の股関節を触る。

なんか痛い・・・

漕いでいるときには気付かない痛み。


やっぱりあれですね。

左脚がうまく使えていない。

利き足じゃないから当然と言えば当然なのだが、

なんか悔しい。


ちなみに右の足は、

ロードに乗り出す前から痛めている。

以前やっていたラグビーで、

体の右側ばかりでつっこんでたもんだから、

骨盤と大腿骨のつなぎ目あたりが慢性的に不調だ。

多分一生治らない。


でもそんなハンデなんか関係なく

だれにも負けないクライマーになりたい。


ランス・アームストロングも言っている。


「あらゆるマイナスをプラスに変えなさい」と母は言う。
無駄なことはなに一つない、あらゆることを利用しなさい、
昔の傷や屈辱は張り合うエネルギーのもとになる。


癌の克服に比べたら、右足の古傷なんてたいしたことはないはず。

左足をうまく使えるようになって、

右足の負担を減らせるようになればいいだけのこと。

絶対にできる。


というわけで今日は左脚をやたらと意識して、

強めに踏み込みました。

しばらくそうしてみて左脚を鍛えようと思う。

右脚にばっか負担をかけないように。


ちなみにこんな前向きチックなことを書いていますが、

痛みを発見した時は結構ショックでした。

今までの筋肉痛とは違う。

股関節が痛いのってまずいじゃん・・・

このままトレーニングを続けたら故障とかもしかねんかも。

ちょっと悪いほうに考えてしまいました。


そう考えると、

ロードに乗るモチベーションもえらく下がりました。

今日の朝も風が強くて思うような速度で巡航できないし。

もう!


でも帰りは風の影響も少なく、

いい感じでこげた。

スプリントレベルの負荷をかけなくても、

20~30秒ぐらい45kmでも走れた。

やっぱ楽しー!


単純である。


きっとどんなメンタル状態であろうと、

自転車に乗るのが楽しいという気持ちだけは、

決して忘れてはいけないのだと思う。


ベルナール・イノーも言っている。


わたしにとって自転車とは、練習のときもレースのときも

遊びの部分をまだ多分に残しているもののようです。


偉大なるサイクリスト「イノー」の言葉である。

今では一般的になってきたツール・ド・フランスで5回優勝したイノー。

ツールではアルプス山脈(ピレネー山脈もだが)を自転車で走破する。

下りになると100K/hのスピードで駆け下りる。

ひとつのミスが正に命取りになる。

そんな厳しいレースを何度も経験している男の台詞がこれである。


エースとして失敗すればチームに迷惑がかかり、名誉も無くなる。

命も失うかもしれない。

それでも「遊びの部分」が重要だと。


「これからレースだ、楽しみ」みたいなワクワクドキドキを

何よりも優先させているのだろう。

世界のトッププロで在り続けながらも中身は子供で在り続ける。


2005-06-16 - 東京コンフィデンシャル 音楽室より引用


まずは自転車の乗るのが純粋に楽しいという気持ちが

強くなるためには何よりも大事なんだと思う。

忘れないようにしたい。



おお!


書いていてなんだかモチベーションが上がりまくってきた!!!

明日こそは1時間の通勤トレーニングに初挑戦だ。

実は雨の天気予報やW杯テレビ観戦の寝不足の影響もありまだやっていない。

明日こそは必ずやることをここに誓います。


絶対に強くなってやる!!!