1995年くらいからか、POGとよばれる海外の紙のメンコと、プラスチックでできた厚いメンコが売り出された。

これは、紙メンコの束、紙メンコのタワーに、プラスチックメンコを叩きつけて、紙メンコを弾き飛ばしたりして、従来のメンコルールのように遊ぶというもの。

そして、トミーやBANDAIからも発売された。

BANDAI ディスクジャック

ストリートファイター2

1カプセル(ボンバーチップ4枚、ディスクボンバー1枚)100円

ドラゴンボールZ

1カプセル(ボンバーチップ6枚、キラボンバーチップ1枚、ゴールドディスクボンバー1枚)200円

ストリートファイター2や、ドラゴンボールがガシャポンで発売。ジャンボカードダスでガンダム等も発売された。

トミーキャラチップ

ハイパーチップ200(キャラチップ5枚、ハイパーチップ1枚)200円

キャラチップ100(キャラチップ5枚)100円

ドンキーコング、忍空、幽遊白書、スーパーマリオなど。こちらのキャラチップはコンビニや玩具売場でパック売り。ガシャポンでも１００円Verが売られた。忍空のグッズといえば、キャラチップの記憶しかない。

ラストザウルスもあったが、一体何についていたのかは不明。

グルグルのプラスチックは、自作かと思えるほど、分厚い。使用したら結構な破壊力はあるはず。

まぁ、色々発売されていたので、流行っていたのだと思うけど、周りで遊んでいる人はいなかったように思う。キャラチップなんかは、結構コンビニでも売っていたし、皆持っていたように思うが。

たぶん、プラスチックでメンコを叩きつけるというのが、日本人(日本の子供が)には合わなかったように感じる。紙のメンコが簡単に凹んだり傷ついちゃうからね。

理由は定かではないが、広く展開していたわりには、急速に姿を消したコンテンツだった。

1995年7月号コロコロコミックの付録のやったね！ラモズくんディスクジャック。

96年頃にはフリトレーから、メガタゾがオマケとして発売されており、コンセプトは少し違うが、こちらも流行ったわりには、急速に消滅した印象がある。

規格(大きさ、厚み)、収納グッズ、ルールなんかが統一されていれば、メンコ文化も末永く続いていたのかもしれない。