防衛に関するアレとかコレとか

防衛に関するアレとかコレとか

日本の防衛に関する話題やネタを取り上げつつ、この国の将来を勝手に考え、勝手に憂い、勝手に一喜一憂する。要は、軍事ヲタの独言。

Amebaでブログを始めよう!

報道の通り、南混団204飛行隊のF15が消息を絶ったようです。


尾翼等、機体の一部が発見されたとのことですが、

幕発表の詳報(3報まで確認)によれば、

操縦者の三佐は依然捜索中とのこと。


一刻も早く、救助されることを祈ってやみません。


今日は朝からこの報に触れ、

なんとも心落ち着かない1日を過ごしました。


15操縦者にも、友人・知人がいるため、

速報を聞いた時には、かなり同様しました。


操縦者の三佐も、期別からすると知人の同期に当たる方であり、

ご家族や隊の皆さんの心中を察するに、余りあります。


ここ数年は、沖縄に旅行する度、

まずは204のフライトを見るのが恒例となっていました。


百里から異動した後、那覇で見る204の機体は、

まるで旅先でばったり逢った親戚のようで、

なんとも言えない感慨に浸っていたものです。


それだけに、とても心配でなりません。


捜索に当たられている救難や海保の皆さんに思いを託すことしかできないのが、

なんともやりきれず、悔しく、本当に心苦しい限りです。


9年目のジンクスを超えて、10年目の7月4日も無事に過ぎ去った直後のことだけに、

いったい、この季節に何があるのかと、やり場のない悔しさばかりがよぎる。


そんな出来事があっても、まるで慈悲なきがごとく、

うだるように暑い「いつもの市ヶ谷」が、とても恨めしい。


このまま書き続けても、

悔しさや心配や、悲しみや、そんなものしか出てこないので、

ただただ、三佐とそのご家族、隊、那覇救難、海保の皆さんのために、

今夜は祈ります。



まぁ、ご多分に漏れず、有象無象の企業による、

第三次補正予算の獲得競争が、市ヶ谷では続いている訳です。


被災された方々を思う日々を忘れてしまったのか、

どの企業も、自社製品の売り込みに必死なご様子です。


ですが、本当に役に立つもの、買う価値のあるものって、

一体全体、どのくらいあるんでしょうね?


正直、色々疑問に思えて仕方ありませんわな。


そもそも、政府調達の仕組みからして、

「価値のあるものは買えない」仕組みとなっていますから、

いくら震災対応だなんだって言っても、

モノの買い方や買い方の発想までは変わらない訳で、

金使ったはいいけど、いったい被災地の今や、

次に起こるであろう災害に向けて、いったいどれくらいが役に立つ?

と思ってしまいます。


そらね、失われた10年だかなんだか知りませんが、

長らく続く不況下において、これほどデカイ予算執行は、そうそうありませんわ。

それは事実ですし、それが故に、必死になるのも理解できなくはありません。


しかし、使う客のことを考えてもらいたいもんですね。

誰か、声の大きい人が必要と言ったからと言って、それが本当に必要とは限らない。


「それ、要らないと思います」


そういえる、ベンダーさんが必要なのだと思います。




某地方新聞だの、それを受けたツイートだので最近、

千歳やら松島やらの航空祭で、さもブルーが展示飛行を再開するかのような伝わり方がされていますが、個人的には、とても懐疑的。


そもそも現状、移動展開訓練の名目で芦屋に要員を展開させてはいるものの、空幕某所より伝わってくる話によれば、芦屋では単機訓練から実施しているとのこと。


そうなると、各番機のOR/TRが単機を終えて、

編隊連携や各区分の訓練に入るのは、まだまだ当分先でしょう。


しかも現状の移動展開は、ライセンス維持の名目が強く、

現にパイロット達は芦屋に常駐することなく、松島へ定期的に帰投している状況のようで・・・・。


具体的には書きませんが、

ライセンス維持のためには一定期間以内に所定の飛行時間を稼がねばならず、

他方で災害派遣真っ直中の松島基地をほっぽり出す訳にもいかず、

ライセンスが切れる前にまた芦屋へ移動し、期間が空いたが故にまた単機訓練を実施する、といった状況と思われます。


11SQの皆さんの、大変なご苦労が思いやられます。


加えて、この節電を求められるご時世ですから、

各基地・駐屯地・分駐屯地にも当然、節電のお達しが出ており、

今まで通り訓練をこなす、という訳にもいかないようです。


私自身、十数年来、ブルーを見ることだけを楽しみに生きてきた人間ですから、

そりゃ当然早い時期の飛行再開を祈ってはおりますけれども、

なんだかね、報道先行というか、期待値先行というか、

担当者の意気込みがさも決定事項のように伝わるのは如何なものかと思います。


そして同時に、ツイートする前に、

一瞬考える姿勢が重要なんだろうな、とも思う次第です。


ブルーは、復興の御旗になり得る存在であるからこそ、

慎重に、安全に、時期を見て展示飛行を再開して欲しいものです。


そもそも、彼らは今、災害派遣任務中であることを忘れてはいけません。