ジャケットの裏側には内ポケットがついています。
この内ポケットを取り囲むように裏地を張ることをお台場と呼びます。
なぜ「台場」ではなく「お台場」なのでしょうか?
それは明治初期の職人用語がそのままきているからといわれています。
将軍がつくった砲台ということもあり敬語として「お」がついたといわれています。
お台場は何のためにあるかというと
裏地の張り替えがしやすいことからこの仕様ができたのです。
昔はジャケットの裏地は表地と比べて弱いという欠点がありました。
着続けていると表地は問題なくても裏地が擦り切れることがよくありました。
当時は裏地の取り換えをするのは別に特別なことではなかったのです。
しかし現在の裏地は主にキュプラというレーヨンの一種が使われています。
強度もあるためそうそう擦り切れることはありません。
したがって裏地を張り替えることもなくなってきました。
現在は「お台場」は機能的にはあまり関係のない物です。
機能的にあまり関係のなく、表には出ない箇所ですが、人気の仕様です。
最近では量販店の既製品でもこの「お台場」仕様がついているのをよく見ます。
