もうどれくらい無人島にいるんだろう
たまに晴れ間が覗くけど
ほぼ毎日霧が掛かっている
視界は悪い。
いつまでこの無人島にいるんだろう。
遠くは無い距離だが
遥か彼方
きらびやかに華やぐ音が聞こえてくる
今日も霧が掛かっている。
全てを捨てなければならないのだろう
頭を悩ませる。
適当ならば悩みは無いだろう。
距離は長い。
オレには何も無い。
金も音も知恵も人脈も無い
あるのはチンケな言葉だけ。
ただの臆病者なだけ。
揺るがない精神と同志が欲しいと願うだけのただの臆病者。
ダセえヤツだと笑ってくれていいんだ。
どうしようもないヤツだと…。
苦痛は続く
足もすくむ。
今日も霧は晴れないでいる。