今回はVP9。



こちらは私の中で一番のお気に入りでございます。

例の如く色々とついております。


そして、所有するガスガン(CO2ガスガンを除く)の中で最高のブローバックフィールと考えている品でございます♪



ドイツのHeckler & Kochのモデルというだけで良いものである事間違いなしと、

個人的にとてもひいきしてしまいます笑



トイガンとしても良い製品ですので、各部をピックアップして参ります。




 1.外観


いつも通り刻印から、



左面に名称、弾種、生産国の刻印。



プラ製ダミーのコンペンセイターが割れていて、一番悲しいのは私ということがお解り頂けますでしょうか?笑

ネジを締め過ぎて割れました…


こんなのでも国内ではもう中々手に入らないです。




グリップ下部にVPの刻印。

VPはVolks Pistole(フォルクスピストル)の略で、国民拳銃の意。


尚、実銃においてはマーケットによりSFP9の名前で流通しているところがあったりとややこしい様です。


自衛隊でも新規に採用されましたが、SFP9の名前の方です。



トイガンの話に戻ると、

日本市場にはSFP9の刻印のものを作って頂ければ、歓喜する人もっと多かったのかなと思ったりします笑



反対側は枠だけ彫り込まれた空白があります。



尚、マグウェルは社外品。

選択肢は画像のもの一択しか無いですが、お勧めパーツ♪

(ノーマルのマガジンプレートでも問題なく使用出来るものです。)



右面刻印。


スライドの塗装の質が良く、触れるとザラザラたした感触です。

質実剛健な印象を受けるのは、塗装の質感が大きいかもしれません。




マガジン背面。


スチールでは無く成形手法も違いますが、噛み合わせて溶接されてる形状が良いですね♪



マガジン側面には9mmの刻印。



以下、外観で気になるところ、



一旦コンプ外しました。


個人的にバレルの質感がとても良い様に思います。


程よくスレて、ダメージが現れるのが絶妙♪


インナーバレルが目立つのだけ改善したいところ…




左はVFC G17 Gen.5。


スライド長はG17と同等。




 Glockのハイグリップさには敵わない…


しかし、VP9にも補って余りある魅力があります。




 2.実用




第一にグリップパネルの豊富さを挙げます。


とにかくユーザーに合わせた設計で評価の高いポイントです。


グリップ底部のピンを抜き、背面パネル、左右パネルと外す事が出来ます。


それぞれのパネルにS.M.Lのサイズがあり、組み合わせは豊富です。


問題点として、組み合わせや個体差によって、

マガジンを圧迫して自重落下しなくなったりするので、

いろいろな組み合わせを試す必要があります。




私のセッティングではグリップパネルに段差が出来ていますが、握った時の違和感は皆無です。



スライドエンドに見える穴がコッキングインジケーターです。

発射可能な状態にあるかを判別出来ます。



赤いドットが見える状態=ハンマーが起きている

と判別可能です。


トリガーインジケーターもない為、外観から射撃可能かを把握出来るのはこの部分だけになります。




現代銃らしくしっかりとアンビ使用。


マガジンキャッチについてはHKらしくレバー式採用なので、操作感は好みが分かれるところ。


スライドストップは頑丈ではなさそうなので注意が必要。





テイクダウンはスライドストップがかかっている状態でテイクダウンレバーを回し、スライドを前へと引き抜くだけ。


引き抜く際に引っかかり感があるので、スライド後端から親指で前へと押し出すようにすると良さそうです。

(必ずハンマーが起きている事を確認しておく。)



ホップアップは無段階ダイヤル式。

馴染み深く特に言うこと無し。



スライドを戻す時、個体によってはバレルアッセンブリがはまりきらず、テイクダウンレバーを回せない事があります。


その際は棒状の物をアウターバレルの中に差し込み、インナーバレルを押し込むとチャンバーパーツがシャーシと噛み合ってくれます。





動作ですが、鋭くも重さのあるリコイルで力強さを感じます。


初めに申し上げた通り、ブローバックの質はCO2ガスガンを除いては最高峰に感じます♪


何を持って最高かは人によりけりかと思いますが、上位に入ることは間違いなし。




 3.まとめ


如何でしたでしょうか?


銃に限らずドイツ製の道具は洗練された造りというものが、

機能美として目に見えるような芸術性がありますね。



注意点としては、

・右側スライドストップが少し弱い。

・スライドの素材からフィールドにより制限される場合がある。

・マガジンが高価。


といった辺りかと思います。



・グリップフィールに拘る人

・リコイルフィーリングを楽しみたい人

・左手で扱えるものを探している方

・基礎のポテンシャルの高さを感じたい方

・ドイツ愛国者


にはお勧めかと思います♪



拳銃市場はグロックが圧倒的シェアを誇っておりますが、他にも選択肢があるということを推していきたいですね。


そして、マイナー拳銃にもカスタムパーツが供給されることを祈る…




最後までお読みいただきありがとう♪







おまけ



気に入りすぎ問題笑








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